・タイトル
北斗の拳
・本の概要
199X年、世界は核の炎に包まれた‼
文明は消え去り、世界は暴力が支配する時代になっていた――!
最終戦争により、荒廃し弱肉強食の世界になった世紀末を舞台に、一子相伝の暗殺拳″北斗神拳″の伝承者・ケンシロウが、愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿を描き出す。
強敵(とも)と呼ばれる男達とケンシロウの熱い戦い、婚約者ユリアとの愛、同じ北斗神拳を学んだラオウ、トキ、ジャギら義兄弟との別離……
悪党達の独特な断末魔でもお馴染みの作品。
・著者情報
原作 武論尊(ぶろんそん)
別名義 史村翔(ふみむら しょう)
生年月日 1947年6月16日
出身地 長野県佐久市職業 漫画原作者
活動期間 1972年~
ジャンル 少年漫画、青年漫画
代表作
『ドーベルマン刑事』
『北斗の拳』
『サンクチュアリ』
『HEAT -灼熱-』
※全て原作担当。受賞
第47回小学館漫画賞
(2001年、『HEAT-灼熱-』)原画担当 原哲夫(はらてつお)
生年月日 1961年9月2日
出身地 東京都渋谷区生(埼玉県越谷市育ち)職業 漫画家
活動期間 1982年~
ジャンル 少年漫画、青年漫画
代表作
『北斗の拳』
『花の慶次 ―雲のかなたに―』
『蒼天の拳』子供のころは『天才バカボン』や『タイガーマスク』を見て育ち、絵は『タイガーマスク』の影響を受けた。
高校の先輩である秋本治の仕事場を訪問したり、小池一夫主催の劇画村塾に通ったり、堀江信彦の紹介で高橋よしひろのアシスタントを務たりしている。
1982年、『スーパーチャレンジャー』で週刊少年ジャンプ月例賞を受賞。
同年、堀江の勧めでモトクロスを題材にした漫画『鉄のドンキホーテ』で連載デビューするも、人気が出なかったこと、堀江の「原はもっと大きな話が書けるからドンキホーテにこだわらず仕切り直ししよう」という判断などから、わずか連載10回で打ち切りとなる。1983年に連載が開始された『北斗の拳』は、「秘孔」や「世紀末」といった独特のギミックや世界観で描かれ、驚異的な人気を誇り、80年代の『週刊少年ジャンプ』を支えると同時に後のジャンプ漫画の作風に多大な影響を与えた。
『花の慶次―雲のかなたに―』以降、時代劇漫画を執筆する機会が多い。
劇画調の画風になったきっかけは、『I・餓男 の影響で、中学生時代に友人からI・餓男の単行本を借りて以来、池上遼一の信者になり劇画の虜になる。
その後、高校のクラブで漫画を書き出した頃はひたすら池上遼一のアクションシーンを研究し、その絵や構図、コマ運びを何度も繰り返して模写をしていた。特にI・餓男のアメリカ編は徹底的に模写を重ねる。
小池一夫の劇画村塾に参加したのもI・餓男のファンだったのが理由。
「今でも仕事が行き詰まると読み返す、I・餓男は私の原点」と語っている。学生時代は松田優作が好きで、学生時代に画風が今と変わらない松田の似顔絵を描いている。
北斗の拳の主人公であるケンシロウは、松田優作、ブルース・リー、映画マッドマックス2のメル・ギブソンらがモデルとなっている。長年にわたる過酷な仕事の影響で円錐角膜を患い、視力はかなり悪くなっている。
そのため、患った片目を閉じて描いているが、現在は「根性で描いている」(絵の線が多いのも、何度も真直ぐな線を引こうと描き直しているためと語っている)。
このような事情により、一時期は「蒼天の拳」の連載終了をもって漫画家を引退すると宣言したこともあったが、実際には2010年の「蒼天の拳」の終了後も引き続き「いくさの子 織田三郎信長伝」の執筆を開始し、連載を続けている。
・点数 64点
ストーリー☆☆
画力☆☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆
没入感☆☆
・評
一子相伝の北斗神拳に対して数多くの派生がある南斗聖拳。
見てて面白いのはユニークな技も多い南斗聖拳でした。
ストーリーはシンプルに見えて意外とややこしいけど、難解ではないのが特徴です。
北斗の拳と聞いて大体の方が思い付く部分は1部になります。
ケンシロウ、ユリア、シン、ハート様、トキ、ジャギ、サウザー、ラオウなどなどの人気or有名キャラクターは全て1部なのです。
2部も北斗の拳2としてアニメ化されてるのにラオウと比べてカイオウの知名度がないのはそういうことなのかもしれません。
銀魂でネタになった世紀末の鯱の元ネタは北斗の拳の2部なんですけどね(笑)
後々のジャンプのバトル漫画に多大な影響を与え、何度もアニメ化やメディアミックス化を果たすレジェンド作品ですが、物語としてもストーリーとしても一貫性はなかったです。
テーマの一貫性はなかったですが、ストーリーの繋がりは一応あります。
面白いかは人によるかと思います。
細部にまでこだわった緻密な線に定評のある原哲夫先生は流石でした。
ただし、個人的な感想としては、線が細かく緻密な組み合わせ過ぎて読むのめっちゃ疲れるとは感じました。
1枚から入ってくる情報量(線)がエグいとはまさにこの事。
ただ、巧い。
好みの画を評価する項目ではないので、個人的な意見は置いといて、満点評価です。
説明不要かもしれませんが、メインキャラクターは謎のカリスマ性を持っています。
読者毎に推しキャラが変わるからこそ数多のスピンオフや外伝が生まれるのでしょう。
正直、ストーリーよりキャラクターが魅力です。
設定は一見凝ってるようでそうでもないです。
ただし、一部キャラクターとの絆や友情は素晴らしいものがあります。
面白いかどうかは置いといて、キャラクターのバックボーンと感情が丁寧に描かれてるのはいいですね!
以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。
点数が低い理由は一応書きました。
・感想
言わずと知れたジャンプが誇る名作…なんだと思いますが、個人的な評価としては原作は微妙。って感じです。
最初に断っておきますが、アニメや派生作品は結構好きでした。
アニメだったり、ギャグ風なら気にならない説明不足も、原作となると、説明してほしいって思ったり、迫力のある劇画タッチに繊細な線の多さの組み合わせという独特の画は、個人的には躍動感が伝わり辛く、見辛かったです。
ただし、爽快感はあるかもしれません。
とはいえ、ケンシロウと義兄弟、一部の南斗との友情、絆は良かった部分でした。
特にケンシロウとラオウはとにかく丁寧に描かれているので感情移入しやすくなっていると思います。
でもやっぱりそれなりの面白さがあったのはラオウの件までですかね、カイオウというか修羅の国以降はなんか無駄が多い気がします。
読んでて燃えない上に無駄にダラダラと長いイメージ。
様々な流派がある南斗はまだしも、一子相伝のはずの北斗神拳の派生とか原典とかやりすぎてうーん……って感じでした。
そりゃあ北斗の拳2の知名度が低い訳だ。
アニメのOVA見るのがベストかなーって思ったり。
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