・タイトル
一週間フレンズ。
・著者情報
葉月抹茶(はづき まっちゃ)
生年月日 1990年8月13日
職業 漫画家・漫画原作者
活動期間 2008年~
代表作
『一週間フレンズ。』
ペンネームの由来は、自身が8月生まれで葉月という響きや字が好きで、抹茶を好み、自然や和の雰囲気が好きというところからきている。
『一週間フレンズ。』は発行部数が170万部を突破する代表作となり、アニメ化や舞台化、実写映画化などのメディアミックス展開が行われた。
・本の概要
「でも、私…友達の記憶、一週間で消えちゃうの――。」
いつも一人ぼっちでいたクラスメイト・藤宮香織の告げた事実。
主人公・長谷祐樹は、それでも香織の友達になりたいと願う。
一週間の記憶を綴って、巡って、二人はトモダチになっていく。
何度も、何度でも――。
「トモダチ」巡る青春グラフィティ、はじまります。
・点数 96点
ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ🌟☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・感想
一週間で記憶を失う人物と縁を結ぶことの辛さを痛感する内容とも言えるかもしれません。
せめてもの救いは、友人の記憶が消えること。
何度も繰り返すことで累積される何かがあること。
これに尽きます。
とてつもなく切なく、最後はほっとひと安心する素晴らしい青春漫画なんですけど、最初の動機が不純なので途中の自分勝手さに大なり小なりイラつきはあると思われます。
2つのペアの恋愛と2つの友情の形がメインストーリーなのですが、ヒロインである藤宮さんが友達の記憶を失うことになった理由や、事情を知らずに裏切られたと思い込み、恨み続けた幼馴染み男子(ライバルポジション)が物語を盛り立ててくれます。
また、4コマとストーリー形式をミックスさせた特殊なスタイルの漫画です。
他愛ない日常を描く4コマパート、重い部分や真面目な部分を含めたストーリー仕立ての両パートはそれぞれの味があり、面白かったです。
コミック

一週間フレンズ。 コミック 全7巻完結セット (ガンガンコミックスJOKER)
- 作者:葉月抹茶
- 発売日: 2015/04/22
- メディア: コミック

- 発売日: 2017/02/22
- メディア: Blu-ray
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一週間フレンズ。 豪華版(初回限定生産) [Blu-ray]
- 発売日: 2017/08/02
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