神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

とめはねっ!鈴里高校書道部 第10巻

とめはねっ! 鈴里高校書道部(10) (ヤングサンデーコミックス)

・タイトル

とめはねっ!鈴里高校書道部 第10巻

・点数 92点

ストーリー☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ⭐⭐☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆

・本の概要
・修学旅行でやれること
・再会の教王護国寺
・これが本物
・タイムカプセル
・グッジョブ
・ポケットのアメ
・望月の歌
・ザ・テイル・オブ・ゲンジ
光源氏あれこれ
・おばあちゃんの想い
・書道部の光る君
・かけもちの限界
・綺麗な書と面白い書

・感想
修学旅行でちゃんと勉強している高校生を初めて見た…気がする。
いや、絶対いると思うし、少なくもないはずなんだけど、どうしても「修学」より「思い出作り」の影響が大きいイメージがありますよね、やっぱり。

九州と言えど、長崎と福岡だから大分の一条くんはいない。
でも、京都なら……?
そう、いるんです、藍子ちゃんが。

古代中国の青銅器は多分、僕も昔修学旅行で見たなぁ~
あれはテンション上がった。
本当は静かにしなきゃいけない場所だったのに怒られなかったのは大人の配慮だったのでしょうか?

休日なのにわざわざ案内してくれるだけでも好感度上がるのに、かなの書好きな理由がタイムカプセルっていう発想の柔軟性に更に好きになってしまった藍ちゃん。

しかも、自分も出品する大会にも関わらず、書のアドバイスまでしてくれるなんて……ええ子すぎるやろ( ω-、)

アーサー・ウェイリー聞いたことある。
英語翻訳が綺麗な人だ!

雲母をうん○と聞き間違える加茂先輩。
前にもあったよなー、こういうの。
日野部長がサラッと返す辺り、慣れてるんだろうね、男子部員が多ければ絶対騒ぐ輩出るだろうし(笑)

望月さん、話も聞かずに偏見で人を陥れかねない噂を流すのは無意識でも悪気なくても部内だけでもダメだぞ。

というかコイツらよく無償で教えてくれて結構な金額の雲母を提供してくれた先生の目の前で孫弄れるな、その神経にビビる。

上級生が下級生に学ぶことは別に恥じゃないぜ?
ま、この辺は時代かな?

五輪が狙えるレベル、それもメダルが狙える逸材なら国もほっとかないか~
そうなると学校も簡単には逆らえない話になるんだろうけど、本人の意思の事前確認はしないんだね?

顧問の先生の雑学を焚き付けるのは血筋なのかな?(笑)

木簡は木に書いた文字を真似る為にサッと書く。
つまり、通常の楷書とは異なり、とめはねがないという訳か、面白い。

太くて力強い字なら望月さん向いてるかも?

部としてとてもいい雰囲気になっている。
なのに半分は大人の事情で辞めさせる方向に導かなくてはならないのか?
顧問として、教師としての葛藤が描かれていて、顧問の先生も部の一員って感じが好きです。

修学旅行の時や歴史解説の時に内心邪険に扱ってる望月さんのことをちゃんと考えてくれる影山先生はいい先生だ。


検索で引っかかったおまけ

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