・タイトル
MAJOR 第25巻
・本の概要
・試練
・適性テスト
・真夜中の特別練習
・点数 72点
ストーリー☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆
・感想
夢島編本格始動!といったところでしょうか、最初の1週間が終わり、大多数の脱落者(自らの意思で去る者)が現れます。
残った者達は基礎トレーニングの過程を終え、ポジション別のトレーニングに入る為、(海堂的)ポジション適性を診断するテストを行います。
所謂全員参加の勝ち抜け戦に近いテストですね!
投手→捕手→内野手→外野手
本人の希望や元のポジションは一切聞かない、それでも意外な才能を見つけてあげる。そんな理にかなったテストなんですね、いやマジで海堂のカリキュラム考えた人天才。
吾郎は進化した豪速球で全選手で唯一コーチ(かつての海堂の4番)を三振にとります。
ヒュー、さっすがー!(←煽ってません)
結果は当然……
っていう思わせ振りな感じで終わらせたかったんですけど、MAJORの単行本はそこで終わってくれないので結果も書かなきゃ始まらないですね、もうほんとにレビューがしづらい……(←文句ではないですよ?)
端的に言いましょう、吾郎の結果は不合格です。
そうなんです、『実力テスト』ではなく、『適性テスト』なのでね?
吾郎は僕から見ても野球の投手としての適性が高いとは考えられないんですよね……baseballのピッチャー向きの性格ですね。
投手が不合格でふてくされる吾郎でしたが、とあるきっかけを経て復活。
外野手のテストに滑り込みで合格します。
吾郎さ、自分の思い通りにならなければふてくされてやる気なくす癖はいい加減やめません?わりとマジで鬱陶しい。
そのテンションとやる気に左右される感じが投手として不向きだって要因の1つだと思うわ。見ててもちょっと萎える。
その性格故に外野手のことを舐めてるし、そりゃ嫌われて当然だよね。
打撃力が高くて多少の粗さを大目に見るタイプが多いのも事実だけど、外野の守備に誇りを持ってる選手やこだわってる選手もいるのにその考え方はありえない。
そして、とうとう作中でも言われちゃいましたね、「君が野球を一番舐めている」
よく言った!!
ちなみに真夜中の特別練習は外野手限定の特訓で、暗闇の中でボールが見えなくても、打球の角度と音でボールが落ちる位置を予測して捕るという瞬発力と読みと状況判断能力を鍛えるにはもってこいの練習。
これも理にかなってる。
個人的な主観ですが、このタイプの外野手は格好いい。
コミック

MAJOR(メジャー) (25) (少年サンデーコミックス)
- 作者:満田 拓也
- 発売日: 1999/07/17
- メディア: コミック
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