・タイトル
劇場版 黒子のバスケ LAST GAME
・点数 92点
ストーリー☆☆☆☆
演出☆☆☆☆
視覚的面白さ☆☆☆☆☆
聴覚的面白さ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・評価
言ったら(原作的にも)黒子のバスケの完結編にあたる作品なので、黒子のバスケの知識があることが最低条件になります。
諸々踏まえると、めちゃくちゃ熱い。凄い。激熱!!
夏に見るのにピッタリな熱さ。
見所は司令塔に赤司を置いたキセキの世代、帝光中の歴代最強チームが再び同じチームで戦うことにあります。
勿論、火神も入ってるし、黒子も入ってます。
キセキの世代が強すぎてあんまり使われないけど、ベンチメンバーには日向、高尾、若松も。
無冠の五将なんて存在しなかった
まさに日本最強ドリームチームですね!
対戦相手はバスケの本場・アメリカのキセキの世代?
18歳前後ながらNBA選手に匹敵する身体能力とスポーツIQを有する最強メンバーが来日。
天帝の眼(エンペラーアイ)を越える魔王の眼(ベリアルアイ)を持つナッシュに翻弄され、苦戦しながらも激戦を繰り広げる試合展開が一番の見所です。
以下、商品リンクを挟んで、あらすじと内容に触れた個人的な感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。
・あらすじ
“キセキ”のドリームチームVS最凶のアメリカチーム。
今、迎える運命のLAST TIP-OFF!!
誠凛高校バスケ部に入部した黒子テツヤと火神大我。
抜群のセンスを持つ火神に対し、黒子は誰もが驚くほど影が薄い存在だった。
だが、黒子は強豪・帝光中学で「キセキの世代」と呼ばれた5人の天才と共に戦う“幻の6人目(シックスマン)”として活躍していた。
・感想
なかなか異例の超高得点。
だって最高だったもの!
冒頭からアメリカのストリートバスケ上がりのヤンチャボーイ達がキセキの世代がお世話になった先輩達をボコボコにし、貶され、日本の高校バスケ界に煽りの挑発という宣戦布告がされます。
それを受けてキレたのはまさかのりこパパ。
日本のバスケを舐めるなよ?リベンジマッチだ!
そして、組まれた七色キセキ揃い踏みのドリームチーム!
これにテンション上がらない黒バスファンは果たしているのだろうか⁉
そんな最強のドリームチームが手も足も出ない。
相手はそれほどに強かった……
今は無理でも、すぐには無理でも、お前なら出来るだろ?
作中で類似の場面が訪れるんですよ、帝光中の信頼感やべぇ。
ゲーム内容は詳しくは言えませんが、クォーターの使い方がほんともう上手くて魅せられました。
自分的判断で言ってもいいかな?って思った見所ポイントは、エンペラーアイを越えるべリアルアイの脅威、紫原を越える高さとパワーを持つ男の存在とそれに伴い、二人の覚醒が見られるところです。
圧倒的力の差…と思われましたが、ゾーンなら対等に戦える、パーフェクトコピーとゾーンの組み合わせなら圧倒出来る。
が、それだと体力がもたない……ここの駆け引きも面白かったです。
1つ分かったのは、黄瀬くんはやっぱりチートだ(笑)
個人的には笠松先輩と黛先輩の使い方に痺れました。
黛先輩は出ないかと思ってたので出てくれただけで嬉しいってもんですよ!
不満点としては、日向・若松・高尾の補欠勢の使い方と灰崎・花宮を出さなかったことですね、あと、日向入れるぐらいなら氷室入れようよって思わなくもない。
どうせ使わないんならベンチに入れようよ!
高評価の最たる理由は、キセキの世代5人+黒子+火神+αが全員活躍してかつ黒子が主人公をしたこと、キャラクターの成長と試合展開のバランスが非常によかったこと、この2つが大きいです。
ちょっと腐的な発言をすると、赤司と緑間の連携についての高尾の発言はなかなかにエモかったです。
黒バス本編で言えばアメリカ帰りの帰国子女・本場のストバスで育った火神と氷室がいましたが、本作のナッシュは変幻自在のドリブルとトリッキーなパスで相手を翻弄しつつ、基本に忠実なプレイで眼前の相手にすら何が起こったか悟らせない超高速パスを得意としています。
つまり、ナッシュとは、黒子・火神・赤司・氷室の要素を兼ね備えたハイブリッド上位互換みたいな個人で言えば間違いなく最強のプレーヤーでした。
バスケ漫画でグリリバさんっていうのもちょっとね?よかったですね!!
関連商品
関連商品2
おまけ
(監督の代表作)
(脚本家の代表作)
(主要キャストの代表作)
小野賢章さん
小野友樹さん
神谷浩史さん
諏訪部順一さん
小野大輔さん
木村良平さん
鈴村健一さん
緑川光さん