・タイトル
ONE PIECE 第23巻
・点数 92点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・本の概要
・アラバスタの守護神
・決着
・宴
・仲間
・感想
ペルカッケェ……その一言に尽きます。
目の前……いや真上か、で爆発があっても戦いは止まらない。
ビビがどれだけ叫んでもその声は届かない。
ルフィとクロコダイルの戦いは意外とあっさりと終わりました。
大技同士の衝突というのは見応えありましたけどね!
アラバスタ王国としての戦いが終わって国王が締めの言葉を言うのですが、そこのまとめ方綺麗でした。
政府はクロコダイルに出し抜かれて滅びかけたアラバスタ王国を“海賊”に救われたことを揉み消そうとして[クロコダイルを討伐したのはスモーカーとたしぎ]ということにしようとしていました。
それを聞いたスモーカーが怒ります。
「それが出来なくてうちの部下は泣いてんだぜ……」
顔の怖さと口の悪さと素行の悪さはありますが(大問題)、自分の中の正義にとことん真っ直ぐで部下想いなスモーカー格好いい。
勝利の宴とか見るとビビさん仲間になる雰囲気ありありですよね!
『何を』かはここではあえて言いませんが、個人的にもし見るならナミさんよりビビさんが……あ、いえ何でもありません。
そして、頭を下げる国王様。
『権威とは衣の上から着るものだ』
『裸の王様などいるものか』
『私は一人の父として、この土地に住む民として、心から礼を言いたい』
こういう王様いいですね!
そしてそしてワンピースというマンガとしての物語も大きく動きます。
ルフィ……懸賞金1億ベリー
ゾロ……懸賞金6千万ベリー
七武海の一角を落としたことでルフィ達は本格的に海軍本部から狙われることになります。
その手回しの早さはわずか3日ということになります。
そしてボンちゃん
『男の道をそれるとも女の道をそれるとも踏み外せぬは人の道、散らば諸友真の空に、咲かせて見せようオカマ道』
『散らば水面にいとめでたけれ友の華』
突然詩的なポエムが入りますが、ボンちゃんカッケェ……
アラバスタ編はこのパターン多いな、とは思いますが、格好いいと感じるから良しとしましょう!
終わり方は仲間の定義とは……それを考えさせられる内容です。
離れてたって、もしも二度と会うことがなかったとしたって、お互いがお互いをそう思うのなら仲間だと思います。
ビビを仲間にしたがってたルフィが諦めたことも、ビビの事を思って一味が黙って別れを決めたことも、きっとそれぞれの心が通じ合った仲間だから……なんだと思います。
・まとめ
なんやかんやで綺麗にまとまった1冊です。
感想ではあえて触れてませんが、黒檻のヒナ大佐率いる軍隊が出てきてます。
あの鉄拳の人とかジャンゴとか麦わらの一味と多少因縁があったりする小隊になるのかな?って思ったけど、多分あんまり関係ない。
ヒナはもうちょっと活躍して欲しかったです。
それとも記憶に残ってないだけでしてるのかな?
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ここまで読んでくれた方々、ありがとうございました!感謝です(^人^)
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