・タイトル
エリアの騎士 第17巻
・点数 84点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆
熱中度☆☆☆
・感想
ちょっとややこしいので今回は主役である江ノ高以外は基本的に学校名も選手名も触れずに戦術名で書いていきます。
つかの間の休息を終え、ついに大会がスタートする江ノ高。
相手は神奈川県大会1次予選の得点王であり、世代別代表のツートップの片割れがエースを務めるチームです。
元々の守備力に加え、怪我から復帰したエースが帰って来た強敵…と思いきやまさかの噛ませでした。
序盤で主導権を握り、早々に荒木さんを下げてのシミュレーションも兼ねるとか若干舐めプされてて可哀想でした。
ちなみに真のストライカーはもちろん、駆のことです。
ここからが本番、世代別代表に合流する為、荒木さんが一時的にチームを抜けます。
その状態で戦うのは4本の矢を下したネオ・トータルフットボールです。
エース抜きで進化したネオ・トータルフットボールに対抗する為の秘策として、付け焼き刃とはいえ、4本の矢にネオ・トータルフットボールを模倣してもらうという手段でした。
そして、迎えた試合当日、今大会の台風の目は本当に目まぐるしく動き回ります。
この作品は試合中の動きが分かりやすいのが魅力ですが、それでもやや置いていかれるというか、文字でも説明してくれてるので理解は出来ますが、テンポはやや悪くなりますね…みたいな感じです。
ネオ・トータルフットボールに感情移入しやすい作りにもなってるので全体としてはGoodだと思います。
コミック
電子書籍ここからはめちゃくちゃ個人的な意見です。
読んだ方が不快に思う可能性も高いと思うので予め断っておきます。
不快になられた方はすみません。
ちょっと疑問なのは、ネオ・トータルフットボールの目まぐるしい攻撃の中に、自陣からパスを出した直後に素早く前線に出るというものがあるのですが、読んでて確かに凄いと思います。
ただ、駆もそれに近い動きを散々やってきてるのにセブンが大袈裟に「なんでそんなところに!?」みたいに驚くのかが疑問です。
まあ、駆のはボールに対する圧倒的嗅覚による一種の予知能力(織田さんが予知能力って言うなら間違いない!)で、ネオ・ トータルフットボールは圧倒的スタミナと驚異のボールコントロールという別物なので驚いたんでしょうけどね、なんでいちいちこいつのリアクション挟みつつ見なければいけないのか…1巻の時は可愛いって思ってたけど、だんだんヘイトが溜まってきてもう何言ってもムカつくのかもしれない。
とりあえずベンチから出て行ってはもらいたい。
監督が「どう思いますか、美島さん?」って聞くのも気に入らないし、なんでこんな天然煽り属性の優柔不断女に…って正直思います。
選手としての能力とサッカーの知識は確かに凄いと思いますが、これじゃマネージャー1本に専念してる他のマネージャーがちょっと可哀想ですよね…
セブン批判は置いとくとしても、例えばもう名前も忘れた元SCのキーパーの彼とか、扱いきれないなら無理にキャラを多く出さなくてもいいんじゃないかな…って思います。
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