・タイトル
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 第8巻
・本の概要
・広島から来た男
・役立たず
・大スランプ
・弱点克服
・新コーチ
・vs広島カープ
・親心
・祝福
・点数 72点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆
・感想
広島から来た男、そして8巻の準主役となるのは浅見選手という優れた能力を持ちながら優しすぎて相手選手に同情して力を発揮できなくてトレードされてきた選手です。
今回本当に面白くてですね、減点部分を取り返せるぐらい好きです。
一瞬オーバーリミット制度の導入を考えた程です。ややこしくなるのでやめましたけど!
やっぱルールは大事です、はい。
作品としては初の試みの部分ですよね、他球団からの移籍者が山田太一を通じてチームに溶け込むきっかけを掴む的な。
泰二のほうも試合と兄関連以外でもいい仕事をするんですよ。
大スランプというのは各球団との2巡目以降全く打てなくなった太一のことです。
浅見選手の覚醒と太一の復活を同時に描いているのがこの8巻の主な内容になります。
浅見さんが弱点を克服し、自分の能力をきちんと発揮できた初めての試合が古巣のカープ戦で、広島側のファンや監督からも祝福されてるところがすごく好きです。
そうなんですよね、トレードって戦力外ではなく、必要な戦力同士を交換する訳ですから実際のプロ野球でもなくはない部分だと思うんですよ。
このシーンは本当に素晴らしい。
そういえば、ビッグバン打法に関しては漫画チックなんですけど、スランプ克服のきっかけになった新コーチのアドバイスの部分は理にかなってるので単純ですけど、一応参考になるかと思われます。
ただ、最近の選手はホームランの打ち方も昔とは違う理論や方法、練習法なのでそこら辺は注意点が必要です。
コミック
電子書籍検索で引っかかったおまけ