小説には単行本と文庫本の2種類があります。
今回は、小説の単行本と文庫本の違いについてまとめた記事です。
参照としてハリー・ポッターを使わせていただきました。
サイズ A5(大きい)
値段 1000円以上(高い)
表紙 丈夫
裏表紙 あらすじなし
余白 広め
スピン(しおり) あり
あとがき・解説 なし
サイズ 四六判(やや大きい)
値段 1000円以上(単行本と文庫本の間)
表紙 綺麗
扉絵 あり
新装版は基本的には単行本と同じ内容のものを装丁を変更しただけのものです。
時としてサイズが変更する場合があります。
ここで例にしてある四六判はハリー・ポッターの場合です。
※新装改訂版の場合は元々の内容から加筆修正をしているものをいいます。
全世代向けになる場合が多いかもしれません。
サイズ A6(コンパクト)
値段 1000円以下(安い)
表紙 よれやすい
裏表紙 あらすじあり
余白 狭め
スピン(しおり) 基本なし
あとがき・解説 あり
単行本と文庫本の大きな違いは、
サイズと値段、発売までの期間です。
文庫版は単行本の発売から2~3年後に発売されることが多いです。
具体的な違い
値段について
大体の場合、文庫本は単行本の半額以下の値段になります。
まれに1/3以下になることもあります。
安さでは文庫の方がお得です。
ただし、例外もあります。
単行本が文庫化されるタイミングについて
大体の場合、単行本が発売されてから、2~3年後に文庫化されるのが一般的です。
ただ、これもタイトルの人気度合いや、
ドラマ化・映画化などのタイミングに合わせて前後します。
一般的に単行本が売れている間は文庫化しないので、人気のタイトルほど文庫化は遅いようです。
どっちがおすすめ?
ざっくり言うと、答えは「読みたい時に発売している方」です。
本を買う時にもっとも大事なのは鮮度ですよね?
文庫本が出るのを待っていて、作品に対する熱が冷めてはもったいないじゃないですか?
文庫本の方が価格も安くて、持ち運びやすいので手軽に買えますが、発売日が遅いのがネックになります。
「読みたい!」と思った時に単行本しか出ていない場合は文庫本の発売を待つより単行本で買うのがベストです。
逆に、ドラマや映画を見て原作を読んでみたくなった場合に文庫本が出ていれば、文庫本がオススメです。
キレイに保存しておきたい場合
文庫本の利点ではありますが、カバンに入れて持ち歩くと、本の状態が多少劣化することがあります。
読み終わった後もキレイに保存しておきたい時にはブックカバーがオススメです。
カバーしておけば表紙の傷みはかなり防げるので、文庫本でもキレイに保存できます。
また、ブックカバーをしていると、通勤や通学などで電車で読む時やカフェで読みたい時に、読んでいる本のタイトルも隠れる効果もあります。
また、カバーをかけて本棚に入れておくと、ヤケによる変色が防げるという効果もあります。
・まとめ
自宅もしくは実家に書庫があったり、今すぐ読みたい、何度も読みたい、長期保存したい、ハードカバーが好き。という方には単行本がオススメです。
本棚の収納スペースにあまり余裕はない、旬が過ぎていてもいいから安く買いたい、持ち運びたい、繰り返し読むことは少ないけどより多くの本を本棚に入れたい。という人には文庫本がオススメです。
※作家さんによっては単行本と文庫本で本の内容が変わることがありますのでそこら辺は要注意です。
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