神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

(漫画版)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか コミック 1-10巻 セット

・タイトル

(漫画版)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

・本の概要

『ダンジョン』の奥に名誉と富を求め、死と隣り合わせの探索に挑む冒険者達が集う迷宮都市オラリオ。
一人の冒険者志望の少年は、この街で小さな神様に出会った。
少年は、挫折を知り、恐怖を乗り越え、そして英雄になれるのか――。
GA文庫の大人気ラノベをアツくコミカライズ化‼

・著者情報

九二枝(くにえだ)

職業 漫画家・イラストレータ

・点数 80点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆
設定☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆

・感想
面白さ云々よりストーリーとして非常に分かりやすい造りになっていると感じました。
俺TUEEEというよりは、女神の加護、寵愛を受けている恩恵という軸がブレないので高評価。
奥深いかは要検討なのでそこら辺は据え置きで。

画力はコミカライズの醍醐味です。
原作ラノベの挿し絵、またはアニメの画に対して違和感がなく、且つ作家としての個性を如何に入れるのか……という部分が試される非常にセンシティブ(センスが問われる)部分です。
その上でどうだったのか?を判断しますと、キャラクターの表情の変化や日常の1コマに関しては◯(可もなく不可もなく)、戦闘シーン◎(原作やアニメ等の素材の良さを活かしたナイスアクションシーンでした)。
こんな感じの印象でした。

個性豊かなキャラクターが数多く出てきます。
そこら辺はハーレム要素を含んだラノベ作品らしさ全開であり、大多数のキャラクターがしっかりと役割を果たしているように感じます。
ただ、これはコミカライズ版に限った話ではありませんが、後半キャラクターが増えすぎてごちゃごちゃします。
気になるようであれば、読み進めながら自分なりの相関図を書きながらとかのほうがいいかもしれません。

一般的に分かりやすいかに関しては要検討ではありますが、漫画・アニメ・ラノベ界隈が好きであればすぐに馴染めそうなぐらい比較的シンプルな世界観なので分かりやすいです。
冒険者とかスキルとかギルドとか神々とかよくある設定の一環として括られると思います。
一方で、斬新さは現状では特に感じないのが正直なところです。

巻と巻の間で続きが気になってしょうがない!とかでは一切なく、これから大一番!というタイミングでお預けを食らってしまう何とも言えない性質から読み終わりの多幸感もうっすらとです。
では何が高評価にさせたのか?ズバリ、推しキャラの存在です。
内容知ってる方やある程度のネタバレ構わない方で気になる方は単巻レビューに書いてますので、各々の判断で見るなりスルーするなりして下さい。


以下、商品リンクを挟んで、個人的に感じた感想を書いてます。
ネタバレはほぼほぼないですが、不完全燃焼に感じた理由を書いているので、ネタバレが気になる方はご注意下さい。



大森藤ノさんのアニメ化、ゲーム化がされている同名の人気ラノベのコミカライズ版です。
現在は10巻まで止まっているっぽいのでいい感じのところで終了って感じるのは否めません。
ちなみにアニメの1期、原作ラノベの5巻までに相当します。

コミカライズ版なのでストーリーの魅せ方云々ではなく、画による魅せ方、迫力、躍動感を中心に採点しました。

当ブログ内の単巻レビューの平均点と比べてやや低めなのは熱中度の部分ですね、単巻レビューは推しキャラの活躍で自分のテンションが上がることで熱中度がブーストされた結果です。
推しキャラが画として生き生きと動いて活躍するとにやける的なアレです。

逆に言うと、アニメ見たことがあるならば初見としての旨みは特にないです。
現状だとここの続きを見るにはアニメか原作見なければならないので、そこで連載ストップされるとちょっと……的なところは正直あります。

とはいえ、コミカライズ部分に関してはなかなかいい出来だと思います。
不完全燃焼でも気にしないよ!って方にオススメです。

内容としましては、英雄願望を持ったリトルルーキーが1つのトラウマを完全克服し、1つ上のステップに上がったのも束の間、更なる強豪?の神々が率いる神々が出て来て、これからどうなる⁉なところで終了な感じです。

主人公のベルくんを中心としたベルくんに好意的な所謂仲間的なキャラクター達との関係性は十分分かる内容ではあります。

尚、現在はコミカライズ版のほうも2(続編)が始動しておりますので、上記のマイナス面はあくまでも最初にレビュー記事(書評)を書いた時の名残であえて残しています。
悪しからず。


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