神黎の書評という名の読書感想文

ゲーマーでもある僕が読んだ本について書くブログです。

文庫版、ワイド版、完全版の違い(マンガ編)

文庫版について
原則として、マンガにおける「文庫版」とは、過去に「単行本」として発売されたものを文庫サイズ(A6判)で再発売されたものです。

「単行本」を出したと同じ出版社から出る場合と、別の出版社から出る場合があります。

カバーや表紙のデザインが「単行本」とは違っていたり、1巻ごとの収録話数が「単行本」より多かったり、場合によっては内容が少し描きかえ(書きかえ)られていたりします。

基本的には小説と同じ感じですが、マンガの場合はサイズのコンパクトさに合わせて絵と文字が小さくなって読みづらいという意見や迫力が足りないという意見も見受けられるので注意は必要です。

こちらも小説同様に単行本未収録エピソードが収録されている場合もあります。

小説との最大の違いは単行本より文庫版のほうが紙質が良く、保存が効くことです。

ワイド版について
サイズに関しては少年コミックと青年コミックで多少違うようです。
基本的には同じぐらいのサイズもしくはB5ワイド(179×257)のどちらかがほとんどです。

2~3冊分の内容が1冊になっている分、分厚くなっているので、分厚い単行本という認識でOKだと思います。

また、豪華版や新装版も意味合いとしてはワイド版と同じです。


完全版について
基本的には単行本+αのまさに完全版です。
具体的には、連載当時のカラーの部分、作者コメント、単行本未収録のエピソード、付録エピソード、加筆修正・書き下ろし等々、作者や作品によって異なりますが、こんな感じです。

紙質は黄ばみにくい厚めの良質なものを使っていて、単行本と比べると大きくて保存が効きます。

紙代+印刷代が通常より余分にかかる為、単行本に比べて値段は高いです。

・まとめ
結局どれ買えばいいの? って聞かれた場合、一概には言えない……というのが本音ではありますが、あえて答えるならこうですかね。

とにかくすぐに読みたい(新刊の場合)、保存状態(黄ばみやよれ具合)を気にしない(中古の場合)、発売当初の雰囲気を味わいたい方は単行本、

多少読みにくても構わないし、おまけページや作者コメントがあってもなくてもどうせ飛ばす方、コンパクトに本棚に収めたい方、シンプルな表紙が好みの方には文庫版、

文庫版は嫌だけど、単行本を置くスペースや費用を少し抑えたい(誤差の範囲ですが)という方にはワイド版、

作者、作品のどちらも好きでその作品の全てを愛して全てを楽しみ尽くしたいという方には完全版、

がオススメです。

このまとめ方だとワイド版の利点が薄いのでフォローをしておくと、ワイド版は単行本と同じ感覚で読める上に、単行本より断然保存状態が効くので結構良いですよ!(ちょっと重いですが!)

完全版の作品の全てを楽しみ尽くしたいというのは、昔読んでたけど売っちゃったマンガを買い直したい時にオススメなだけではなく、単行本と比べてどう変わっているのかを楽しむという楽しみ方もあると思います。

例として挙げると、るろうに剣心の外印は単行本と完全版でもはや別キャラ…というレベルでビジュアルが変更されてますよね!

そんなこともあるので、それぞれ一長一短ですので、どのタイプがいいかは作品にもよるし、個人差があるとしか言えないですよね……つまり、綺麗にまとまらない←