神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

ONE PEACE 第19巻

ONE PIECE 19 (ジャンプコミックス)

・タイトル

ONE PIECE 第19巻

・点数 88点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆

・本の概要
・『コーザ』と『国王』
・海楼石
ハヤブサのペル
ユートピア作戦始動
・反乱軍統率者コーザ
・『ルフィ』と『スモーカー』

・感想
″反乱軍のボス″コーザと国王(ビビの父)、それぞれの考えが明かされる重要なエピソードから始まります。

コーザ好きなんです。
賊っぽいっていうか若頭っぽいっていうかそんな風貌に対するあの中身が本当に好きです。

あと、ペル。あの人、初登場の時は若干生意気キャラ入ってたんですね!
隣の人がしっかりしてる感じ!チャカ?

カルーが無事に手紙を届けて黒幕がクロコダイルと知る国王とその側近。

反乱されまくってる国王より国の英雄のクロコダイルのほうが人望あるのではないか疑惑が側近から出るのは哀しすぎるぜ……

反感買おうが、国王軍が壊滅しようが、クロコダイルさえ倒せれば国民が国を建て直してくれる。
『国とは人なのだ』と……国王カッケェ
さすがビビのお父様、覚悟が違う。

で、一方のルフィ達はルフィとウソップがおつかいで水を買いに行った先で、張っていたスモーカーとたしぎと出くわし、アラバスタ編で2回目の 海兵を連れて一味の元へ帰還?(笑)

結局麦わらの一味はバラけて行動することに。

ルフィはスモーカーを挑発して誘導、ゾロはたしぎと遭遇。
運命とは何とも厄介な……な事案かな?
たしぎとは戦えないと言って逃げるゾロ。

そして待ち合わせ場所で合流するルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ(とルフィを追いかけてきたスモーカー)はカジノに突入し、クロコダイルの命によりVIP室に通され……牢屋に入ります。

うん……スモーカーさん?w
貴方は何をやってらっしゃるんですかww

まあ……ルフィの一行に海楼石の説明する為に一緒に捕まってくれたのかな?顔に似合わず優しいね!!

隼のペル……所謂鳥人間。どうやってガトリング持って撃ったのかが気になる……

ユートピア作戦始動と反乱軍統率者コーザは2つで1つのエピソードという認識でOKです。

内容は伏せますが、戦況が大きく動くきっかけとなる火種の一幕です。

あのオカマ野郎……くだらねェミスしやがって……!!

とか言いながらお前も詰め甘いじゃねぇか、というか胸部から腹部にかけての壱がダサいんだよなぁ~
この人嫌いです!好きな人ごめんね?

そして、コーザは国に見切りをつけ、武器を取って戦うことを決意します。

クロコダイルの思惑通り、反乱軍と国王軍の全面衝突がついに始まろうしていました。
どちらも『国を愛する』が故に戦うことになるという哀しいシナリオなんですね……

クロコダイルの「自惚れるな、小物が」は格好いい。
ルフィの「小物はお前だろうが」も一理あるw
クロコダイルは間違いなく強いけど、頭が良すぎる分、どこか小物っぽいんですよね(笑)

バロックワークス絡みの時のサンジは茅の外なのか救世主なのか……そこも見所です。

ここの件、ほんとよく出来てる。

ルフィとスモーカーがある種、ルパンと銭形のようになってきているのも個人的にはグッドポイントです。

そして、捕まりかけたビビを庇ったルフィは仲間に先に行けと言い、単身でクロコダイルの元へ……

そして次巻へ続きます。

・まとめ
全体的にバランスの取れた1巻だと思います。
(作中の)政治的な話も入ってきますので単純なバトル回よりかは読み応え重視と言っていいと思います。

コミック

モノクロ版カラー版

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