・タイトル
不能犯 第2巻
点数 100点+
ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
オリジナリティ⭐⭐⭐☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・本の概要
・神待ちサイトの悪魔
・課長の椅子
・夫の素顔
・隠したい過去
・別れの理由
・強い男
・感想
こんな事態が起こり得るし、防げないから神待ちサイトは粛清対象になったのか。
まあ、結局は場所をSNSに変えて似たような事件も起こってるから結局は各々の危機意識の問題なんだろうけど。
大家さんに隠れて猫を飼ってるわりに猫缶堂々と捨てるというか頭に乗ってるのに堂々と「そんな生き物見たことない」って言う辺り強い(笑)
善悪の判断ってそれ自体が判断する側の都合のいい判断基準に従ってのことだから正直、全く罪のない人間なんてこの世に存在するのか問題はありますよね。
って、ふと思いました。
宇相吹さんの言ってることは基本的に一理ある。
逆に多田さんのは理想論で熱血が故に間違った正義感かもしれません。
俗に言う、世間の声的な?
だからこそ、2人の対峙は面白い。
心理的リアクタンス
手に入れて当たり前の状況だと全く惹かれないけど、失うと狂おしいほど欲しくなる現象…心当たりあるどころじゃないやつです、これ。
出世出世出世出世。
悲しいね、人間は。
これもまた人間の持つ醜態が晒された瞬間な季がしました。
ねぇ、今夜は誰と……スる?
っていうフレーズはありふれたアプリゲームの広告みたいです。
ああいうのって若者やオタクよりかはこういうおじさんの為にあるのかもしれませんね?
ふと思いました。
白昼夢に現を抜かして前を向くのをやめたから結果的に夢を失った……ってやつか。
嘘はバレると相手の怒りと意外な結果をもたらす?
どちらにせよ、嘘を通して結婚しても得なんてないってハッキリ分かりますね。
あと、思い込みで騙されるというのはこの作品が読者に仕掛ける心理トリックの1つですね。
騙される人多いんじゃないかなー?
人が変わってもケースは似てるというか、愚かな行為に対する罪と罰ですね……
逆恨みは怖い。
恋の身勝手さの怖さも怖い。
人間とは愚かで怖いです。
関連商品