・タイトル
テニスの王子様 都大会編
・点数 96点
ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆☆
・感想
主人公の越前リョーマがテニス部が強豪の青学に入り、レギュラーを決める部内の総当たり戦に1年生ながら参加する異例の展開、そして、熾烈なトーナメントの末に選ばれた青学レギュラー陣は都大会(地区大会)でライバル校に挑む!
プロが使う技を中学生がサラッと、得意気に使うというファンタジーさはありますが、比較的テニスをしていた初期のテニプリ。
比較的の部分がものすごく重要なので細かいツッコミはなしにしましょう!
以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。
リョーマにとっては公式大会デビューの場所でもあり、色々あって補欠に回されたり、苦々しい思いもしている場所でもあります。
また、この頃はリョーマどころか青学テニス部は結構無名に近い存在で、地元の人は知ってるぐらいの立ち位置なので、ある種の下剋上サクセスストーリーの始まりの地とも言えるかもしれません。
青学にスポットを当てて語ると、乾貞治が校内ランキング戦によりレギュラーから外れている状態です。
リョーマは代名詞のツイストサーブで華々しくデビュー。
手塚は実質温存が多く、タカさんはレギュラーなのに出番のカットが目立ちます。
リョーマ以外だと、ゴールデンペア、不二、二年生コンビが活躍します。
他校としては、本当に長い付き合いになる不動峰、聖ルドルフ、山吹、氷帝が出ます。
不動峰には手塚同様の全国区の橘を筆頭に不二に並ぶ天才の伊武、スピードテニス神尾、作中初の波動球の使い手石田等々、粒揃いです。
伊武のスポットはリョーマも追い詰められましたね…
聖ルドルフは、嫌味を言わせれば天下一品、マネージャー兼監督兼選手のデータテニス?の観月を筆頭に、ブレ球の赤澤、不二の実弟であり、ツイストスピンショットや超ライジングを使える裕太がいます。
山吹中には不良の憧れ?阿久津や、人間離れした動体視力の持ち主にしてJr.選抜の千石、マネージャーのダン等がいます。
学校というよりも個人個人がちょこちょこ関係があったりなかったりですね。
氷帝は言わずとがな。
青学の永遠のライバルですね!
こちらは常勝集団、大規模応援団、全国大会の常連と、学校としては青学の格上の存在になりますね。
ちなみに地区大会レベルでは本気を出してくれません。
レギュラーをほぼ使わないとんでもない舐めプを披露してくれます。
シングルス時代、長髪の宍戸さんが見られるのはここだけ!
玉林や銀華中はここでしか見れないレアキャラじゃないかな?
玉林は橘杏に絡んでたストリートテニスの奴等ですね、最初で最後のリョーマと桃の阿吽戦法が炸裂するエピソードです。
銀華中は桜乃への嫌がらせでリョーマ印のボールを隠していたところをリョーマによってお灸を据えられた隠れた名門校?です。(ギャグ込みでも乾先輩が警戒してたので)
リョーマのツイスト、不二のトリプルカウンター、桃城のダンクスマッシュ、海堂のスネイク、伊武のキックサーブ、スポットのように必殺技っぽい代名詞もあれば、神尾の「リズムに乗るぜ♪」、阿久津の「逆だ、小僧」のようなスキル名前みたいな代名詞もある。
千石さんに至ってはラッキー千石を自浄力してるし(笑)
この都大会編が無理ならこの先は付いてこれないっていう入門編でもあると思ってます。
同時に言えば、東京都の奴等優遇されすぎ問題の始まりとも言えるかもしれません。
重ねて言いますが、この都大会編は僕の中ではぎりぎりテニスです。
テニヌと呼ぶにはまだ早い!
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