・タイトル
ペルソナ倶楽部P3
・点数
総合得点80点
表現力☆☆☆☆☆
深み☆☆☆☆☆
芸術性☆☆☆☆☆
ストーリー性☆☆☆☆
読みやすさ☆
・著者情報
アトラス×ファミ通
この記事を開く人は前提条件としてペルソナ3は知っていると思うので?アトラス社やファミ通についての説明は省きます。
開発ゲーム会社とゲーム情報雑誌です。
・本の概要
ペルソナ3に関する情報がギュッと詰まった1冊になってます。
所謂ファンブックの立ち位置?でいいんだと思います。
プレイヤーからの『愛』として一般公募?のイラストや質問等々が随所にあったり、開発者サイドの裏話を含めてファンと制作者の両方の力が合わさって初めて生まれるこの1冊だと感じました。
・感想
まず最初に「おおっ!」と思ったのはペルソナ3の前の作品、初代ペルソナ、2罪と罰のそれぞれが歴史を振り返る形で触れられていることです。
僕自身はペルソナは3が初プレイだったので、これは嬉しい特典でした!
ペルソナの歴史をなぞると、3はストーリーとしてはペルソナの系譜継いでるんだなーって思いました。(ゲームシステムが違うので別物とは聞いてましたが、ストーリー的には!)
メインキャラクターの衣装とか衣装へのこだわりとか活動レポートとか情報満載です。
コミュキャラもちゃんと乗ってますよ!
それぞれのキャラクターの相関図が地味に面白い!
そして、注目すべきはメインキャラクターそれぞれに用意されたショートストーリー。
これが結構面白かったです!
リーダーこと主人公の意外な一面や、順平のお調子者でいい奴なとこや最強の男、真田先輩の倒し方?や色々楽しめました!
天田乾子供化計画は狙ってるのかな?w
さて、ここからは真面目なお話?です。
ペルソナ……それはもう1人の自分。自分の分身。キャラクターが持つ側面です。
ギリシャ神話に詳しい人だとそのキャラクターの背負わされた運命に気付いてしまうというギミック付きというかなんというか……
例えば真田先輩と新垣先輩。
二人のペルソナはふたご座の元になっている兄弟ですが、それぞれが母違いの双子の兄弟を持つ複雑妊娠の双子で、戦いによって命を落とした神の血を引かない兄(新垣さんのほう)と、神の血が邪魔して命を落とせないことを嘆き、ゼウスに頼んで同じふたご座にしてもらうことで兄を追いかけた……という悲運な兄弟愛を持つ神話が二人のペルソナの元ネタです。
そして、チドリのペルソナはFateでお馴染みのメディアなんです。
こちらも悲運というかなんというか……愛は強い。
余談としましては、(神話的には)順平のペルソナはゆかりのペルソナの命の恩人で、主人公のペルソナの琴を作った張本人……ということで結構重要な存在だったはず?
美鶴の初期ペルソナはFGOで言うところのエルドラドのバーサーカー、真田先輩の覚醒後のカエサルは言わずと知れたあの赤セイバ(略
そういえばカエサルってめちゃくちゃでかいらしいです。
コックピットに真田先輩を乗せて戦えるぐらいの大きさらしいです!
まさかウイング!?←違う
あとは、タカヤとジンのペルソナはタナトスの兄弟だったり、意外と知らない事実が満載でした!
あ、パピヨンハートの正体とかそういうのも載ってますよ!
・まとめ
読みやすさが極端に低いことの説明をしますね!
構成上やむ無しなのでしょうが、各キャラクターのショートストーリーの時系列がバラバラなので探りながら読む必要有り。
活動レポートが小枠過ぎて読み辛い。
本のサイズが大きすぎて不便。
最後に関しては僕の手が小さいからなのですが……文庫本がジャストサイズな僕には辛い大きさでした……
あ、ちなみに無印時代のものなので女主人公ちゃんやそっちのコミュキャラは載ってないのでご注意下さい!
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ここまで読んでくれた方々、ありがとうございました!感謝です(^人^)
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