・タイトル
ジョジョの奇妙な冒険 第5巻
・本の概要
・点数 92点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆
・感想
ジョジョとDIOの激闘。
本気で命を奪い合う幼馴染み、いや義兄弟ということですね、お互いの意地と誇りと存在を懸けた正真正銘の本気バトルは結構熱かったです。
ただし、そう簡単に終わるDIO様ではなかった。
DIO様の執拗なまでの信念と野望、そして自分を追い詰めた宿敵を認めて尊敬すら抱くその気高さ…そこに痺れる、憧れるゥ!!
言ってしまうと、ジョナサンの最期は戦場ではなく、船上なのですが、1部の序盤、中盤の歪み合いを上手く利用した見事なまとめ方でした。
ジョジョとエリナがいい雰囲気になるとディオがぶち壊す。
幼い頃の記憶もあって、ディオを友人と思えなかったジョジョがディオに奇妙な友情を感じたこと。
幼い頃からジョジョを蹴落とすことばかり考えていたディオがジョジョに対して抱く敬意。
こんなにドロドロした人間関係なのに綺麗にまとめる技量が凄いです。
そして、49年後、新たな物語が静かに動き出します。
新たに見つかった石仮面関連の謎。
ジョナサンと全く異なるタイプの新たな主人公、ジョセフ・ジョースター。
彼の持ち前のチャラチャラした雰囲気が1部のラストの哀しみを和らげるかぶち壊すかは読者次第です。
単行本で読む場合、1部の余韻に浸る余裕はない。というか2部始まっちゃうので、お馴染みのキャラクターの49年後の姿に衝撃が……
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