神黎の書評という名の読書感想文

ゲーマーでもある僕が読んだ本について書くブログです。

ワンピース 第31巻

・タイトル

ワンピース 第31巻

ONE PIECE 31 (ジャンプコミックス)

・点数

総合得点96点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆

著者情報
尾田栄一郎

油絵が趣味だったお父様の影響で幼い頃から絵を描いていたそうです。

本格的にマンガを描き始めたのは中学年生の頃で、『小さなバイキングビッケ』という作品の影響で海賊を好きになったそうです。(アニメ版の小さなバイキングビッケが放送された同局の同時間帯で後にアニメ版ワンピースが放送開始されました)

中学生時代に、『ジャンプに海賊のマンガを描くこと』を目標に掲げてアイデアを貯めていたそうです。

受賞歴
1992年 WANTED! 第44回手塚賞準入選

1993年 一鬼夜行 第104回ホップ☆ステップ賞入選

ONE PEACEの受賞歴
2000年 第4回手塚治虫文化賞最終選考6位
2002年 第6回手塚治虫文化賞最終選考6位
2006年 日本のメディア芸術100選 マンガ部門選出
2012年 第41回日本漫画家協会賞大賞受賞

2018年 熊本県民栄誉賞


本の概要
・カルガラとノーランド
・うそつきノーランド


・感想
ワイパーが幼い頃に聞いた先祖″大戦士″カルガラとその親友、モンブラン・ノーランドの話が回想として入ります。

カルガラ怖っ!ってか、ガラ悪っ!

当たり前かもしれませんが、ノーランドも絵本とは大違いな雰囲気で……

その当時、シャンドラは疫病に苦しんでいました。
しかし、この民族は疫病を『悪霊』と呼び、神官の最期の言葉に従って、村で一番若くて綺麗な娘を生け贄に儀式を行おうとしていました。

古の民族らしい……結構よく見る光景ではありました。

神様が大蛇そっくりなのは先祖なのか、親子なのか……あのウワバミ、シャンドラ見て泣いてたもんなぁ……きっと縁があるのでしょう。

そして、ノーランドはカシ神様の首を斬り落として娘を助けます。
当然、村人は激怒します。

激突するカルガラとノーランド。
出会いは最悪のものでした。

ノーランドは叫びます。

『この儀式は我々に対する侮辱だ!!!』

我々というのは人々の未来の為に努力している研究者や探検家のことを指してるようです。
そして、「悪霊は私が祓ってみせる」と言います。

翌日の夕刻までに村人を『悪霊』から救うことが出来なければ船員達の命はない。

この辺のくだりはどことなくメロスっぽいです。

翌朝?島全体を大地震が襲います。
村人は神の怒りだと言い、カルガラもやはり『あの男のせいだ』とノーランドの首を取ろうと急ぎます。

そこでカルガラが目にしたのは地割れに巻き込まれてまともに身動きの取れないノーランドでした。

村にさえ辿り着ければ疫病は治せるというのに……

そして、怒り狂った村人は夕刻まで待たずに船員に襲いかかろうとしていました。
そこに現れたのは、ノーランドに救われたセトという少年でした。

船員達はセト少年のおかげで一命を取り留め、ノーランドのピンチはカルガラが助けてくれます。

『お前達の古い戒律こそが悪霊じゃないのか!!!』

ノーランドの魂の叫びがカルガラに響いたんですね。

こうして村人は無事に救われました。

あのウワバミはカシ神様の孫ですね!
幼年期?かわええ(*´ω`*)

人の命を重んじる植物学者のノーランド、歴史を重んじる誇り高き戦士カルガラ、そのすれ違いは実に寂しいものがありました。

そんな彼等も出港の直前で和解します。
黄金の鐘に新たなる想いを乗せて……

その『想い』が親友を想う2人の男達の友情が更に切なさを生むのですが……

何だろう、例えようのないこの感じ……今の僕の語彙力じゃ難しい。力不足です……

希望と友情の明るい2色を掛け合わせた綺麗な音色のはずなのにどうしようもない哀しみを帯びて聞こえる協奏曲のような……ごめんなさい、やっぱり例えるのは難しいです。


北の海に知らない者はいない。とされるほど北の海では有名な童話、うそつきノーランドに乗せてモンブラン・ノーランドのその後が描かれます。

ノーランドの話は嘘か本当か分からない。
冒頭の小人の国の話……これはドレスローザ編の伏線にもなっています。
結構重要。

処刑台で死の直前、ノーランドは自分の身よりもカルガラ達の身を案じていました。

シャンドラの灯をともせ
大戦士カルガラの想いが切ない……


あんまり考えずにいると、なんで回想?って思うかもしれませんが、もちろんこの回想に意味はあります。

ワイパーにとっての神である先祖のカルガラの果たせなかった悲願、黄金の鐘を鳴らすこと。
これがワイパーの目的です。

先祖の宿命と戦い続けて海に潜り続けるモンブランクリケットに黄金郷はあったと知らせる為に黄金の鐘を鳴らそうとするルフィ。

400年の時を越えて過去と現在が繋がったということなんですね!

黄金の鐘を見つけたエネルの規格外の力も必見ですよ!

・まとめ
ほとんどが回想シーン。
しかし、至極……いい1冊です。

余談ではありますが、神エネルと檀黎斗ってどことなく似てるかも?
だから好きなのかもしれないって思いました。

コミック

ONE PIECE 31 (ジャンプコミックス)

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ONE PIECE モノクロ版 31 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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