神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

H2 第7巻

H2 (7) (少年サンデーコミックス)

・タイトル

H2 第7巻

・点数 88点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度⭐☆☆☆☆

・本の概要
・悪いのはどっちだ?
・季節はすっかり秋
・妬けるか?
・これで行こう
・セリフと表情が合ってねぇぞ
・さすか
・あるわきゃないよ
・そゆことだね
・3-1だよ
・ドンマイ

・感想
頬を殴られて以来の再会。
さらっと言ってくるひかりちゃんいいよね、いい関係性だなぁ~って思いつつ、それを遠くから見つめる春華ちゃんの気持ちを思うと、ちょっと心がざわざわしました。

文化祭の中で催し物として運動部の招待試合。
野球部とサッカー部はそれぞれやることに。
掛け持ちの木根くんは⁉️
ここでの木根くんのセリフや振る舞い方や扱われ方がさすがすぎてこれまたgoodポイント。

野球部の招待試合の相手は先方の申し出で実現した春の選抜出場校の栄京。
春夏合わせて3回の甲子園出場を誇る名将城山監督は中学時代に国見比呂に声をかけていた⁉️

釣った魚と逃した魚のどちらが大きいのか?
高校一年生にして都内屈指の左腕と称される広田勝利(CV子安武人)と国見比呂の最強1年生投手対決が実現⁉️

果たして比呂に1試合丸々駆け引きは出来るのか?
そして、中学時代にまさかの因縁があったことが判明した広田と佐川。
今後の立ち位置がほぼほぼ確定する木根。
見所はこの3つですかね。

個人的には三者連続三振を喰らい、春華ちゃんにお返しを頼まれた比呂の一連の流れ好きです。


H2 (7) (少年サンデーコミックス)

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H2 第6巻

H2 (6) (少年サンデーコミックス)

・タイトル

H2 第6巻

・点数 72点

ストーリー☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆

・本の概要
・リンゴ食べる?
・どういうこと?
・おたくが投げんのかい?
・お前は親友だよ
・ここじゃないの?
・すごい友達ね
・ウソつき
・何が?
・すごい人気だなァ
・わざとだってのか?

・感想
悪人顔でナイフ所持……創作の世界では逆に怪しくないやつ。

ちょくちょく別のあだち充作品を連想させる巻だ……

不良ってだけで疑われるのも嫌だけど、本気で心配してた幼馴染みをそういうからかい方するの良くないよね……これも青さか~

栄京の広田さんだ!!子安さん!!
スポーツマンシップ皆無のクソ野郎なんですけど、わりと好きなんですよね、声関係なく。
子安さんだから言いはしたけど、アニメ版見たことないので。

ラフプレーは絶対ダメなんだけど、その絶対的コントロールは間違いなく才能ですからね、清く正しく使ってくれたらもっと声高らかに好きだと言えるのに……

それはそれとして、周に対するひかりの態度は実はわりと好きです。

でも、我が推しである春華ちゃんはあんまり出ないんですよね……
いや、出てはいるけど、活躍してない。
活躍したとは言い難い。


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H2 第5巻

H2 (5) (少年サンデーコミックス)

・タイトル

H2 第5巻

・点数 96点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度⭐☆☆☆☆

・本の概要
・キャイン
・行った行った
・手遅れだよ
・めざせ、甲子園
・後悔してる?
・おまえの夢は?
・どういう存在よ?
・そんないい方はねえだろ
・うちの姉ちゃんだよ
・どういう人なんだ?

・感想
校長もいいキャラしてるよなぁ~
ずるいぐらい。

今回もどこまで書いていいのか難しいんですけど、とりあえず野球部は設立されます。
してもらわなければ物語が終わってしまうのでこれは一応書きます。

どういう経緯であの校長が認めるかは読んで確認して下さい。

この巻は野球云々よりも2人のヒロインがそれぞれピックアップされてるので、この巻で本格的にどっち派か分かれるかも?

僕はやっぱり春華ちゃんなんですけど、ひかりちゃんもひかりちゃんで健気な部分あるし、恐らく気付いているであろう英雄の面に出さない動揺も高校1年生らしくていいなぁ~と思いました。
青春ですね、比呂を羨ましいとは思えないけれど、客観的に見てる分にはわりと好きな展開です。

そして、英雄の幼馴染みの不良くん初登場。
比呂や野田と一触即発な展開にはちょっとざわざわさせられますが……

橘英雄ってある意味トラブルメーカーなのか?と少し思った5巻の内容でした。

この巻の最大の見所は、比呂とひかりの2人で一泊デートですかね、各所でざわざわ?

あと、野球部の監督が春華ちゃんの年の離れたお兄さんということで……うちの春華を泣かせるなよ?包囲網完成ですね!←違う


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H2 第4巻

H2 (4) (少年サンデーコミックス)

・タイトル

H2 第4巻

・点数 100点

ストーリー⭐☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度⭐⭐☆☆☆

・本の概要
・二軍が相手か
・今日だけはね
・手遅れだよ
・国見?比呂?
・けっこうカッコいいだろ
・打てるもんなら打ってみろ
・わかってんのか!?
・今度は外れじゃないわよ
・酒屋の息子だろ
・当たったわよ

・感想
名門校の1軍と2軍の差は状況判断能力と相手の実力を見極められるかにあるんだろうなぁ~

この試合展開は好きです。
詳しくは言えないけど、野球はこれだから面白い。が詰まってますよね、ギリギリの戦いって痺れます。

あと、比呂、野田、木根の関係性いいですよね、好きです。
木根くんがなんか憎めないのはこういうところあるからなんですよね。

試合展開は書けないので、今回はこれぐらいしか書けませんが、これまた次巻が楽しみな終わり方なのでGood!

あ、そういうば、この試合限り、両ヒロインが比呂を応援してるんですけど、そのせいで相手ベンチに国見比呂が投げていることがバレたり、恋愛の部分の感情の見え隠れする演出もよかったですね!


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H2 第3巻

H2 (3) (少年サンデーコミックス)

・タイトル

H2 第3巻

・点数 92点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆

・本の概要
・理由を聞かんのか
・もちろんOKだよ
・やな展開だな
・やりにくい?
・遅かったよな
・セカンドは空けておくからな
・あと一週間
・大した成果だ
・単純というか素直というか
・かぜですか?

・感想
校長の野球嫌いの理由は下らない…とも言いきれない。
勉強の名門校として有名なことを知らなくても、歴史的大敗を喫した笑い者としては全国区になってしまった……か。

これって、それとこれとは別だ。とか言えないですよね、頑張ってる人の邪魔をするのは教育者として邪道だけど、頑張った人達を笑い者として祭り上げた当時の世間が一番悪い。

まあ、だからといって校長の行動が正当化される訳ではないですが、気持ちは分からんでもないというかなんというか……

そんな校長が付き出した野球部設立の条件は、地区大会準優勝校に勝つこと。
そして、負ければ愛好会は即解散。

そんな過酷な条件下の中で「まさか」が起こって対戦相手が英雄がいる全国区のチームに……

まともなのはセンターラインだけ⁉️の即席野球部vs超名門野球部の対決の試合は果たして……

どんな手を使っても勝つというのは、2軍を引き延ばすのか、素直に全力で投げるのか、果たしてどっち⁉️

相変わらず次巻への繋ぎ方が上手い。


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H2 第2巻

H2 2 (少年サンデーコミックス)

・タイトル

H2 第2巻

・点数 88点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆

・本の概要
・国見比呂だわ
・それだけじゃないよ
・大きなお世話だ
・あと一人
・悪いけど
・それはいえてるな
・上武医院
・決まってるさ
・神様が見たかったんだろ
・英雄=英雄

・感想
最強の助っ人大活躍!

ただまあ、あれだけの能力と野球脳があるのにファンからも白けられる木根くんは少し気の毒ですね。
年頃の女の子のミーハー癖って怖い。

そして、1巻では性格の悪さは目立つものの、運動神経抜群のイケメンだったのに、2巻では既に3枚目路線に変わりつつある木根くんが不憫なような自業自得のようなそんな感じです。

そして、もう一人のヒロインである幼馴染みのひかりちゃんに見え隠れする比呂への感情がちょっと切ない。
姉弟のように育ってるからお互い、気付いた時には手遅れ的なところあるんだろうなぁ~

そして、ひょんなことから比呂や野田を診た医者が無免許だったことを知り、野球愛好会を野球部へ昇格させようと考えるも、野球嫌いな校長による嫌がらせで悪戦苦闘?

メンバー募集のポスターは剥がされ、会っても貰えず……果たして、野球部は設立出来るのか?

次巻も目が離せない!

それはそれとして……慌ただしく、人や物にぶつかることが多く、ケガの絶えない春華ちゃんは心配だけど、常に絆創膏を持参してるとこにキュンです。

あと、比呂の親父さんのスケベ具合とおバカ加減が安定のあだち充先生クオリティでなんか安心しました(笑)


H2 第1巻

H2 (1) (少年サンデーコミックス)

・タイトル

H2 第1巻

・点数 84点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・本の概要
・おれの青春だよ
・これからはサッカー
・めざせ、両国国技館
・必ず伸びるって
・キャッチャーで9番
・野球だけは別だった
・遊んでるんじゃなかったのか
・バッカじゃねぇの
・入会届が必要ですか?

・感想
思春期の男の子にとってエロ本は命……っていうのも時代を感じますね、僕らが中学生の時点で本ではなく、画像や動画が主流のデータの時代でしたし、そして、思春期=性への興味って時代でもないですよね、現代は。
上昇思考が増した結果なのかな?

中学野球界のエースがドクターストップで高校からはサッカー部へ⁉️
というところからスタートします。

女房役は同じ医者からの診断と薦めで野球を辞めて水泳のバタフライ選手へ……腰を痛めて野球を辞めたのにリハビリでバタフライ?
その誰もが持つ疑問と医者の言うことは間違いないという概念の使い方が上手い。

タッチとは異なり、最強のスラッガーは中学時代のチームメイトで親友です。
ヒロインは安定の2人制ですが、個人的には春華ちゃん派です。
3周目なので恐らく間違いないはず。好みが変わっていなければ。

学生とはいえ、野球界の有名人とサッカー 界の有名人、お互いの世界では有名でも、他では無名。これ、ちょっとリアルで面白いですよね。

野球への未練を捨てる為のサッカー部。
野球部のない学校への入学。
そのはずだったのに、野球好きな可愛い娘と野球愛好会の存在、そして、確かな才能を持ちながら小バカにするようなピッチングをする木根に対する怒りから比呂と野田は野球愛好会に電撃参戦。

8-1とはいえ、木根の舐めプで満塁になっているところでの参戦なので、次巻への期待は高まりますね!

比呂の心情を思わせる表情の変化や返球速度が素晴らしかったです。