神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

人生最悪の選択~ドン底からの脱出、アウトローの世界:東京闇虫

東京闇虫 全7巻 完結セット(ジェッツコミックス)

・タイトル

東京闇虫

・本の概要

初っ端から人生ドン底の主人公、加藤亮の視点から描かれる、最も選びたくないシナリオというテーマで書かれた作品です。アウトローな作品。

・著者情報

本田優貴(ほんだ ゆうき)

大阪府出身の漫画家。

2009年、『ヤングアニマル』にて『東京闇虫』の読み切りを掲載。
2010年、連載を開始。

Webコミックサイト『やわらかスピリッツ』で『アイアムアヒーロー』のスピンオフ漫画で、大阪が舞台の『アイアムアヒーロー in OSAKA』を連載。

代表作の東京闇虫の主人公がこてこての関西弁だったり、何かと関西色が濃いイメージです。

・点数 68点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆
設定☆☆☆☆
没入感☆

・評価
分かりやすさとテーマの一貫性は高いレベルですが、奥深くはないです。
個人的に言えば、ストーリー構成はわりと好みでした。

画が上手いというよりはここぞの場面で醸し出す独特の迫力がありました。

まず主人公が心底嫌いで、虫酸が走るのですが、そこら辺が気になる方は内容に触れていますが、単巻のレビューからどうぞ。
めちゃくちゃ個人的に嫌ってるので、だから(主人公が嫌いという理由では)減点とかはしてないです。
それはそれでキャラ立ってましたし、それも魅力っちゃ魅力です。多分。
減点理由は、オチの付け方です。ストーリー構成としてはアリなんですけど、作中トップクラスのカリスマの扱い方に関しての減点ですね、これは読めば多分分かります。
減点=ダメという訳ではないので、難しい部分ではありますが。

基本的にクズの集まりというか、これより底辺はないんじゃないか?の候補的な部分が強いテーマ性なので、主人公に対する悪口は作品への褒め言葉と言っても過言ではないかも?っていう認識で容赦なく叩き潰すつもりで単巻レビューではボロクソに言わせてもらいました。直感的にそう感じたので。
最も選びたくないシナリオ、最底辺の人生の一旦の選択肢としてはかなりいい出来だと思います。
読んでてヘイト溜めまくりのストレス溜まる漫画って冷静に考えたらめちゃくちゃ挑戦的ですよね(笑)

没入感に関してはごめんなさい。イラつきすぎて全く集中出来なくて、尚且つもう一度読みたいと思ったことは一度もないので、文句無しの即決最低評価です。
まあ、コンセプトには当てはまってるので、酷評されてこそ輝いてる作品だと捉えたので、容赦なく書かせてもらいました。

一応書いておきますが、嫌いなのはキャラクターであり、ストーリーと作品は意外と嫌いではないです。
こういう挑戦面白いと思います。


以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。


東京闇虫 1 (ジェッツコミックス)
東京闇虫 2 (ジェッツコミックス)
東京闇虫 3 (ジェッツコミックス)
東京闇虫 4 (ジェッツコミックス)
東京闇虫 5 (ジェッツコミックス)
東京闇虫 6 (ジェッツコミックス)
東京闇虫 7 (ジェッツコミックス)


・感想
本当に初っ端から借金まみれで借金を踏み倒して逃げようとする加藤。
借金の理由は不問にしたとしても普通に態度よくないですよね、読み始め数ページで嫌いになりました。

特技は責任転嫁。
能力低いくせにすぐに調子に乗って付け上がるトップオブクズの加藤ですが、闇社会の何でも屋にして何かと顔が広い浅村に借金を肩代わりしてもらった代わりに彼の下で働くことになります。

ドン底から這い上がる事が出来るのか?
というお話でもあります。

トップオブクズである加藤の相方もなかなかのクズだった⁉
這い上がりたい系とのしあがりたい系かー、組み合わせとしては面白いですよね、初期の方は帝国作りたいとか言ってたなw

それはそれとして、2巻~3巻にかけてこのコンビが借金回収に向かうことになるとあるオタクの話ですが……推しのメイドに尽くすが故に借金地獄になるという闇……抜け出せない沼は怖いですね、ピンと来なければ課金沼だと考えれば……ちょっと震え上がる怖さありますよね、この人、ウシジ◯くんにかもられそう……

加藤、地元の友人と再会して一攫千金。
その事実と自身の性格のせいであれよあれよと追い込まれて絶体絶命のピンチに。
勘違いして付け上がるから結局またドン底に戻るんだと思いますが……短絡的で学習能力もないから救いようがないですよね。

自らが助かる為に人の気持ちを無下にする加藤がトップオブクズからキングオブクズに昇格していく中、地味に好感度上げたのが加藤の元相棒の愛場でした。
何気に面倒見いい⁉ちょっと君、キャラ変わってないかい⁉

邪心が多すぎることから加藤が連れていかれた謎の施設、国男ハウス。
そこでは訳あって表社会で生きていけない過去を持つ者達が更生を目指す場所?
何にしても全てが胡散臭いちょっと気持ち悪い場所。
愛を謳いつつ、しくじれば命はない。逃げることも許さない。それが国男ハウス……っていう風に捉えました。

秘密裏で動いていた逃亡計画ですが、別に盗んだバイクで走り出したりはしません。
いろんな人が出てきて東京闇虫オールスターっぽくなるんですけど、加藤が周りに流されるダメな自分を変えるために強い覚悟で最強のオッサン(国男)に挑みます。

結果はどうあれ、加藤のダメなところは自分の能力をわきまえずに行動して結局は他人に迷惑をかけるところなので彼は全く自分を見れてないし、それじゃ根本的に変わらないこともおそらく分かってない。

ちょっとした衝撃を残して最終回を迎えます。

総括すると、着眼点とかストーリー展開は悪くないです。
でも個人的にはキャラクターにあまり魅力を感じなかったです。そこが残念ですね……
俯瞰的に見た時のキャラクターに対する評価と個人的な意見がここまで対極的なのも珍しいかも(笑)


コミック

電子書籍(まとめ買い対応)

実写化作品
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関連商品

おまけ


おまけ2

A-G-A-I-N (通常盤)

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  • アーティスト:篠崎愛
  • L's Shit Recordings
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MAJOR 三船東中学編

・タイトル

MAJOR 三船東中学編

・本の概要

三船リトルと横浜リトルの激闘から4年、何も言わずに突然姿を消した吾郎が小森、清水、沢村の前に再び現れます。
中3の微妙な時期に転入してきた真意とは?ある意味、作中最もドロドロした吾郎と寿也の全く爽やかではないバトルが描かれた無駄にリアルなエピソードも。
巻数で言えば、14巻の6話~24巻の2話までです。

14巻
MAJOR(14) MAJOR (少年サンデーコミックス)
再会
吾郎の秘密

15巻
MAJOR(15) MAJOR (少年サンデーコミックス)
絶交
衝突
練習試合

16巻
MAJOR(16) MAJOR (少年サンデーコミックス)
取り戻した情熱
反発と友情
練習試合と仕組まれた罠

17巻
MAJOR(17) MAJOR (少年サンデーコミックス)
小森の信念
父の姿
もう1人の天才
吾郎の弱点

18巻
MAJOR(18) MAJOR (少年サンデーコミックス)
変身
チームワーク
寿也の過去
清水の激励

19巻
MAJOR(19) MAJOR (少年サンデーコミックス)
海堂スカウト
宣戦布告
寿也の策略
負のスパイラル

20巻
MAJOR(20) MAJOR (少年サンデーコミックス)
動揺
復活
シーソーゲーム

21巻
MAJOR(21) MAJOR (少年サンデーコミックス)
決着
拒否
刺客
決心

22巻
MAJOR(22) MAJOR (少年サンデーコミックス)
セレクション

23巻
MAJOR(23) MAJOR (少年サンデーコミックス)
頂上決戦
第6関門
ギブアップ&再起

24巻
MAJOR(24) MAJOR (少年サンデーコミックス)
清水の選択

・著者情報

満田拓也(ミツダ タクヤ)

生年月日 1965年6月17日
出身地 広島県福山市
職業
漫画家
活動期間 1982年-

ジャンル
少年漫画
スポーツ漫画
代表作
『健太やります!』
『MAJOR』

受賞歴
第11回小学館新人コミック大賞少年部門佳作(1982年)
第41回小学館漫画賞(1995年)

1982年、『蛮勇』で第11回小学館新人コミック大賞少年部門佳作を受賞し、デビュー。

1988年、『週刊少年サンデー』にて、バレーボールを題材にした『健太やります!』を連載(1994年まで)。

1994年、『週刊少年サンデー』にて、野球漫画『MAJOR』を連載、16年間続く長編漫画となり、2010年に連載終了。

2011年、『週刊少年サンデー』にて、ボクシングを題材とした『BUYUDEN』を連載し、2014年1月に連載は終了。

その後、『週刊少年サンデー』にて、『MAJOR』の主人公である吾郎の息子の大吾を主人公とした続編『MAJOR 2nd』が連載開始。

・点数 64点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆
設定☆☆☆
没入感☆☆

・感想
原作の吾郎に対してやたら厳しく、酷評しまくる僕ですが、吾郎の性格を考えれば黙って姿を消した理由も理解はできますし、なに食わぬ顔で戻ってきてヘラヘラしてるのも吾郎だから仕方ないね、と割りきれますし、同時に小森や清水の気持ちも分からなくもないですが、沢村くんとサッカー部に対してはやっぱり失礼だと思う。せめて、先に事情を話した上で納得してもらってからの入部が筋じゃない?
吾郎がサッカー部に入りたかった理由自体は理には適ってるから他の部員かせめて部長(沢村くん)の了承を得ての特別部員という形なら有りだと思います。

あ、でも小森と清水は拗らせ過ぎてちょっとうざかったです。
清水さんはまあ……恋愛(片思い)を拗らせた訳だから同情はしますが……
初恋の相手が何も言わずにいなくなって、数年後ふらっと戻ってきて普通に声かけてきたら接し方は困るよね、そう考えたら頑張ったと思います。偉い。

暴力部員(仮)の山根も拗らせ系ですね、同情はするけど気に入らないっていう第1印象です。
だからって野球をやりたい人から奪っていい理由にはならない。
ということで彼にスポットライトが当たる部分の感想は割愛します。

という訳にもいかないので少しだけ。
ファーストの山根が投げられないことに気付き、徹底したバント攻撃、選手潰し、お返しのラフプレー(吾郎)、正々堂々にこだわる小森という試合内容ですね、吾郎くん、それ主役がやることじゃないよ(笑)

古巣へ帰って来た崖っぷちのベテラン投手の茂野さんの話が個人的に好きです。
やるせない……

そして、再び現れた寿くん。
文武両道の優等生なのに何だか様子がおかしい……
吾郎の速球の弱点を一目で見抜き、一振りで自信を打ち砕く。
弱点は結局教えてくれないし、わざと吾郎を怒らせたり、しばらく見ない内に随分と憎々しい人間になったというか、煽り方が陰険というか……ブラック寿くん炸裂。

寿くんに打ち砕かれた後、答えが分からず、道をさ迷っていた吾郎は義父である茂野さんに自分の球の率直な感想を述べてもらいます。

そして、自分の弱点を知り、一方的に試合(大会本番)まで練習を休むことを告げて姿を消します。
挙げ句の果てに大会の初戦に遅刻するっていう……

まあ、エースの自覚皆無の有り得ない行動ではありますが、正直、小森や山根の態度や発言にも疑問が残るし、ここに関しては全面的に吾郎に同意でした。
何が気に入らないかについては18巻のレビューに書いてますが、全面的に口が悪くなってるので見るのであればご注意下さい。

一難去ってまた一難。
吾郎が寿也の過去を知り、動揺してひよります。
吾郎、寿也に弱すぎるの図。
ここでヒロイン力出すのが清水さん、やるやん。

19巻はドロドロさMAXの幼馴染み対決です。
吾郎の望む野球での力と力の勝負とは行かず、舌戦、心理戦とダーク寿也が止まりません。
まあ、吾郎の場合は身から出た錆ですね。

20巻は仲間のサポートもあり、吾郎、寿也共に本来の姿を取り戻します。
かっせ、かっせ、寿也!

21巻は幼馴染み対決の試合の決着、海堂を舐めてる吾郎に現実を突き付けるスカウトの策略(眉村初登場)、男女混合で海へGO!の話があります。
海行く話はつかの間の休息とか青春の1ページかな?って思ったらそんなことはなく、吾郎らしい。
拗らせー's(小森、清水)は安定のうざさ発揮!?
清水さんは小学生の時のこと引きずりすぎなんだよなww
そして、吾郎の決断に振り回される寿也(と小森)。

22巻は丸々セレクションなのですが、これはアイデアが光ってたと思います。
過去の肩書きに何の意味もないことが分かります。
あと、ここに関してはさすがに小森可哀想でした。心情的に。

23巻は吾郎にとって正真正銘の最大難関ですね、またも挫折。
まあ、これは仕方ないかもしれないけど、吾郎の態度は良くない。
そして桃子さんがきっちり母親をします。が、同時にミスもしますw
桃子さん義母なのにヒロインより可愛いw
そういえば桃子さんって吾郎の初恋の相手でもおかしくは……ないですよね?

そして、MAJORの正ヒロイン、清水さんは猛勉強して偏差値の高い海堂の一般入試を受けますが……
中学時代に打ち込んだ女子ソフトボール部のない海堂へ行くのか、吾郎はいないけど女子ソフトボール部のある高校へ行くのか迫られます。


全体像としてはこの流れです。
個人的な意見として海堂スカウトに物申したいのは、キャッチャーは育てられると言うけれど、強肩で打者を喰ったような強気なリードができてなおかつ打てる(ホームランも打てる、大事な場面で打てる)寿也みたいな捕手育てれんの?っていう。
そこの疑問は残りますね、解消もされないんですけどね(笑)

まあまあネタバレ有りで書きました。
ごめんなさいm(__)m
そして、最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!


おまけ

メジャー 1st season

メジャーBlu-ray BOX

・タイトル

メジャー 1st season

メジャー MAJOR [レンタル落ち] 全9巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品]

・概要
MAJORの幼稚園編、リトルリーグ編を軸に構築されたメジャーアニメシリーズの第1弾です。
基本的には原作に沿って物語は進みますが、お色気シーンや暴力、差別シーンをカットした原作とは違うメジャーです。
全26話で、幼稚園はアニメでは保育園編となっています。

・点数 89点

ストーリー☆☆☆☆☆
演出☆☆☆☆☆
視覚的面白さ☆☆☆☆
聴覚的面白さ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・評価
ご覧の通り、原作より高得点です。
原作を読んでて気分を害したシーンがアニメではほぼカットされたのが大きいです。
基本、ストーリーは好きだったのでテンポも良くて見やすくなってると思います。

吾郎役のくまいさんやおとさん役の子安さんの演技力で更に増し増しにポイント加算されました。
6話は何度見ても泣きます。
そうです、あのシーンです……

僕が言うのも烏滸がましい限りですが、適材適所の最高のキャスト陣による神演技と、余分を排除した全年齢向けにブラッシュアップされた内容はさすが放送局NHKさんだと感じました。
原作の見せ場を最大限に魅せる、伝える演出は本当に最高でした!

(多少の古さは仕方ないとして、)今の時代に見ても十分通用する映像だと思います。
画からも熱意を凄く感じる作品なので!

音楽に関しては……これまた素晴らしい。視聴者の感情を揺さぶることに本当に長けていると感じました。
主題歌もBGMも素晴らしいんですが、やっぱここぞでかかる心絵ってある意味ではアニメ版メジャーの代名詞ですし、そういう意味でもこの初代アニメの存在は偉大です!

一方で、メジャーという作品は熱さとは裏腹に結構ヘビーな展開と傍若無人な天才と凡人の軋轢のようなものを描くシビアさを隣り合わせにしていますので、エンタメ要素はやや薄めです。そういう特性の作品ではないです。

あくまでも個人的な印象ですが、原作では出番的な意味でもどうしても初見では感情移入しきれなかったり、悪い印象になってしまうキャラクターに対する補完性と配慮が抜群でした。
そこに声優さんの魂が乗っかるのでシンプルにアニメおすすめ。

プロ野球選手の息子だから主人公が天才。それゆえの孤立等々を描くメジャーですが、そもそも茂治氏の設定がややチートだったり、エモーショナルな展開に持っていく為の無茶設定はちらほらあります。
が、そこは漫画ですので悪しからず。そして、それでも大谷くんのが凄いからセーフ


以下、多少内容に触れた感想コーナー
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メジャー 3rd.Inning [DVD]
メジャー 4th.Inning [DVD]
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メジャー 8th. Inning [DVD]
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・感想
1話~6話
保育園編(原作の幼稚園編)
本田さんと茂野さんの友情、ごろちゃんと寿くんの友情がピックアップされています。
吾郎と桃子さんの絆についてはさすがに原作のほうが丁寧に描かれてるのでそちらに軍配が上がります。

7話~26話
リトルリーグ編
過激な発言が修正されていたり、原作では回想として描かれているシーンがアニメではリアルタイム進行になっていたりと細かな違いはありますが、展開そのものに大きな変更はないです。


最後に
アニメから入って原作を読んだ場合、懐かしさは感じず、衝撃を受ける……ということもありました。
個人的には(リトルリーグ編に関しては)アニメのほうが好きです。

あえて全年齢向けのMAJORと表現します。
初めて見たのは中学生の頃でしたが、その頃も楽しめましたし、高校生の頃、大人になってから、そして今も。
1st seasonは本当に何回見たか分からない作品です。

話が反れました。
つまり、それぐらい見やすいということでした。


DVD

Blu-ray


おまけ
メジャー[吾郎・寿也激闘編] Blu-ray BOX
メジャー[飛翔! 聖秀編] Blu-ray BOX
メジャー[アメリカ!挑戦編] Blu-ray BOX
メジャー[決戦! 日本代表編] Blu-ray BOX
メジャー[完全燃焼! 夢の舞台編] Blu-ray BOX

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くまいもとこさん


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脚本家の代表作


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検索で引っかかったおまけ

帝王学を学んだエリートと河川敷下の住民との出会い:荒川アンダー ザ ブリッジ

荒川アンダー ザ ブリッジ コミック 全15巻完結セット (ヤングガンガンコミックス)

・タイトル

荒川アンダー ザ ブリッジ

・本の概要

大学生にして会社の社長でもある人の上に立つ為の帝王学を学んでいるエリート中のエリートである一ノ宮行がひょんなことから荒川の橋の下、河川敷に住むことになり、そこで出会った人々と交流を深めていく物語。

・著者情報

中村光(なかむら ひかる)

生年月日 1984年4月21日
出身地 静岡県田方郡中伊豆町
血液型 O型

職業 漫画家
活動期間 2001年-
ジャンル 少年漫画、青年漫画、ギャグ漫画
代表作
荒川アンダー ザ ブリッジ
聖☆おにいさん

受賞
手塚治虫文化賞短編賞(2009年)

幼い頃から父親の影響で絵をよく描いており、初めて読んだ漫画『ドラゴンボール』に影響を受け、漫画を描き始め、中学3年生の時に本格的に漫画家を目指すようになる。

2001年、高校1年生の時に『海里の陶』が『月刊ガンガンWING』11月号に掲載され、デビュー。
同誌にて初の連載となる『中村工房』を2002年4月号より2003年12月号まで連載。

2004年、『ヤングガンガン』創刊号より『荒川アンダー ザ ブリッジ』を連載開始。
2010年にアニメ化、2011年にテレビドラマ化、2012年には映画化された。
荒川アンダー ザ ブリッジ』と並行し、2006年に『モーニング・ツー』より『聖☆おにいさん』を連載開始。2009年に手塚治虫文化賞短編賞を受賞。

2016年、『週刊ヤングジャンプ』2016年49号より『ブラックナイトパレード』の集中連載を開始。

荒川アンダー ザ ブリッジ』の単行本が発売されるたびにサイン会を行っていた。
投稿時代はシリアスな作品を描いていたが、一転してギャグ漫画家としてデビューすることになった。
ギャグのルーツはうすた京介
影響を受けた漫画家はかわぐちかいじ

・点数 72点

ストーリー☆☆
画力☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆

・評価
最初に誤解のないように言っておきますが、個人的な好みを重視した旧採点方式では☆ ☆4つ評価にしてました。
半減理由は、ギャグとシリアスの振り幅が大きすぎて決して分かりやすいとは言えず、キャラクターの多さも相まってややごちゃごちゃしてるからです。

個人的には上手いとは一切思わなかったですが、ギャグ要素を多く含んだ作風と合わせて考えれば、標準的かな?っていう評価です。
こちらは旧採点方式では☆1つにしていたので、ギャグ調の漫画の中での画力評価と思っていただければ。

多すぎる気がするぐらい多くのキャラクターが登場し、全員に対してツッコミを入れるリクルートもツッコミ所アリアリなので、個性が飽和状態であり、バーゲンセール状態です。
これだけ個性豊かなキャラクターがいれば、好みのキャラもきっと見つかるはず?
アニメ化されてないとこの某キャラクターが個性の塊なんですけど、某人気アイドルをいじってるのでここでは触れられません(笑)
気になる方は単巻レビューをどうぞ!

後半まで読んでいくと、意外としっかり作り込まれた設定が見えてきて、作品の評価がガラッと変わります。
また、作品の雰囲気もめちゃくちゃ変わります。
アトラクションで言うと、ジェットコースター系です。
後半から出てくるキャラクターがぽっと出で終わらずに役割を果たして盛り上げるので、そこら辺の演出はめちゃくちゃ上手かったです。

没入感は満足感の評価でもあるので、非常に悩みました。
個人的に気に入らなかった部分が非常に多かったのも事実なので。
最終的に本当の主要キャラクター数名以外の扱いをぞんざいに扱うのであれば、何故、そんなにキャラクターを増やしたのか?って言いたい気持ち半分、あれはギャグパートだから言うのは野暮って気持ちもあります。
相反する2つの要素を組み合わせた作風が故の宿命なのかな?
どっちもピタッとハマった人にとっては最高の漫画に成り得るポテンシャルはあるんだと思います。


以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。

荒川アンダー ザ ブリッジ 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 2巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 3巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 4巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 5巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 6巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 7巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 8巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 9巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 10巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 11巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 12巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 13巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 14巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダー ザ ブリッジ 15巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)


・感想
ギャグとラブコメとSFの異色の融合。
異星間交流?なお話です。

自称金星人を名乗る女の子は何者なのか、果たして本当に電波なのか⁉というのも含めて徐々に明らかになる事実がちょっと面白かったり、ワクワクしたりします。

ギャグのセンスは正直、僕にはハマらなかったので単巻レビュー(特に序盤)では結構酷評してるところもあります。
シリアスな部分とSFチックなところがわりと好みだったので全体を総合するとこの点数ということです。

逆にギャグの部分が好きで後半の展開は冷めたって方もいらっしゃると思うので、この作品の作りは一長一短ですね、実に攻めています。
亀有くんの投入も攻めすぎでしょwレベルでもはや狂気を感じました(笑)
ちなみに僕は亀有くん好きです、反則ですもん、彼(笑)

若干数名、その存在(種族)が謎というかよく分からなかったキャラクターもいますが、ギャグとSFが混ざってるからまあ、いっか!って気持ちで受け流しました。

途中ごちゃごちゃしたり、設定過多っぽくなったりもしましたが、人間関係も含めてわりと綺麗に終わりました。
ぶっちゃけいくつか気になる点は残ってますが、物語の大筋には関係ないのでまあ、いいでしょう。

総評すると、作品そのものが生き物のような漫画でした。例えるなら巨大な魚?
部分部分の繋ぎ目のところは掴めるけど、全体像としては掴み所のない、もしくは掴み所が難しい不思議な作品でした。


コミック

電子書籍(まとめ買い対応)

映像化作品
アニメ

実写


おまけ


おまけ2

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MAJOR リトルリーグ編

・タイトル

MAJOR リトルリーグ編

・本の概要

小学4年生になった吾郎が仲間を集めてリトルリーグ(三船リトル)に入り、闘魂を燃やして突っ走るエピソードです。
巻数で言えば3巻7話~14巻5話にあたります。

3巻
MAJOR(3) MAJOR (少年サンデーコミックス)
マイナースポーツ
再会(三船リトルの監督)

4巻
MAJOR(4) MAJOR (少年サンデーコミックス)
再建or解体
本当の友達
初試合

5巻
MAJOR(5) MAJOR (少年サンデーコミックス)
チーム

吾郎と横浜リトル、そして再会

6巻
MAJOR(6) MAJOR (少年サンデーコミックス)
おとさんの影と母さんの想い
ギブソンからの招待状
最高の球宴
吾郎の答え

7巻
MAJOR(7) MAJOR (少年サンデーコミックス)
場違いの合同合宿
練習試合
後遺症
挑戦状

8巻
MAJOR(8) MAJOR (少年サンデーコミックス)
無謀
インチキ投手
友情のカタチ
吾郎の初恋

9巻
MAJOR(9) MAJOR (少年サンデーコミックス)
女心
秋季大会
ブラックトライアングル

10巻
MAJOR(10) MAJOR (少年サンデーコミックス)
賭け
茂野と桃子と吾郎の気持ち

11巻
MAJOR(11) MAJOR (少年サンデーコミックス)
小森負傷
ピッチャー沢村
フォーク攻略法
第2の捕手を探せ

12巻
MAJOR(12) MAJOR (少年サンデーコミックス)
代打の監督
横浜リトルの猛攻
三船リトルの反撃
油断大敵
吾郎の秘策

13巻
MAJOR(13) MAJOR (少年サンデーコミックス)
変化球
常勝テクニック
計算外

14巻
MAJOR(14) MAJOR (少年サンデーコミックス)
激闘の末に

・著者情報
満田拓也(ミツダ タクヤ)

生年月日 1965年6月17日
出身地 広島県福山市
職業
漫画家
活動期間 1982年-

ジャンル
少年漫画
スポーツ漫画
代表作
『健太やります!』
『MAJOR』

受賞歴
第11回小学館新人コミック大賞少年部門佳作(1982年)
第41回小学館漫画賞(1995年)

1982年、『蛮勇』で第11回小学館新人コミック大賞少年部門佳作を受賞し、デビュー。

1988年、『週刊少年サンデー』にて、バレーボールを題材にした『健太やります!』を連載(1994年まで)。

1994年、『週刊少年サンデー』にて、野球漫画『MAJOR』を連載、16年間続く長編漫画となり、2010年に連載終了。

2011年、『週刊少年サンデー』にて、ボクシングを題材とした『BUYUDEN』を連載し、2014年1月に連載は終了。

その後、『週刊少年サンデー』にて、『MAJOR』の主人公である吾郎の息子の大吾を主人公とした続編『MAJOR 2nd』が連載開始。

・点数 72点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆

・感想
潰れかけた三船リトルの再建からその才能故の悩み、仲間との衝突、怒りetc.
紆余曲折を経て、成長した吾郎と仲間の織り成す物語。
そして、親子の絆や命の重さについて考えさせられるエピソードもあります。

幼少期はあんなに可愛かったのに……今やその面影はなく、(顔はイケメンだけど性格がちょっと……)子育ての難しさを間接的に知りました。
男の子にとって父親(父の背中)ってめちゃくちゃ大きいですよね、大事だと思います、父親の存在は……

吾郎は愛情を持って育てられてるはず(引き取られる時のくだりからして)なのですが、それでもこうなったのはそういうことなのかなー?って少し思ったり。

三船リトルに入った直後は浮きまくってましたが、桃子さんの厳しい言葉が刺さります。
読み手としては吾郎の傲慢とも取れる態度にイラついてた場合、スカッとする場面でもあります。
桃子さんは紛れもなく母親です。痺れました。

ギブソンからの招待状でメジャーのオールスター戦を観戦に行った吾郎はギブソンの投球スタイルに感銘を受けます。
何気にこれ、悩みながらもシリーズ通して一貫しました。
吾郎とギブソンもある意味、親子に近い関係性ですよね、ギブソンさんが反省してるのはすごく伝わった。

合宿編は何気に好きです。
横浜リトルの監督がただのモブじゃない……だと⁉な感じで回想シーンを挟んで、ちょっと好感度上がるっていう。
トラウマから来る幻の魔球は何気にいい伏線です。

三船リトルと横浜リトルの試合はいい試合でしたし、吾郎の気持ちも熱かったです。それがいいことかは置いといて。
茂野さんもね、おとさんの同期で親友のおじさんってだけじゃなくて、本気で吾郎のことを案じてくれるいい親父ポジションですよね!
あれ、そう考えたら吾郎って結構恵まれてるような……

そういえば、横浜リトルの監督だけではなく、ブラックトライアングルや言いなりロボット親子もいいキャラしてましたよね!
あの辺のその後とかめっちゃ気になりますもん。

さて、感想的には概ね高評価ですが、没入感が低いのは主人公の吾郎が気に食わないからです。主に態度が。
そんなわけでいまいちノリきれなかったのが残念でした。
ストーリー展開としては感想の通り、普通に面白かったです。

今回もざっくりとしたまとめですが、読んでくれた方々、ありがとうございました(^人^)

吾郎の何が気に入らないかは単巻レビューに書いてますが、個人の主観入りまくりなのであまりオススメはしません。
が、それでも気になる方は単巻レビューのほうをご覧下さいm(__)m


4巻

5巻6巻7巻8巻9巻10巻11巻12巻13巻14巻


おまけ

シャーマンキング 第1巻

SHAMAN KING(1) (少年マガジンエッジコミックス)

・タイトル

シャーマンキング 第1巻

・本の概要

・塾帰りの中校生?
・墓場で笑う謎の少年
・不良の溜まり場
・鬼神 阿弥陀
・妙技 憑依合体⁉
・2人の友情
・シャーマンの日常

・点数 76点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・感想
何より懐かしさが込み上げて来ました。
シャーマンキングは世代です!(多分)
余談ですけど、小学生の時に途中までは漫画買ってましたし、アニメ見てましたし、トレカ?持ってましたし、ゲームもやりましたし、ほんと懐かしい!

そんな思い入れはあるけど、ぼんやりとしか覚えてないのがこのシャーマンキングです!←え
アニメと漫画で途中から展開変わるんですよね!(あの頃は珍しくない演出でした)

1巻は面白いというよりかは、まんたと一緒に葉とシャーマンについて少しずつ勉強するみたいな感じです。
あと、阿弥陀丸に感情移入させやすいように随所で阿弥陀丸エピソードがあります。
この阿弥陀丸プッシュは次巻への伏線?

とりあえず、阿弥陀丸のエピソードよき。
600年越しの想いよ、届け!


コミック

電子書籍

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検索で引っかかったおまけ

MAJOR 幼稚園編

・タイトル

MAJOR 幼稚園編(1~3巻6話まで)

・本の概要

茂野吾郎がまだ本田吾郎だった時、さらに幼少期だった時、「おとさん」との大切な思い出や寿くんとの出会いが描かれた長編作品『MAJOR』の序幕となるエピソードです。

1巻
MAJOR(1) MAJOR (少年サンデーコミックス)
プロ野球選手の息子
故障と絶望
第2の野球人生
寿くんとの出会い

2巻
MAJOR(2) MAJOR (少年サンデーコミックス)
誤解とすれ違い
父の背中
メジャーリーガーの実力

3巻
MAJOR(3) MAJOR (少年サンデーコミックス)
BASEBALLと野球
悲劇

・著者情報
満田拓也(ミツダ タクヤ)

生年月日 1965年6月17日
出身地 広島県福山市
職業
漫画家
活動期間 1982年-

ジャンル
少年漫画
スポーツ漫画
代表作
『健太やります!』
『MAJOR』

受賞歴
第11回小学館新人コミック大賞少年部門佳作(1982年)
第41回小学館漫画賞(1995年)

1982年、『蛮勇』で第11回小学館新人コミック大賞少年部門佳作を受賞し、デビュー。

1988年、『週刊少年サンデー』にて、バレーボールを題材にした『健太やります!』を連載(1994年まで)。

1994年、『週刊少年サンデー』にて、野球漫画『MAJOR』を連載、16年間続く長編漫画となり、2010年に連載終了。

2011年、『週刊少年サンデー』にて、ボクシングを題材とした『BUYUDEN』を連載し、2014年1月に連載は終了。

その後、『週刊少年サンデー』にて、『MAJOR』の主人公である吾郎の息子の大吾を主人公とした続編『MAJOR 2nd』が連載開始。

・点数 72点

ストーリー☆☆☆
画力☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆

・感想
面白い面白くないの前に、ここのエピソードのみで言うと、キャラクターに対しては感情移入しづらいです。

というのも、「本田茂治が幻の天才だから」です。
高校時代からセンスの塊でエースで4番、怪我さえなければプロとしてもエースで活躍できたはずで……

打者に転向したらそれはそれで才能の片鱗を見せる。
その華々しさと挫折と息子想いの父親であること(父としても格好いい)、亡き妻を想う気持ちと新たな恋と……いや、この短い巻数に詰め込み過ぎだろ(笑)っていう。

MAJORという作品を一通り知っていて立ち返る場合は問題ないですが、初見の場合はちょっと置いていかれるかもです。

リトルリーグの小学生が驚くゴローくんの速球と普通に捕球する寿くんという2人の5歳児は天才の片鱗が既に…ということなのでしょう。

才能の部分は非現実寄り、怪我のくだりは現実的という混ざり方は今後も続くMAJORの作品としての特徴の1つだと思います。

ストーリー全体の評価は、つまらなくはないけど、引き込まれる程ではない。
これが正直なところです。
アニメだと子安効果で絶対泣きますが

設定としてのオリジナリティは高めだと思うのですが、序盤の展開はサンデーのスポーツ漫画あるあるをなぞってるので満点ではないです。

1周目ではない勢からしたら本田茂治とジョー・ギブソンの対決は思うところはありますし、あのシーンを後々ああいう形で使うのは作者のセンスを感じる…と思うのですが、それは作中で言えばかなり未来の話です。

ギブソンの選択とその結果についても同じ事が言えますね、未来の話ですが、辛いです。
後付けではあるけど、責任感や義務感からギブソンが取った行動は本当に正しいの?
って思うエピソードが後々描かれるのですが、この最初のエピソードは短いですが、それぐらい大事なエピソードです。

ギブソン絡みだけではなく、本田選手と茂野選手の関係性も描かれてますし、わりと大事なんですよ、この最初のエピソード。

というわけで、否定から入りましたが、『MAJOR』という作品全体で見たら非常に大事な骨組みのエピソードになります。

今回のレビューは読んでてあまり気持ちのいいものではなかったと思いますが、それでも最後まで読んでくれた方々、ありがとうございました(^人^)


1巻

2巻

3巻


おまけ