神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

スプラウト 第5巻

スプラウト(5) (別冊フレンドコミックス)

・タイトル

スプラウト 第5巻

・点数 84点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・本の概要
・お泊まり
・いちばんの女の子
・ただいま
・秋風

・感想
草ちゃん罪深い男だなー
片岡さんが可愛い嫌がらせしてるからそれでちょうどいいかも(笑)

実紅ちゃんが「お兄ちゃん」って言ったのに対して反応するタッキー面白いww

お兄ちゃん(本物)は思いの外豪快でした。
それでいて微妙にアメリカンな性格。
そしてさらっと爆弾発言をする。

お兄ちゃんと似てると言われて過去一の嬉しそうな顔するのはブラコン以外の何者でもないよねww
そこの実紅ちゃん可愛い。

家庭の事情から始まって家庭の事情で終わるのはなんか切ないね、いや、まだ終わってはないけど。


検索で引っかかったおまけ

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不可能犯罪の謎:正義と悪の間で揺れ動く心理『不能犯』

【コミック】不能犯(全12巻)

・タイトル

不能犯

・本の概要

数々の変死事件現場に現れる謎の男・宇相吹正。
しかし、誰も彼の犯罪を証明することが出来ない。
人は彼を、犯罪を立証することが出来ない容疑者「不能犯」と呼ぶ…。
憎悪、嫉妬、欲望、そして愛……
宇相吹は依頼人の歪んだ思いに応え、次々と人を殺めていく…。
戦慄のサイコサスペンス開演!

・著者情報

原作 宮月新 漫画 神崎裕也

宮月新
宮月新(みやつき あらた)
職業 漫画原作者
活動期間 2013年~
ジャンル 青年漫画、サスペンス
代表作(どちらも原作担当)
不能犯
『シグナル100』

2013年、『グランドジャンプ』10号にて『不能犯』の連載が開始され、原作を担当。

2015年、『ヤングアニマル』の新連載攻勢第1弾作品として15号より『シグナル100』の連載を開始。

2019年8月、『シグナル100』の実写映画化を記念して、スピンオフ作品である『シグナル100 零』の連載を『マンガPark』にて9月5日より開始。

2019年9月、『ヤングアニマルZERO』にて、創刊号より『去勢転生』の連載を開始(後にヤングアニマルに移籍)。

2020年2月、『マンガPark』にて『救い給え、殺り給え』の連載開始。

心理戦や催眠術をテーマにした原作漫画が多いのが特徴。

神崎裕也
神崎裕也(かんざき ゆうや)
出身地 熊本県
職業 漫画家
活動期間 2001年~
ジャンル 青年漫画
代表作
ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-」

2001年25歳の時に第5回ヤングジャンプ月例MANGAグランプリにて「ツキノマホウ」が佳作と月間ベスト賞を受賞。

数度の読切を経て、2005年に『亜熱帯ナイン』で『週刊ヤングジャンプ』に初連載。

2009年、『週刊コミックバンチ』にて『ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-』を連載開始。

・点数 100点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆☆

・評価
人間の心理の真理を題材にした作品であり、事件への関連の証明・刑の執行が共に不可能な犯罪、所謂不能犯を主人公とした心理に直接響く衝撃作です。
ちょっと難しい心理学的な要因等の話も出てきますが、丁寧に説明してくれるので分かりやすい部類だと思います。
それでも億劫に感じるなら難しいところを読み飛ばしても多分何とかはなります。
そういう風に造られていたと思います。
そして、それぞれのエピソードタイトル毎に違ったアプローチで仕掛けてくる人間の深層心理が奥深くて興味をそそられた作品です。

画力に関しても申し分なく、分業制の強みを大きく感じました。
一見するだけでは何を考えてるか分からない、本心が分からない、平気で思ってることと逆の事をする・言う人間達の愚かさ・愛おしさ・面白さを見事に表現しています。
表情の変化が凄くて、二面性を描くのも、心のエラーを描くのも天下一品でした。

メインの主人公、その対極に位置するライバル役兼もう一人の主人公も魅力的なカリスマ性の持ち主ですが、何より特筆すべきだと感じたのはエピソード毎に異なるそれぞれのゲスト主役のそれぞれが見事に輝いてることです。
さすがにネタ切れになりそうなところも乗りきり、作品としての魅力を底上げする全ての出演キャラクターと描き切った作家陣に拍手と賛辞を送りたい程です。

主題的に当たり前なんですけど、緻密に作り込まれ、計算で愚かさを演出し、尚且つ初っ端から攻めてきた斬新さを評価して満点評価です。
正義と悪の定義を心理学的な観点から付いた哲学も見所。

心理戦と催眠術なんて結構見尽くしてきたのに熱中するほどに面白く、終始満足感のある終わり方でエピソードを繋げ、続きを手に取りたくなる最高レベルの作品でした、


以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いてます。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。


不能犯 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
不能犯 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
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不能犯 10 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
不能犯 11 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
不能犯 12 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)


・感想
単刀直入に言うと、めちゃくちゃ好みの作品でした。
人間の愚かさ、醜さ、哀しさ、愛おしさを様々な角度から描いているのもよきでした。

原作者・宮月さんの得意分野、心理戦と催眠術は遺憾なく発揮されています。

心理学に基づいた催眠術、マインドコントロールを駆使して犯行・依頼の遂行が行われる設定の為、原理の説明の際に様々な心理学用語が出ます。
聞き慣れなかったり、難しかったりしますが、結構核心を付いていることもあり、非常に勉強になる部分があります。

そんな立証不可能な犯罪者、宇相吹正を追えば追うほど闇に堕ちていく。
真っ直ぐで熱いハートと正義感を持った熱血刑事ですらも、正義と悪の狭間で揺れ動く。

正義とは何か?悪とは何か?
正義は存在するのか?
それすら思い込みなのか?
正義を捨てなければ止められない悪が存在するとしたら正解は何なのか?
正義絡みで問いかけられる問題は山積みでした。

また、共感力が高いと破滅に向かってしまう可能性があることも哀しく、時に切なく描いています。

クライマックス場面では、悪の概念と正義の象徴の正面衝突が描かれます。
見出だした答えについては、衝撃を受ける方と予想の範疇という方の半々だと思います。
僕は後者でしたが、とても楽しめました。

結末は賛否両論分かれるかもしれませんが、この作品らしく、話の流れからして最も自然な形だと感じたので、僕はとても好きです。

大筋のストーリーは不能犯の宇相吹を逮捕したい多田刑事と、「死ぬ為に生きている」という理由から「自分の能力が効かない≒自分を殺せる稀少な存在」として多田刑事に執着する宇相吹さんのいたちごっこなのですが、
宇相吹・多田によって人生に何かしらの影響を受けるキャラクターが多数出てきます。

というのも、この作品の(巻数毎の)エピソードタイトル毎に異なる依頼者とターゲットが出るからです。
その内何名かは更なる混沌の闇に堕ち、再登場もあります。

そこで改めて、正義や悪の概念を考えさせられたり、人間の愚かさの意味を問われたり、簡単には語れない深い作品でした。

また、人間の感情をダイレクトに表す画力の高さも作品の魅力です。
登場するサブキャラクターの多さから一部絵柄が似通う部分もありますが、そのキャラ同士の共演はないので特に問題はないです。
ということでご愛敬。


・まとめ
個人的に人間の感情の変化や反応、深層心理等に興味があるということもあり、様々な意味で楽しませてもらった結構好きなタイプの作品でした。
救いがあるかは人によりますが。

また、この作品には小説版と実写版もあります。
漫画に抵抗はあるけど、内容は気になるという方はそちらも一考の余地はありかと思われます。


コミック

電子書籍(まとめ買い対応)

小説

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実写


・おまけ
偶然か必然か、昨年のおうち期間にハマっていた漫画の作者さん同士のタッグでしたので、その際に書いた過去記事をそれぞれ関連リンクとして貼り付けておきます。
興味があればどうぞ~。

虐殺ハッピーエンド
gamemachine-alternativeshinku.hatenadiary.jp

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ウロボロス
gamemachine-alternativeshinku.hatenadiary.jp

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実写版(映画)の評価はこちら。
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おまけ2

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(漫画版)人狼ゲーム ビーストサイド

【コミック】人狼ゲーム ビーストサイド(全3巻)

・タイトル

人狼ゲーム ビーストサイド

・本の概要

同じ高校の生徒同士で殺し合う「人狼ゲーム」に強制参加させられた仁科愛梨。
″村人″と″人狼″に分かれて闘う殺戮ゲームを、村人として勝利した愛梨だったが、そのまま解放されることもなく、新たなゲームに参加させられてしまう。
そして、今度の役割は、仲間たちを惨殺すべき″人狼″だった。

・著者情報

原作 川上亮 漫画 小独活

原作 川上亮
川上亮(かわかみ りょう)
別名義
秋口ぎぐる(あきぐち ぎぐる)

1976年生まれ
職業 ライトノベル作家

2004年8月グループSNEに加入し、基本的にグループSNEのメンバーとして活動する場合は「秋口ぎぐる」名義を、個人として活動する場合は本名を使用。

『並列バイオ』で第10回ファンタジア長編小説大賞・審査員特別賞を受賞。
受賞作では、文章中に「=」や「/」などを使った独特の文体が注目を集めた。

川上亮名義の作品『ラヴ☆アタック!』で第1回カドカワエンタテインメントNext賞を受賞。

川上亮名義でデザインしたボードゲーム『キャット&チョコレート』で2013年の日本ボードゲーム大賞投票部門を受賞。


漫画 小独活
小うどん/小独活
職業 漫画家
活動期間 2014年~
代表作『人狼ゲームシリーズ(コミカライズ)』

アミューズメントメディア総合学院卒業生。
アシスタント活動などを経て2014年に竹書房の月刊キスカにて、「人狼ゲーム」のコミカライズで連載漫画家デビュー。

点数 96点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆☆

・感想
基本的にこのシリーズに対する好感度が高いので、多少は甘く見てる部分はありますが、ぶっちゃけビーストサイドのほうがストーリーとしては面白いと思っています。
というのも、リアル人狼ゲームにおいては人狼サイドのほうが精神的にキツいと思ったからです。
バレたら死ぬ。殺らなきゃ死ぬ。仲間はいても……。
人狼に選ばれてしまい、やるしかない葛藤、壊れていく様がわりと奥深い。
原作と異なる設定ながら、ビーストサイドに相応しいエピソードと言えると感じたので、ストーリー面の評価を最高点にしました。

ネタバレ回避の為、詳しくは下記で。という形を取っていますが、グロさがかなり増しました。
そして、主人公が人狼サイドなので色々な意味で凄惨であり、それを見事に表現した画がお見事でした。

前作同様に、いや、前作以上にキャラクターに与えられた役割は大きいです。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが……気になる方は後述にて。

内容のベースは一緒で主役が異なるという思い切った演出のコミカライズ版のビーストサイドでしたが、これはこれで面白かったです。
主役を変えたからこそ生まれた演出、この子でなければ成り立たなかったラストは結構気に入りました。

前述してますが、不思議なもんで、傍観者として見てる分には人狼サイドに割り振られてしまった高校生を見るほうがしんどい、でも面白い。というジレンマに揺れました。
主人公が変わっている為、ちょっとどうなるか分からなかったのもあり、結構没頭しました。
後は後述で。


以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。
また、実写版との違いについても触れています。



まずはじめに、小説・実写版と主人公が異なります。

というのも、主人公である仁科愛梨を含めて、前作の生き残りである2人が「スペシャリスト」として、人狼ゲームの後半戦で闘う姿を描いているからです。

とはいえ、大筋のストーリーは近いです。
相違点は前作の生き残りコンビの他にも3人目の人狼(別の場所での生き残り)がいたり、人狼の数のバランスに合わせて、村人側に″予言者″の他に″用心棒″がいること、一部キャラクターのクズさが全開なこと、実質自死に近いキャラクター達の死ぬ理由が明確化されている。

ここら辺は尺の都合に囚われない分、説明されてたので分かりやすかったです。
死ぬ順番というか投票と処刑が逆のキャラクターもいました。
ここら辺は誤差の範囲というか、見てる側の心情により効く演出にしたって感じですかね?
そう解釈してます。

人狼側になる前作の生き残り2人以外のキャラクターの名前と作中での役割はほぼ一緒です。

ですが、主人公が変わってる影響で個人的に好きな実写版でのシーンはなかったのでそこは残念です。

また、前作ではグロ描写ながらもわりとあっさりしてて読みやすかったですが、今作は人狼側のせいか、寄りの場面、アップの画も多く、投票による処刑を運営が首輪で行う設定に変更された為、かなり鮮明にグロいです。

実写で言ったら首輪が締まって首や顔中から真っ赤な血を噴き出して思わず目を伏せるキツいと思った場面が、ちゃんと首輪が爆散して首や顎が吹き飛び、目玉等が飛び出す凄惨な描写がきちんと描かれています。

人狼が3人に増えたことにより、予言者がテキトーにやったとしても4分の1の確率で人狼を当てられますし、逆に当てた場合は上手く誘導しないと自分が予言者だとバレるリスクがある……という状況は見る側としては面白いかもしれません。

また、ラストの展開はどちらかと言えば、5作目のラヴァーズに近いです。
コミカライズだと、この後のクレイジーフォックスまでは原作と同じ順番ですが、その次がロストエデンなのでこういう終わり方にしたのかも?

本来の主役の女の子は村人として必死に生き残り、人狼として狂い咲き、負けたのに勝ったという結果や最後のやりとりのせい?で解放されても心がぶっ壊れた状態なのが印象的でした。

漫画版の主人公は絆フラグを全て断ち切って前作から更に暗黒進化をするというか、前作が成長期から成熟期だとすると、今作は完全体、究極体って感じです。

心の壊れ方の種類が違い、初めて実写の人狼ゲームを見た時に、この子(桜庭ななみちゃん演じる仁科愛梨)のその後が見たいと思った願いはある意味叶いました。

これあれだなー、前作と今作セットでアニメ化して花澤さんに愛梨ちゃんやって欲しいなー
っていう妄想をしてみたり。


・まとめ
前作とは違う意味で原作小説読みたくなりました。
土屋太鳳ちゃんが演じたあの子の本来の気持ちはきっとそこに書かれているはずなので。

主役を変えて流れを汲むという大胆なアレンジでしたが、面白かったです。

実写版のビーストサイドが府に落ちずにダラダラ文句垂れてた人は読むとなんか分かるかも?


コミック

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不能犯 第12巻

点数 100点++

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度⭐⭐☆☆☆

・本の概要
・トイレの殺し屋
Watch together
・ずるい強さ
・宇相吹の正体
・多田の最期
・電話ボックスの殺し屋

・感想
意思を継げばその人の代わりに成り得るのか?
それは少し興味があります。

歪な愛の形、愛と覚悟の哀しき結末……悲劇なんだけど、案外嫌いじゃない。

そうか、宇相吹さんと南条さんは……
これはこれで悲しい結末だ。

そして、多田さんの最期に関しては想定内です。というよりはまあ、そうなるよねって感じです。
とはいえ、結末としては満足です。
面白かったー。


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点数 96点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ⭐⭐⭐☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・本の概要
・天眼
・察知
・要求
・強運
狂言
・大将戦
・強圧
・躓転
・暗躍
・疑惑
・陥落
・野望

・感想
あー…元プロボクサーなんだ?しかもかなり上位の?そりゃ眼鏡の有無で印象変わるはずだわ。

ただまあ、必勝法があるからこそ、直ちゃんの助け船を足蹴にし、秋山さんをバカだと決め付けてると……まあ、いいか。

とりあえず、人を本気で潰しにかかる秋山さんは初めてお目にかかる。

ディーラーの性格まで織り込んだ完璧な策略はお見事。

大将戦は回らないルーレット。
回らないルーレット⁉️

なるほど、自分たちがこの回らないルーレット自体に勝てなかったとしても、相手を沈めることが出来れば、結果的に勝ちってことか。

秋山さんが模擬戦出ると実験してくれるから面白いなぁ~

直ちゃんにはフリなゲーム。
秋山さんは策を打とうとし、フクナガさんは暗躍する!

フクナガさんがようやく真骨頂を発揮しましたね!
面白かったー

秋山さんの洞察力あるのに女心分からないってのも分かる(笑)


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LIAR GAME 第7巻

点数 76点

ストーリー☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ⭐⭐☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆

・本の概要
・背水
・模擬
・装填
・被弾
・陥穽
・洞見
・強欲
・蕩揺
・中堅戦
・天分
・誘引

・感想
今度のゲームは3v3のチーム戦。
先鋒は24連装ロシアンルーレット
フクナガさんの登板回。

公平性を保つディーラーの行動が生む不公平は面白いと感じました。

中堅戦は17ポーカー。
通常よりカードが少ない為、JOKERの役割が大きい。

へー、眼鏡外したら印象変わるね、君?

先鋒のフクナガさんは踊らされた感あるけど、中堅戦は秋山さんだから楽しませてくれそうな予感はしてます。

フクナガさんは頭のキレも狡猾さも持ち合わせてて自力でそこそこ強いのに結局は直ちゃんに負けるよなー
弱点なのかな?

模擬戦の時の当たりの強さはその裏返しなのかもね?


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スプラウト 第4巻

・点数 84点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆

・本の概要
・山の夜
・それぞれの翌日
・大事件
・夜の電話

・感想
分かってて気付かないフリするのは優しさなのか、それとも……
この押し問答が出るのは人間がエゴイストであり、僕もしっかりとそこに属してるからなのかなぁ~?

お嬢様は青春が謳歌出来なかったから憧れてる、楽しいってのが全面に出てて可愛い。

天然デストロイヤーみゆちゃんは何気に人の目線や感情を読み取ってるから油断ならないよなぁ~

実紅ちゃんのエゴが先行して草ちゃんへの気遣いが欠けてるのは仕方ないとして、草ちゃんの本心ってほんと読めないよなぁ~

そして、様々な事情が重なって、久しぶりの元の家族3人だけの一夜。
寂しくなったらお兄ちゃんに電話じゃない?
そこは自分の心に従おうぜ!

それにしても、幸福と絶望が交互に襲い来る感じですなぁ~

あとは個人的に、ガラケーだったり、DSに懐かしさを感じたり、ここでもビアンカ派出てくんのかよ、フローラのことも触れてくれよ!って少し思ったり(笑)


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