・タイトル
MAJOR 第35巻
・本の概要
・練習試合の結末
・専用グラウンド
・臨場コーチ
・野球部崩壊
・謎の来訪者
・点数 64点
ストーリー☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆
・感想
内容の良し悪しというよりは、ちょっとご都合主義すぎやしませんかね?な1冊でした。
「誰に向かって口聞いてやがる」的な煽り文句と共に、リトル、シニアでキャッチャーをしていたことを高らかに宣言し、実際に吾郎の球を取る田代。
ふむ……現役の名門校が手も足も出ず、海堂が手こずった吾郎の球を1年以上のブランクで難なく取るって無理があるような。
それが出来るんなら田代も天才級キャッチャーなんじゃないかな……まあ、いいけど。実際そういうことかもしれないし。
臨時とはいえ、直近までプロだった親父が息子の高校の臨時コーチって有りなの?
正式な手続きを経てコーチになるのに制限かかってるなら臨時とかズルくない?
この人マジで吾郎に甘いよね。
問題がないならまあいいけど。
野球部崩壊の危機の際、野球に興味があった1年トリオや本人が実は部活やりたかった内山はまだしも、体育会系への憎しみが強い宮崎があんなもんで落ちるとは思えないんだけど……虐げられたり、興味のあったスポーツを楽しむ権利を奪われた人はそんなに単純じゃないような気もするけど……まあ、高校生で自分以外の男子がみんな野球部に入ったら入らないと居心地悪いだろうからいずれは入っただろうからいいんですけどね。
結果、疑問はあるけど納得できなくもないことばかりだったのでこれ以上は不問ということで!
さて、話は戻りますが、野球部のグラウンドがないから学校の許可を得て、学校所有の山から土を運んで屋上に専用グラウンドを造るってのは発想が斬新ですよね。
突然の来訪者は生意気な少年です。
態度悪いわ、いきなり吾郎に勝負挑んでくるわ……でも不思議とムカつかない、何でだろう?
別に好きなキャラではないんですけどね、彼。
ほんと不思議。
コミック

MAJOR(メジャー) (35) (少年サンデーコミックス)
- 作者:満田 拓也
- 発売日: 2001/05/18
- メディア: コミック