神黎の図書館

ゲーマーでもある僕が読んだ本について思ったことを書くブログです。

MAJOR 三船東中学編

・タイトル

MAJOR 三船東中学編

・本の概要
三船リトルと横浜リトルの激闘から4年、何も言わずに突然姿を消した吾郎が小森、清水、沢村の前に再び現れます。
中3の微妙な時期に転入してきた真意とは?ある意味、作中最もドロドロした吾郎と寿也の全く爽やかではないバトルが描かれた無駄にリアルなエピソードも。
巻数で言えば、14巻の6話~24巻の2話までです。

14巻
MAJOR(14) MAJOR (少年サンデーコミックス)
再会
吾郎の秘密

15巻
MAJOR(15) MAJOR (少年サンデーコミックス)
絶交
衝突
練習試合

16巻
MAJOR(16) MAJOR (少年サンデーコミックス)
取り戻した情熱
反発と友情
練習試合と仕組まれた罠

17巻
MAJOR(17) MAJOR (少年サンデーコミックス)
小森の信念
父の姿
もう1人の天才
吾郎の弱点

18巻
MAJOR(18) MAJOR (少年サンデーコミックス)
変身
チームワーク
寿也の過去
清水の激励

19巻
MAJOR(19) MAJOR (少年サンデーコミックス)
海堂スカウト
宣戦布告
寿也の策略
負のスパイラル

20巻
MAJOR(20) MAJOR (少年サンデーコミックス)
動揺
復活
シーソーゲーム

21巻
MAJOR(21) MAJOR (少年サンデーコミックス)
決着
拒否
刺客
決心

22巻
MAJOR(22) MAJOR (少年サンデーコミックス)
セレクション

23巻
MAJOR(23) MAJOR (少年サンデーコミックス)
頂上決戦
第6関門
ギブアップ&再起

24巻
MAJOR(24) MAJOR (少年サンデーコミックス)
清水の選択

・著者情報
満田拓也(ミツダ タクヤ)
生年月日 1965年6月17日
出身地 広島県福山市
職業
漫画家
活動期間 1982年-

ジャンル
少年漫画
スポーツ漫画
代表作
『健太やります!』
『MAJOR』

受賞歴
第11回小学館新人コミック大賞少年部門佳作(1982年)
第41回小学館漫画賞(1995年)


1982年、『蛮勇』で第11回小学館新人コミック大賞少年部門佳作を受賞し、デビュー。

1988年、『週刊少年サンデー』にて、バレーボールを題材にした『健太やります!』を連載(1994年まで)。

1994年、『週刊少年サンデー』にて、野球漫画『MAJOR』を連載、16年間続く長編漫画となり、2010年に連載終了。

2011年、『週刊少年サンデー』にて、ボクシングを題材とした『BUYUDEN』を連載し、2014年1月に連載は終了。

その後、『週刊少年サンデー』にて、『MAJOR』の主人公である吾郎の息子の大吾を主人公とした続編『MAJOR 2nd』が連載開始。

・点数 64点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆
熱中度☆☆

・感想
原作の吾郎に対してやたら厳しく、酷評しまくる僕ですが、吾郎の性格を考えれば黙って姿を消した理由も理解はできますし、なに食わぬ顔で戻ってきてヘラヘラしてるのも吾郎だから仕方ないね、と割りきれますし、同時に小森や清水の気持ちも分からなくもないですが、沢村くんとサッカー部に対してはやっぱり失礼だと思う。せめて、先に事情を話した上で納得してもらってからの入部が筋じゃない?
吾郎がサッカー部に入りたかった理由自体は理には適ってるから他の部員かせめて部長(沢村くん)の了承を得ての特別部員という形なら有りだと思います。

あ、でも小森と清水は拗らせ過ぎてちょっとうざかったです。
清水さんはまあ……恋愛(片思い)を拗らせた訳だから同情はしますが……
初恋の相手が何も言わずにいなくなって、数年後ふらっと戻ってきて普通に声かけてきたら接し方は困るよね、そう考えたら頑張ったと思います。偉い。

暴力部員(仮)の山根も拗らせ系ですね、同情はするけど気に入らないっていう第1印象です。
だからって野球をやりたい人から奪っていい理由にはならない。
ということで彼にスポットライトが当たる部分の感想は割愛します。

という訳にもいかないので少しだけ。
ファーストの山根が投げられないことに気付き、徹底したバント攻撃、選手潰し、お返しのラフプレー(吾郎)、正々堂々にこだわる小森という試合内容ですね、吾郎くん、それ主役がやることじゃないよ(笑)

古巣へ帰って来た崖っぷちのベテラン投手の茂野さんの話が個人的に好きです。
やるせない……

そして、再び現れた寿くん。
文武両道の優等生なのに何だか様子がおかしい……
吾郎の速球の弱点を一目で見抜き、一振りで自信を打ち砕く。
弱点は結局教えてくれないし、わざと吾郎を怒らせたり、しばらく見ない内に随分と憎々しい人間になったというか、煽り方が陰険というか……ブラック寿くん炸裂。

寿くんに打ち砕かれた後、答えが分からず、道をさ迷っていた吾郎は義父である茂野さんに自分の球の率直な感想を述べてもらいます。

そして、自分の弱点を知り、一方的に試合(大会本番)まで練習を休むことを告げて姿を消します。
挙げ句の果てに大会の初戦に遅刻するっていう……

まあ、エースの自覚皆無の有り得ない行動ではありますが、正直、小森や山根の態度や発言にも疑問が残るし、ここに関しては全面的に吾郎に同意でした。
何が気に入らないかについては18巻のレビューに書いてますが、全面的に口が悪くなってるので見るのであればご注意下さい。

一難去ってまた一難。
吾郎が寿也の過去を知り、動揺してひよります。
吾郎、寿也に弱すぎるの図。
ここでヒロイン力出すのが清水さん、やるやん。

19巻はドロドロさMAXの幼馴染み対決です。
吾郎の望む野球での力と力の勝負とは行かず、舌戦、心理戦とダーク寿也が止まりません。
まあ、吾郎の場合は身から出た錆ですね。

20巻は仲間のサポートもあり、吾郎、寿也共に本来の姿を取り戻します。
かっせ、かっせ、寿也!

21巻は幼馴染み対決の試合の決着、海堂を舐めてる吾郎に現実を突き付けるスカウトの策略(眉村初登場)、男女混合で海へGO!の話があります。
海行く話はつかの間の休息とか青春の1ページかな?って思ったらそんなことはなく、吾郎らしい。
拗らせー's(小森、清水)は安定のうざさ発揮!?
清水さんは小学生の時のこと引きずりすぎなんだよなww
そして、吾郎の決断に振り回される寿也(と小森)。

22巻は丸々セレクションなのですが、これはアイデアが光ってたと思います。
過去の肩書きに何の意味もないことが分かります。
あと、ここに関してはさすがに小森可哀想でした。心情的に。

23巻は吾郎にとって正真正銘の最大難関ですね、またも挫折。
まあ、これは仕方ないかもしれないけど、吾郎の態度は良くない。
そして桃子さんがきっちり母親をします。が、同時にミスもしますw
桃子さん義母なのにヒロインより可愛いw
そういえば桃子さんって吾郎の初恋の相手でもおかしくは……ないですよね?

そして、MAJORの正ヒロイン、清水さんは猛勉強して偏差値の高い海堂の一般入試を受けますが……
中学時代に打ち込んだ女子ソフトボール部のない海堂へ行くのか、吾郎はいないけど女子ソフトボール部のある高校へ行くのか迫られます。


全体像としてはこの流れです。
個人的な意見として海堂スカウトに物申したいのは、キャッチャーは育てられると言うけれど、強肩で打者を喰ったような強気なリードができてなおかつ打てる(ホームランも打てる、大事な場面で打てる)寿也みたいな捕手育てれんの?っていう。
そこの疑問は残りますね、解消もされないんですけどね(笑)

まあまあネタバレ有りで書きました。
ごめんなさいm(__)m
そして、最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!