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漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

咲-saki- 阿知賀編 episode of side-A:幼馴染みとの再会、全国大会への挑戦

咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A コミック 全6巻完結セット (ガンガンコミックス)

・タイトル

咲-saki- 阿知賀編 episode of side-A

・本の概要

咲-saki-本編に繋がるサイドストーリー。
原村和の幼馴染みで友人の女の子達がのどかともう1度遊ぶ(麻雀をする)ために再び集まり、麻雀部を作って全国大会へ向かって突っ走るストーリーです。
まあ…一言で言えば、可愛い女の子達による能力麻雀です。

・著者情報

小林立(こばやしりつ)

出身地 東京都目黒区駒場(江島区越中島育ち)
職業 漫画家・イラストレータ
代表作
咲-Saki-

五十嵐あぐり(いがらしあぐり)

生年月日 1975年4月12日
血液型 O型

職業 漫画家、イラストレータ
活動期間 1995年 -
ジャンル 少年漫画・青年漫画
代表作
BAMBOO BLADE

受賞歴
エニックス21世紀マンガ大賞入選(1995年)

・点数 100点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆☆

・評価
まず始めに、この作品はスピンオフ作品であってスピンオフではない独立した作品って感じです。
本編の裏側というか、清澄とは異なるブロック、関西地区にフォーカスを当てた作品です。
本編でぶつかる運命、いずれはXする別角度の物語という意味では、「とあるシリーズ」みたいなイメージの関係性に近いと思います。

ストーリーについてですが、麻雀のルールを把握してなくても楽しめる本編と比べても特に支障のない分かりやすいストーリー構成でした。
本編のメインキャラクターである「原村和」と縁のあるキャラクターが、本編開始前の天才少女と騒がれていた和の活躍を見て、「また和とおもいっきり遊びたい!」という純真無垢な想いから麻雀部の立ち上げから全国の舞台へ上がる為の武者修行を経て突き進む!というのが大筋です。
基本的な軸のブレなさと、主人公の隠乃ちゃんのポジティブさに元気が貰える作品でもあります。
個人的には本編より阿知賀のほうがストーリーは好きです。
あくまでも「個人的には」です。本来はどっちが上とかないと思うので。

咲-saki-シリーズ独特の世界観でもある事実上の能力麻雀の演出は健在で、絵柄の可愛さと相まって終始テンション上がるというか、好きです。
麻雀知らなくても楽しめる要因となっているので、絵柄が嫌いでなければ読んでみてもらいたい作品です。
麻雀入門(こういう麻雀目指したいの目安)にも使えると思います。
この評価は咲-saki-シリーズ全体に言えるので、阿知賀編が特別優れているという訳ではないですが、純粋に五十嵐あぐりさんの画は読みやすくて作品に合ってると感じたので、最高評価にしました。

ゲームがキャラゲーと化してるほどにキャラクターの魅力が大きいと思います。
これもシリーズ共通項ですが、得意なあがりはこう、この役を呼び込みやすいを越えた超能力の存在が確認された最初の咲-saki-シリーズだと思いますし、主人公チームのバックボーンをしっかり描き、チーム結成までに時間をたっぷり割いて感情移入させた上で更に魅力的なライバルキャラ多数なのが凄い。
阿知賀編から更に派生したライバルの過去編のスピンオフがある程にキャラクターの人気も熾烈な争いをしてたイメージがあります。
怜-Toki- 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

また、和に対応するように作られた阿知賀編の主人公達ですが、本編では最強で最恐の敵となる咲の姉である宮永照がライバルキャラとして登場し、本編とは異なるキャラクター性を見せます。
こういう新規もしくは阿知賀編のみのファンも従来のファンもどちらも楽しませる演出が随所に含まれていて、そこに無理矢理感も全くないので、気遣いとこだわりを感じました。
僕が勝手に言ってるだけなので、見当違いの可能性もありますが。

作品に感情移入したシンクロ率的なものは過去最高クラスの作品であり、そこら辺はネタバレになるので割愛します。
1度読んだことある方は単巻レビューで赤裸々に感想書いてる僕の記事も面白いかも?分からないですが(笑)
とりあえず、推しと推しがぶつかって(僕が勝手に)泣いてるところは客観的に見て、愉快な書評してるなぁ~とは思いました。


以下、商品リンクを挟んで、内容に触れた個人的な感想コーナーですが、正直今回はネタバレにならない範囲で既に結構内容に触れてる気がするので、僕の推しキャラが分かる程度の軽いネタバレ込みにします。
こういう能力あるよ~の目安も兼ねて。
嫌な方は見ないように!今回、こういう形ですみません😣💦


咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 2巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 3巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 4巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 5巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 6巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 7巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 8巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A 9巻 (デジタル版ガンガンコミックス)


・感想
ストーリーに対する不満は特にありませんが、めちゃくちゃ頑張った推しキャラが敗退したので本気で悲しかったのが率直な感想です。
本編の全国大会編にいない時点で分かってはいたのですが、分かってても応援するし、辛いものというのが身に染みて分かりました。

ですが、代わりにここまで感情移入させてくれた感謝も込めた熱中度満点の評価と、絵柄が好み+能力の発想力と展開力などを素晴らしく感じたので他の項目が満点だらけということになりました。
あくまでも個人的な評価ですが。

さて、能力について細かく紹介するとキリがないので、詳しくは単巻レビューを見て頂くと幸いです。

僕の推しキャラで言いますと、1巡先の未来が読めたり、自然とドラが集まったり(裏ドラも)ですね!もちろん、それぞれデメリットもあります。
二人一対でコンボとなる能力は普通に面白かったです。

スピンオフものなので、本編のキャラがちらほら客演するのも1つの魅力ですね!
清澄と全力で戦って親睦を深めたあの子達が阿知賀の修行相手になってくれたり……胸熱です!胸と言えば、本編での僕のお気に入りのステルスモモちゃんも出るんですよ!!

本編では(咲のせいで)恐怖のイメージが強い宮永照ですが、阿知賀で見る限り結構可愛いような……

などなど、キャラクターをより知れるという意味でも、『咲-saki-』が好きなら読んでも損はない作品だと思います。

また、表紙等を見て絵柄は好みだけど、麻雀分からない……という方もいると思います。
さすがに絶対大丈夫!とは言いきれませんが、作中の説明が結構丁寧なので分かりやすいほうだと思います。

本編を読まずに阿知賀だけ読むのはありか?についてですが……
個人的には有りだと思います。
本編に繋がる話ではありますが、単品でも成り立ってるので阿知賀から入っても大丈夫だと思います。
ただし、咲-saki-を順序だてて読みたい人でネタバレを異様に嫌う人は先に本編を読んだ方がいいと思います。

というわけで、いつも以上に個人的な意見全開になりましたが、咲-saki-阿知賀は僕の大好きな作品なので、この記事を読んで興味を持った方がいれば好みの媒体で見て頂けると幸いです。
※今回のレビューは漫画についてのみです。

最後に
誤解のないように一応触れておきますが、阿知賀編のメインテーマは主人公の女の子(隠乃)が幼馴染み(和)と遊ぶ目的で麻雀をし、全国大会を目指していますが、本編の主人公(咲)も強さを求めて…ではなく、姉(照)と向き合う為、振り向いてもらう為に麻雀部で全国大会を目指しています。
阿知賀のほうが好みと言ったのは純粋に好きなキャラクターがこちらに固まってるのが主な理由です。
本編あっての阿知賀編なので、そこは誤解してほしくないです。


コミック

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おまけ


おまけ2

野球センス0からの大転換:ペナントレースやまだたいちの奇蹟

ペナントレースやまだたいちの奇蹟 全14巻完結(ミッシィコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]

・タイトル

ペナントレース やまだたいちの奇蹟

ペナントレース やまだたいちの奇蹟 1 (ゼノンコミックス)

・本の概要

心も身体も小学生並み、野球センス0の山田太一が起こす奇跡の物語。
そして、太一に関わり、触発されて変わっていく仲間を描いた物語です。

・著者情報

こせきこうじ

生年月日 1959年2月5日
出身地 千葉県八街市

職業 漫画家
代表作
ペナントレース やまだたいちの奇蹟』
『県立海高校野球部員山下たろーくん』

受賞歴
第16回手塚賞準入選(1978年 ああ一郎)

1980年に「ああ一郎」でデビュー。

・点数 76点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆

・評価
この作品はかつて伝説の野球漫画と評された作品です。
とはいえ、良くも悪くも昭和の熱血スポ根漫画なので、受け入れるかどうかは読み手の感性に委ねられると言えます。
個人的な意見としては、今じゃルール的にありえないところも含めて、逆に漫画として開き直って楽しめる部分もあると思います。
その上で、賛否両論出そうな作品だと思っています。

画力に関しては申し訳ないですが、お世辞にも上手いとは言い難いので……すみません。
ただし、味があって独特の噛み応えのあるスルメ的な…要はパワーはあります。巧さではなく、馬力のある画だと感じました。

舞台はプロ野球セ・リーグで、今読むと、レジェンドクラスや別の意味で有名になった過去の実在選手がたくさん出ます。
変に捩らず、実名で球団もそのまま出てくるのはあの時代ならではなのかなー?って思ったり。
レジェンドクラスの選手の当時の成績や豆知識が逐一入手出来るという意味では一定の需要もあると思います。

主人公チームはオリジナル、対戦相手が実在した選手と球団という思い切った設定の作品です。

ぶっ飛んだ修行のような苦行のような練習方法や対策法が数多く出てきて、 全巻通してではないのですが、これの結果がどう反映されるんだろう?って気になったりもしたので、没入感は個人的には高めでした。

とはいえ、この作品はやはり評価が全てにおいて真っ向から分かれると思います。
全ては受け入れられるかどうか次第なので、合わなければずっと合わないとは思います。


以下、商品リンクを挟んで内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。ネタバレが気になる方はご注意下さい。


ペナントレース やまだたいちの奇蹟 1 (ゼノンコミックス)
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 2 (ゼノンコミックス)
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 3 (ゼノンコミックス)
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 4 (ゼノンコミックス)
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 5 (ゼノンコミックス)
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ペナントレース やまだたいちの奇蹟 9 (ゼノンコミックス)
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 10 (ゼノンコミックス)
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 11 (ゼノンコミックス)
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 12 (ゼノンコミックス)
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 13 (ゼノンコミックス)
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 14 (ゼノンコミックス)


・感想
主人公は野球センス0の小学生のような高卒ルーキー山田太一と兄とは対照的な即戦力ルーキーの双子の弟泰二なのですが、太一が敵からも味方からも弟からも馬鹿にされまくる描写は見ててあんまり気持ちのいいものではなかったです。
特にチームメイトからの過剰な「小学生並みの」という発言は人のコンプレックスを突くいじめに等しいのでは?と思ったりもします。

中盤~終盤は太一の実力を認めた上での言動だし、太一本人は一見すればコンプレックスの部分を最大限活かして自分だけの武器にしてるので表現として上手いと思った部分もあります。
やはり、作品の特徴が一長一短な作品と言えるのでしょう。

太一達ルーキー世代は作中に「同時期に甲子園を騒がせた」とあるのでゴジラ松井さんと同世代(2歳下?)に見えます。

また、この物語は万年最下位が定位置で、プロ野球界の排泄物とまで言われたチームの快進撃でもあり、山田太一と共に1年間ガムシャラに走り続けた男達の最後の選択も結構熱いです。

単巻レビューでも散々書いてますが、僕は山田兄弟の関係性がすごく好きなんですよね、徐々に明かされていく真実的な演出も好きでした。

これもどちらかと言うと、あまり深く考えずに勢いとノリで読むと面白い系の漫画です。
それでいて意外と理にかなってるから要所要所で感心しました。

今の時代では新連載としては絶対に読めない作品なので興味があれば読んでみてもいい作品だと思います。


コミック

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ダイヤのA 第4巻

ダイヤのA(4) (講談社コミックス)

・タイトル

ダイヤのA 第4巻

・本の概要

・セールスポイント
・新スタイル
・師弟の絆
・元祖天才

・点数 92点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆

・感想
自分の長所を活かせと言われた沢村くんが自分で考えたこと……それはコントロール
ただでさえ控えめな球速でコントロールを重視すると並み以下の投手に……

しかし、意外と世話焼き?な鬼軍曹(監督)にアドバイスを受け、短期間で監督やクリス先輩を驚かせる進化を遂げます。

そんな中、行われた1軍昇格枠2つをかけた最終決戦が始まります。
クリス先輩はベンチスタート。
沢村くんの新しいスタイルにキャッチャーは戸惑い、扱いきれません。(傍目にはただのノーコンに見える)

そして監督はクリス先輩に告げます。
「あいつは待っているぞ」
後輩の熱い想いと2軍ベンチの3年生の仲間達のエールを受け、1年振りに怪物滝川(クリス先輩)がグラウンドに舞い戻ります。

一瞬で流れを変えたクリス先輩の奇策は見所です!


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エリアの騎士(43) (講談社コミックス)

・タイトル

エリアの騎士 第43巻

・本の概要
・期待に応えるのがFWの仕事?
・餞別
・理想のサッカーと空中分解

・点数 84点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆

・感想
開幕から勝ちのないブルーインパルス
そしてプロとしては未だゴールを決められずにいる駆。
そして、崖っぷちの中、最後の試合に挑む仲間の姿が……

仲間から仲間へ。餞別代わりの得点(記録)というプレゼント。
皮肉にもチームの雰囲気は最高潮に。
最高潮ということは駆も?察してくださいね!!

頼れる仲間が抜け、チームはまたも低迷期に?
そんな中、駆より前にスカウトされた10代の選手(高校に通ってない同世代の選手)がチームに合流します。
とある事情から正式加入が遅れたようですが、海外のサッカーチームの下部組織にいただけあって実力は確かとのこと。

理想のパスサッカーを目指したブルーインパルスにとって彼の言動は必ずしもいい方向には向かうとも限らない…との予想通り、チームの和をいきなり破壊します。
ただし、彼の言うことは正しく、的確です。
果たしてチームはどうなってしまうのか……
そして、彼の抱える秘密とは……?


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フルーツバスケット 愛蔵版 第4巻

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フルーツバスケット(愛蔵版) 第4巻

・本の概要

・皮肉屋の少年
・恋のライバル⁉
・過去編
・愛故に
・謝罪の麗人

・点数 80点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・感想
新たな十二支に、透の母親の話に、憂鬱なユキに夏休み突入に……といった内容です。

まずは、十二支最年少にして毒舌で皮肉屋、ナチュラルに人をイラつかせる才能の持ち主である燈路の登場。

単に苛つく生意気なガキ……という訳ではなく、子供ながらにいろいろ抱えた子で、彼なりに歩み寄ろうとしたり、努力はしているので決して悪い子ではないのです。本当に不器用な子。

透とは認めたい気持ちと負けたくない気持ちが混在している状況です。
燈路が出ると杞紗ちゃんの登板率上がるのでもっと来てくれてもいいんだぜ!←

うおちゃん(ありさ)の主役回がなかなかいい話なのでオススメです。
うおちゃんと透くんの出会いを含む回想がメインなので透くんのお母さんも登場します。

そして、母親(旅館の女将)同様、謝罪魔の利津の登場。
個人的には燈路よりこっちのほうが見ててイラつくかなー。
「世間は君が思ってるより君に興味がない」
うん、まさにその通りだ。
何でもかんでも自分のせいにして卑下して謝るのはある種、自意識過剰と同義だと思っています。

後はいろんな形で『愛』について描かれています。
ユキの葛藤と綾女の兄弟愛も見所ポイントです!


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NARUTO 第4巻

・本の概要

・九尾覚醒
・大切な人
・それぞれの戦い
・希望の架け橋
・砂の来訪者
・推薦
・一触即発⁉

・点数 88点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・感想
実は前巻からの続きなのですが、怒りによってナルトの中の九尾が目覚め、潜在能力が解放されるという……暴走ではなく、ナルトの意識下の中での範囲の話となります。

それはそれとして、この巻の主役はやっぱり白と再不斬ですね、改めて感動しました。
ナルトと白の会話の流れからの白の行動と再不斬のセリフ、カカシの振る舞い、未熟なナルトを使った見事な演出……全てがGOODでした。

余韻に浸る間もなく(橋の名前のくだりぐらい?)、物語は次の展開へ……
カンクロウ、テマリ、我愛羅の3人が登場。
めっちゃ煽ってくるカンクロウ
一声で空気を一辺させる我愛羅
ちなみにですが、テマリ姉さんがわりと丁寧に木ノ葉で合同試験が行われる理由を説明してくれます。

そして、カカシ含めた3人の上忍が推薦したことにより、ルーキー組が多数参加する異例の中忍試験が始まるのでした。

それにしても初登場のロック・リーって若干煽りキャラですね!
ネジとテンテンは分かるけど、リーもそんなんだったかw

そうなんですよ、収録エピソードの振り幅が広くて単巻レビューだと感情が複雑です(笑)


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・タイトル

MAJOR 第34巻

・本の概要

・吾郎vs藤井
・無謀な賭け
・野球部顧問 山田一
・練習試合
・田代の過去

・点数 72点

ストーリー☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・感想
野球部設立の為の第一歩?吾郎の無謀な賭けとそれを取り巻く環境が渦を巻いて動き出す!

この話、初見はアニメ(リアルタイム放送時)でして、当時はいちいち水を差してくる田代にムカついてましたが、漫画版ではこれまで溜まりに溜まっている吾郎へのヘイトも合わさって田代が正論に感じました。
へ理屈に変わりはないんですけどねw

藤井くんの頑張りは素晴らしいのでそこが今回の救い?きちんと反映しましたよ!

前巻で身体の鈍りから全然だった藤井ですが、努力の甲斐合って、なかなか熱い展開になります。
この巻のMVPは間違いなく君だよ、藤井くん!

後は一見、曲者に見えるけど野球部の顧問として優れてそうな山田一郎先生の片鱗が出ますが……そこはまあ、いいでしょう!

神奈川の名門生相手に奮闘する吾郎でしたが……田代が反抗期すぎるww
吾郎の行動より藤井の発言や行動が個人的に胸に刺さったのですが、田代には田代の事情があって、人知れず葛藤してる訳だから何とも……

そんな訳で、結局ここでも主人公である吾郎が一番自分勝手なんじゃねえかwってつっこみたくなりましたが、我慢します。(←我慢できてない)


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