神黎の図書館

主観によるグラフ+点数+感想を綴る読書感想文風書評ブログです。月間で読む漫画は150冊~200冊。小説や映像作品についてもちょこちょこと。

ラブライブ! The School Idol MOVIE

※この作品のレビューはネタバレを含みます。ご注意下さい。

ラブライブ! The School Idol Movie (特装限定版) [Blu-ray]

・タイトル

ラブライブ! The School Idol MOVIE

・点数 100点+

ストーリー☆☆☆☆
視覚的面白さ⭐⭐⭐⭐☆
聴覚的面白さ☆☆☆☆☆
演出☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・感想
まず最初に思ったのは、みんなの私服が可愛いってことでした。
海外に行くということでなかなかハイセンスな服装でテンション上がりました。

序盤の海外での行動が複数日あるので、数パターンの私服、レッスン着、制服、ライブ衣装(複数)と、圧倒的多数の衣装を見られるので、それだけでも見てて楽しいです。
やはり可愛いは正義。

そして、節々で会話してないメンバーの行動も描かれているので、生き生きした9人が見られるのも劇場版の特徴かもしれません。
凛*花のイチャイチャは安定を通り越して圧巻です。

この劇場版ラブライブ!は、μ'sが伝説のスクールアイドルになる瞬間、その軌跡と感動と終焉を見事に描いたμ'sの歴史の集大成です。

と同時に作中では明確に説明されていないミステリー的要素もあります。

全ての出会いは必然であり、偶然ではない……
のだとしたら、言葉の通じない異国の地でほのかだけが機材トラブル(ほのかなので単なるドジの可能性も有り)の末に他のメンバーとはぐれて迷子になったのもまた必然……。

そこで出会った謎の日本人?女性シンガーは何故かほのかに優しく、拙い説明でも理解し、道案内をしてくれたり、アドバイスをくれたりします。
彼女のおかげで事なきを得ますが、不思議なことに彼女の姿は他のメンバーには見えていませんでした(ほのかが1人で歩いているように見えた)。

とはいえ、女性シンガーの路上ライブに拍手を送ったのはほのかだけではなく、その場にいた人達も拍手喝采だったので、幽霊ではないかな?恐らく。

物語の後半で迷っていたほのかの前に再び現れ、お礼がしたいというほのかの提案を家の前まで来て断り、活路を見出だすヒントをくれる彼女は一体……

公開から何年も経っているので、今は公式の解答がもしかしたらあるかもしれませんが、この作中の演出と謎の女性シンガーのセリフのみから察するに、あの人はμ'sを続ける道を選んだほのかの未来の姿なのではないか?と、僕は解釈しています。

元々は日本でグループで活動していたけど、色々あって1人で海外に来てまで歌い続けてる…というのは、μ'sを綺麗に終わらせられなかったからこその道なのではないか?と考えました。

終盤でのほのかの迷いがまさに「μ'sを続けるか」だったからあのタイミングで再び現れたのかな?って思います。

テレビシリーズ最終回にて、μ'sはこの9人だからμ's、3年生の卒業を以て終わりにする。
9人で決めたことなのに、海外公演を成功させ、カリスマ的人気を誇ることになったμ'sを今後のラブライブの為の人柱にさせようとしたり、活動継続を望む世間の声に戸惑うほのかなのでした。

ラブライブ!への恩返しの為に決意を捨てるのか?
それとも世間の期待を裏切って決意を貫くのか?
哀しそうに悩むほのかを平常心で見るのは少し辛かったです。

今後もラブライブを続ける為のドーム公演の為にはμ'sの力は必須……果たしてほのかの出した「ほのからしいみんながハッピー」になる答えとは……。

クライマックスシーンはライブの2段構えでした。

1つ目はこの劇場版ラブライブ!を象徴する総勢何名か分からない程の大規模なパフォーマンスです。

全国各地のスクールアイドルが集まり、1つの歌を歌って踊るという圧巻の演出。
最低でも20組以上のスクールアイドルが参加しているお祭りパフォーマンスですね!
さすがに人数が多過ぎて、主要キャラとそれ以外で差は出てますが、楽しければオールオーケーということで。
地味にTrysailが混じってるのでそのスクールアイドルがメインのスピンオフ作ってほしいです、サンライズさん(小声)。

2つ目、本当のラストはまきまきが密かに書いてのんたんが暴露し、海未ちゃんが作詞した新曲でした。
メンバー全員の名前が入った名曲なんですよね、スクフェスで何度もプレイした個人的にも思い入れのある楽曲です。

序盤から終盤まで落ち着いていて頼れるお姉さん感を相変わらず出していたエリちのギャップ萌え部分と、μ's存続?のくだりでの格好良さが光ったにこちゃんも、海外でもライブでも衣装選びのセンスが光ったことりちゃんはやっぱり影のMVPだと思います。


最後に
スクールアイドルは、限られた時間の中でお互いが切磋琢磨し、最後は手を取り合って最高のライバル達に挑む。
そして、高みに立ったまま終わらせることが出来る。
だからこそ、儚くて美しい。

それは理解していても、なくしてしまうのは惜しい。
築き上げた絆と共に歩んだ時間は本物なのだから……。

どちらを選んでも間違いとは言えないと思います。
逆に言えば、どっちを選んでも後悔するかもしれない。

それでも前を向いて進む為には、今を精一杯楽しむことが一番。
この作品からはそれを学びました。


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