神黎の図書館

主観によるグラフ+点数+感想を綴る読書感想文風書評ブログです。月間で読む漫画は150冊~200冊。小説や映像作品についてもちょこちょこと。

荒川アンダー ザ ブリッジ

荒川アンダー ザ ブリッジ コミック 全15巻完結セット (ヤングガンガンコミックス)

・タイトル

荒川アンダー ザ ブリッジ

・本の概要
大学生にして会社の社長でもある人の上に立つ為の帝王学を学んでいるエリート中のエリートである一ノ宮行がひょんなことから荒川の橋の下、河川敷に住むことになり、そこで出会った人々と交流を深めていく物語。

・著者情報

中村光(なかむら ひかる)

生年月日 1984年4月21日
出身地 静岡県田方郡中伊豆町
血液型 O型

職業 漫画家
活動期間 2001年-
ジャンル 少年漫画、青年漫画、ギャグ漫画
代表作
荒川アンダー ザ ブリッジ
聖☆おにいさん

受賞
手塚治虫文化賞短編賞(2009年)

幼い頃から父親の影響で絵をよく描いており、初めて読んだ漫画『ドラゴンボール』に影響を受け、漫画を描き始め、中学3年生の時に本格的に漫画家を目指すようになる。

2001年、高校1年生の時に『海里の陶』が『月刊ガンガンWING』11月号に掲載され、デビュー。
同誌にて初の連載となる『中村工房』を2002年4月号より2003年12月号まで連載。

2004年、『ヤングガンガン』創刊号より『荒川アンダー ザ ブリッジ』を連載開始。
2010年にアニメ化、2011年にテレビドラマ化、2012年には映画化された。
荒川アンダー ザ ブリッジ』と並行し、2006年に『モーニング・ツー』より『聖☆おにいさん』を連載開始。2009年に手塚治虫文化賞短編賞を受賞。

2016年、『週刊ヤングジャンプ』2016年49号より『ブラックナイトパレード』の集中連載を開始。

荒川アンダー ザ ブリッジ』の単行本が発売されるたびにサイン会を行っていた。
投稿時代はシリアスな作品を描いていたが、一転してギャグ漫画家としてデビューすることになった。
ギャグのルーツはうすた京介
影響を受けた漫画家はかわぐちかいじ

・点数 72点

ストーリー☆☆
画力☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆

・感想
最初に誤解のないように言っておきますが、個人的な好みを重視した旧採点方式では☆ ☆4つ評価にしてました。
半減理由は、ギャグとシリアスの振り幅が大きすぎて決して分かりやすいとは言えず、キャラクターの多さも相まってややごちゃごちゃしてるからです。

個人的には上手いとは一切思わなかったですが、ギャグ要素を多く含んだ作風と合わせて考えれば、標準的かな?っていう評価です。
こちらは旧採点方式では☆1つにしていたので、ギャグ調の漫画の中での画力評価と思っていただければ。

多すぎる気がするぐらい多くのキャラクターが登場し、全員に対してツッコミを入れるリクルートもツッコミ所アリアリなので、個性が飽和状態であり、バーゲンセール状態です。
これだけ個性豊かなキャラクターがいれば、好みのキャラもきっと見つかるはず?
アニメ化されてないとこの某キャラクターが個性の塊なんですけど、某人気アイドルをいじってるのでここでは触れられません(笑)
気になる方は単巻レビューをどうぞ!

後半まで読んでいくと、意外としっかり作り込まれた設定が見えてきて、作品の評価がガラッと変わります。
また、作品の雰囲気もめちゃくちゃ変わります。
アトラクションで言うと、ジェットコースター系です。
後半から出てくるキャラクターがぽっと出で終わらずに役割を果たして盛り上げるので、そこら辺の演出はめちゃくちゃ上手かったです。

没入感は満足感の評価でもあるので、非常に悩みました。
個人的に気に入らなかった部分が非常に多かったのも事実なので。
最終的に本当の主要キャラクター数名以外の扱いをぞんざいに扱うのであれば、何故、そんなにキャラクターを増やしたのか?って言いたい気持ち半分、あれはギャグパートだから言うのは野暮って気持ちもあります。
相反する2つの要素を組み合わせた作風が故の宿命なのかな?
どっちもピタッとハマった人にとっては最高の漫画に成り得るポテンシャルはあるんだと思います。


以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。


ギャグとラブコメとSFの異色の融合。
異星間交流?なお話です。

自称金星人を名乗る女の子は何者なのか、果たして本当に電波なのか⁉というのも含めて徐々に明らかになる事実がちょっと面白かったり、ワクワクしたりします。

ギャグのセンスは正直、僕にはハマらなかったので単巻レビュー(特に序盤)では結構酷評してるところもあります。
シリアスな部分とSFチックなところがわりと好みだったので全体を総合するとこの点数ということです。

逆にギャグの部分が好きで後半の展開は冷めたって方もいらっしゃると思うので、この作品の作りは一長一短ですね、実に攻めています。
亀有くんの投入も攻めすぎでしょwレベルでもはや狂気を感じました(笑)
ちなみに僕は亀有くん好きです、反則ですもん、彼(笑)

若干数名、その存在(種族)が謎というかよく分からなかったキャラクターもいますが、ギャグとSFが混ざってるからまあ、いっか!って気持ちで受け流しました。

途中ごちゃごちゃしたり、設定過多っぽくなったりもしましたが、人間関係も含めてわりと綺麗に終わりました。
ぶっちゃけいくつか気になる点は残ってますが、物語の大筋には関係ないのでまあ、いいでしょう。

総評すると、作品そのものが生き物のような漫画でした。例えるなら巨大な魚?
部分部分の繋ぎ目のところは掴めるけど、全体像としては掴み所のない、もしくは掴み所が難しい不思議な作品でした。


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