神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

古手梨花の視点から描かれた「~最期の真実」:ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編

ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 全6巻 完結コミックセット (Gファンタジーコミックス)

・タイトル

ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編

・本の概要

ひぐらしのなく頃にシリーズの7話目(解の第3話)にあたるエピソードです。
原作におけるサブタイトルは「~最期の真実~」

ミステリアスな雰囲気が漂う古手梨花をヒロインに、梨花ちゃん視点で圭一くんの奮闘、自身の希望と絶望を描く物語です。
連続怪奇事件の全容がついに明らかに!

・著者情報
竜騎士07
こちらを参照に。
gamemachine-alternativeshinku.hatenadiary.jp

桃山ひなせ

誕生日 9月27日
出身地 岡山県倉敷市
職業 漫画家、イラストレータ
活動期間 2004年~

受賞歴
第5回新世紀マンガ大賞奨励賞
第2回スクウェア・エニックスマンガ大賞奨励賞

別名義 相賀うい(そうが うい)

2002年、相賀名義で投稿した「死の舞踏」で『月刊少年ガンガン』第5回新世紀マンガ大賞奨励賞を受賞。
2003年に「Will」で第2回スクウェア・エニックスマンガ大賞奨励賞を受賞。
増刊『ガンガンパワード』2004年春号掲載の読み切り「鎧師の条件」でデビュー。

『月刊ガンガンWING』2006年3月号掲載の読み切り「コマちわ」より商業活動用のペンネームを桃山名義に変更し、2007年に第3回スクウェア・エニックス小説大賞入選作品である「emeth 〜人形遣いの島〜」の挿画を担当すると共にガンガンWING誌上で同作品を原作とする読み切りを掲載。

『月刊Gファンタジー』2008年7月号から2010年7月号まで「ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編」を連載。

『月刊Gファンタジー』2010年12月号から2012年12月号まで「うみねこのなく頃に散 episode6 - Dawn of the golden witch」を連載。

ガンガンONLINE」2013年3月21日から2014年6月19日まで「ルートダブル√A・√B」を隔月同時連載。

ガンガンONLINE」2017年2月23日から「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー」を連載。

・点数 80点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆
没入感☆☆

・評価
主要人物の心境の変化と表情の変化が見事にリンクしていて伝わりやすかったので画力は満点評価です。

キャラクターが持つ役割についてですが、個々にピックアップされたこれまでとは違い、古手梨花視点で全体図として描かれているのが特徴的でした。
そして、一番の被害者である梨花ちゃんの協力者や本当の敵など、明らかとなる新事実も多い解答編です。

そういう動かし方なので、ここに至るまでの全てのシリーズとの繋がりがあります。
設定面ではかなり深く斬り込んだ造りです。
が、個人的な事情で僕は物語に集中しきれなかったので、ストーリー・設定面で☆1つ分のマイナス、没入感は大幅な減点という結果になりました。


以下、商品リンクを挟んで内容に触れた個人的な感想とあな番との照らし合わせを書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。


ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 全6巻 完結コミックセット (Gファンタジーコミックス)
ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 1巻 (デジタル版Gファンタジーコミックス)
ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 2巻 (デジタル版Gファンタジーコミックス)
ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 3巻 (デジタル版Gファンタジーコミックス)
ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 4巻 (デジタル版Gファンタジーコミックス)
ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 5巻 (デジタル版Gファンタジーコミックス)
ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 6巻 (デジタル版Gファンタジーコミックス)

ひぐらしのなく頃に解 第三話 皆殺し編(上) (星海社 e-FICTIONS)
ひぐらしのなく頃に解 第三話~皆殺し編~(上) (講談社BOX)
ひぐらしのなく頃に解 第三話 皆殺し編(下) (星海社 e-FICTIONS)


・感想
梨花ちゃんの感情がダイレクトに伝わるので画力は最高点です。
決して羽入が出たことによる贔屓では……
正直ちょっとあります。人間だもの。

ここに至るまでの6話全てに繋がるところも特徴ですね、梨花ちゃんメインなので。

この世界は梨花ちゃんにとっての理想郷のようなもので、仲間が疑心暗鬼に陥らない、お互いがお互いの為に全力で獅子奮迅する世界でした。
圭一くんの登場曲をガオガイガーにしても違和感ないかな……多分ね?

圭一が「ルールX」を打ち破ったことで今までにない新たな道が拓け、奇跡を起こす為の戦い方が分かります。
そして、黒幕の正体や祟りの真実が明かされます。


さて、『あなたの番です』との照らし合わせの時間です。

共通点は登場人物の「幸せな時間」を見せられた後に訪れる登場人物の「絶望」、
敵か味方か分からない刑事と協力関係になり、刑事が黒幕の正体を突き止めた後に殺される。
この2点ですね。

神谷さんは単独操作で迷宮入りしそうな未解決事件を一歩手前まで辿り着く隠れた敏腕刑事だったので惜しい人を亡くしましたよね……

照らし合わせて出てきた新たな可能性についてですが、黒幕は個人的な理由(動機)で事件を裏で操ってるとしても、黒幕から指示を受けて行動している別動隊(実行犯)がいる可能性ですね。

可能性というか実際それっぽいのいますよね、配達員とか。
仮に山狗としましょうか。
従順な僕なのか、黒幕を利用しようとしてるのか、守りたいのか、面白半分なのか……そこら辺も見所になってきそうですよね!なんとなく。

さあ、反撃の狼煙は上げられました。
彼等はどう動く?どう立ち回れば迷宮から抜け出せる?

ただ物語として見るもよし、自分もその世界の住人のように考えるもよし。
楽しみ方は貴方次第です!


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