神黎の図書館

ゲーマーでもある僕が読んだ本について思ったことを書くブログです。

ペナントレース やまだたいちの奇蹟

[まとめ買い] ペナントレース やまだたいちの奇蹟

・タイトル

ペナントレース やまだたいちの奇蹟

・本の概要
心も身体も小学生並み、野球センス0の山田太一が起こす奇跡の物語。
そして、太一に関わり、触発されて変わっていく仲間を描いた物語です。

1巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 1
山田兄弟
入団試験
紅白戦

2巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 2
目指せ本塁打王
全力の一騎討ち
アメリカから来た男

3巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 3
トム・ブラウンの過去
恐怖の外角低め打ち
刑務所帰りの男
カーブを攻略せよ!

4巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 4
2つの打線と4番対決

5巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 5
ペナントレース開幕
山田◯◯菌

6巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 6
魔球
決死の覚悟

7巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 7
矢島と相原
タイガーナックル
野球バカ

8巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 8
広島から来た男
大スランプ
弱点克服
新コーチ
親心

9巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 9
代打の切り札
二刀流への道
特別コーチ

10巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 10
地獄の特訓
最強のライバル

11巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 11
連戦連投
ギリギリの戦い
デビュー

12巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 12
秘密

オールスター

13巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 13
太一の天敵
限界を越えて……

14巻
ペナントレース やまだたいちの奇蹟 14
優勝決定戦
兄弟対決
その後

・著者情報
こせきこうじ
生年月日 1959年2月5日
出身地 千葉県八街市

職業 漫画家
代表作
ペナントレース やまだたいちの奇蹟』
『県立海高校野球部員山下たろーくん』

受賞歴
第16回手塚賞準入選(1978年 ああ一郎)

1980年に「ああ一郎」でデビュー。

・点数 68点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆

・感想
この作品はかつて伝説の野球漫画と評された作品です。
とはいえ、良くも悪くも昭和の熱血スポ根漫画なので、受け入れるかどうかは読み手の感性に委ねられると言えます。
個人的な意見としては、今じゃルール的にありえないところも含めて、逆に漫画として開き直って楽しめる部分もあると思います。
その上で、賛否両論出そうな作品だと思っています。

舞台はプロ野球セ・リーグで、いまよむとレジェンドクラスや別の意味で有名になった過去の実在選手がたくさん出ます。

主人公は野球センス0の小学生のような高卒ルーキー山田太一と兄とは対照的な即戦力ルーキーの双子の弟泰二なのですが、太一が敵からも味方からも弟からも馬鹿にされまくる描写は見ててあんまり気持ちのいいものではなかったです。
特にチームメイトからの過剰な「小学生並みの」という発言は人のコンプレックスを突くいじめに等しいのでは?と思ったりもします。

まあ、中盤~終盤は太一の実力を認めた上での言動だし、太一本人は一見すればコンプレックスの部分を最大限活かして自分だけの武器にしてるので表現として上手いと思った部分もあります。
やはり、作品の特徴が一長一短な作品と言えるのでしょう。

太一達ルーキー世代は作中に「同時期に甲子園を騒がせた」とあるのでゴジラ松井さんと同世代(2歳下?)に見えます。

また、この物語は万年最下位が定位置で、プロ野球界の排泄物とまで言われたチームの快進撃でもあり、山田太一と共に1年間ガムシャラに走り続けた男達の最後の選択も結構熱いです。

単巻レビューでも散々書いてますが、僕は山田兄弟の関係性がすごく好きなんですよね、徐々に明かされていく真実的な演出も好きでした。

これもどちらかと言うと、あまり深く考えずに勢いとノリで読むと面白い系の漫画です。
それでいて意外と理にかなってるから要所要所で感心しました。

今の時代では新連載としては絶対に読めない作品なので興味があれば読んでみてもいい作品だと思います。
ダメなところを教訓として見ればわりとオススメの作品です。


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