・タイトル
遺書、公開。 第2巻
・点数 96点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・本の概要
・波紋
・疑心
・彼氏
・逆境
・悪人
・感想
このケースで他人に遺書の内容と自分の見解を紹介するのは愚策と言えますよね……学級裁判(仮)で糾弾される恐怖と目先の危機管理のどちらを優先させるかみたいなところも正直あるかな。
ここで2つ目のミステリポイント、誰が何故、何のために?
善意?から始まった真実を知る会議が悪意・敵意100%の犯人探しに変わる。
これは人間の醜態というか、哀しきかなあるあるですよね。
善意で読むか悪意で読むかで同じ文章から読み取るものが異なるのってほんと面白い。
嫉妬で責め立てると反撃喰らった時に醜いを通り越して滑稽だよね、醜態を曝すとはまさにって感じ。
そんでもって序盤のテンポ早いな!読者には考える時間を与えずにどんどん問題提起していく感じ?
演じた目と本音の目が混在する唯一のカット(本編の最終ページ)めちゃくちゃいいな。
歪みがしっかり表現されていてすごく好きです。
関連商品
検索で引っかかったおまけ