神黎の図書館

主観によるグラフ+点数+感想を綴る読書感想文風書評ブログです。月間で読む漫画は150冊~200冊。小説や映像作品についてもちょこちょこと。

一週間フレンズ。

一週間フレンズ。 コミック 全7巻完結セット (ガンガンコミックスJOKER)

・タイトル

一週間フレンズ。

・本の概要

「でも、私…友達の記憶、一週間で消えちゃうの――。」
いつも一人ぼっちでいたクラスメイト・藤宮香織の告げた事実。
主人公・長谷祐樹は、それでも香織の友達になりたいと願う。
一週間の記憶を綴って、巡って、二人はトモダチになっていく。
何度も、何度でも――。
「トモダチ」巡る青春グラフィティ、はじまります。

・著者情報

葉月抹茶(はづき まっちゃ)

生年月日 1990年8月13日
職業 漫画家・漫画原作者
活動期間 2008年~
代表作
一週間フレンズ。

ペンネームの由来は、自身が8月生まれで葉月という響きや字が好きで、抹茶を好み、自然や和の雰囲気が好きというところからきている。
犬、猫、うさぎを飼っている。
趣味は絵を描くこと、歌うきと、ゲーム。
くすみがちな抹茶色やうぐいす色が好み。茶色、ピンク、白も好き。
ちなみに、好きな飲み物は烏龍茶、緑茶、メロンソーダ、コーヒー、抹茶。
特に好きなゲームはスーパーファミコン?(マリオ、カービィゼルダゴエモンぷよぷよテトリス牧場物語etc.)
好きなポケモンピカチュウデンリュウ、エネコ、ミミロル、初代ポケモン全般。

一週間フレンズ。』は発行部数が170万部を突破する代表作となり、アニメ化や舞台化、実写映画化などのメディアミックス展開が行われた。

・点数 96点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆

・感想
健気で真っ直ぐな男の子のストレートさを見られるので、物語としては分かりやすいです。
奥深くて一貫したテーマが魅力的でした。
自分だと耐えられるかな……って想いを馳せながら見たりもしました。

表情の変化で喋らずとも感情を表している表現力は、漫画として凄く優れていると感じました。

作風が作風だけに、それぞれのキャラクターに与えられた役割が大きく、メインキャラクターのどちらかもしくは双方に魅力を感じる方も多いのではないかと思います。

何故、彼女は「友達の記憶」が一週間で消えてしまうのか?その要因も含めて細かくて緻密な設定が施されていて、恋愛ドラマとしても人間ドラマとしてもきちんと面白いのがそのまま作品の魅力になります。
斬新に感じたのは、4コマベースでストーリーを進める作品でありながら毎巻巻末では、ストーリー形式(4コマではない普通のコマ割りの漫画)で描かれていることです。

とにかく続きが気になる展開が多く、早く続きの巻を手に取る速度は早かったです。
余韻に浸りたくてあえて読むのを中断とかもありました。
そして、読み終わりの多幸感は強かったです。


以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。



一週間で記憶を失う人物と縁を結ぶことの辛さを痛感する内容とも言えるかもしれません。

せめてもの救いは、友人の記憶が消えること。
何度も繰り返すことで累積される何かがあること。
これに尽きます。

とてつもなく切なく、最後はほっとひと安心する素晴らしい青春漫画なんですけど、最初の動機が不純なので途中の自分勝手さに大なり小なりイラつきはあると思われます。

2つのペアの恋愛と2つの友情の形がメインストーリーなのですが、ヒロインである藤宮さんが友達の記憶を失うことになった理由や、事情を知らずに裏切られたと思い込み、恨み続けた幼馴染み男子(ライバルポジション)が物語を盛り立ててくれます。

また、4コマとストーリー形式をミックスさせた特殊なスタイルの漫画です。
他愛ない日常を描く4コマパート、重い部分や真面目な部分を含めたストーリー仕立ての両パートはそれぞれの味があり、面白かったです。


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