神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

ONE PEACE エピソードオブチョッパー

・タイトル

ONE PEACE エピソードオブチョッパー

ONE PIECE エピソードオブチョッパー 冬に咲く、奇跡の桜 (JUMP j BOOKS)

・点数92点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆☆

・概要
ワンピース アラバスタ編の中の冬島編のまとめです。
また、同時に劇場版アニメ エピソードオブチョッパーとの違いもちょこっと触れます。

各巻の記事は以下のリンクから。

15巻
ONE PEACE 第15巻 - 神黎の図書館
ONE PIECE カラー版 15 (ジャンプコミックスDIGITAL)
ドラム王国ってどんなとこ?の説明も兼ねられている1巻。
この国独自のルールとか生物とか。
あ、それとワポルに因縁付けられたり。

16巻
ONE PEACE 第16巻 - 神黎の図書館
ONE PIECE カラー版 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)
ヒルルク登場回ですね、絶対これ泣かせる気で書いてるでしょ?な回。
エピソードオブチョッパーの、そしてチョッパーの核となるエピソードだと認識しています。

17巻
ONE PEACE 第17巻 - 神黎の図書館
ONE PIECE カラー版 17 (ジャンプコミックスDIGITAL)
原作のほうは意外とあっさりと終わります。
ストーリー重視の短編というか、ナミさんの病気を治しつつ船医を仲間にする為だけのエピソードです。
現在より過去重視なスタイルですね。


原作と劇場版エピソードオブチョッパーの違い
まず、前提条件として、この作品は『ドラム島編』を基に原作者(尾田栄一郎先生)が企画協力を担当し、新たなオリジナル要素とアレンジを加えて制作された作品です。

物語は原作で言うところのエニエス・ロビー編終了時点まで進んでいますが、それまで麦わらの一味には船医が居なかったというパラレルワールドになっています。

それに伴い、原作では船に乗っていたビビとカルーは登場せず、当時は仲間になっていないロビンやフランキーが麦わらの一味の一員として登場します。

また、一味の船はゴーイングメリー号ではなく、新しい船であるサウザンドサニー号となっています。

原作との主な相違点
・ブリキング海賊団に映画オリジナルキャラクターでワポルの兄であるムッシュールが登場します。
能力は『ノコノコの実』
分かりやすく言うとキノコの毒胞子です。

・チェスマーリモが登場しません。
チェスとクロマーリモは合体ではなく、連係技で戦いに挑みます。

・ワポルの最終兵器が、『バクバクの実』の能力でムッシュールとブリキング大砲(キャノン)と合体した、『ムッシュールワポルキャノン』となっています。

・ドルトンの『ウシウシの実』の能力が登場せず、また、ワポルの衛兵達の一部とドルトンが和解しています(原作では全員、ドルトンとゾロの手で壊滅されています)。

・ワポルの部下がスノーモービルのようなメカを使います。

・5年前のドラム王国の回想シーンが、ワポル達が来る前に入ります。

・ドラム城へ昇るためのリフトは存在しません。

・原作ではラパーンの大群によって発生した雪崩ですが、劇場版ではワポル達が放った大砲によって発生します。

・ルフィの戦闘法『ギア2』、『ギア3』が登場します。

・ビビが登場しないので、原作でビビが勤めていた『船でのナミの看病』、『死にそうなウソップを叩いて起こす』のはロビン、島民に射撃された後に自主的に土下座する役目はルフィに置き換えられています。
また、射撃の際に島民に突っかかる役目はルフィからフランキーに置き換えられています。

・ナミがなぜケスチアにかかったのか明かされません。
(これは恐らく、パラレルワールドの世界観ではリトルガーデンを経由してないか、時間軸がかなり前になってしまうのであえて説明しなかったのではないかと推測します。)

・ドラム島出航を急ぐ理由が、『アラバスタの戦争の悪化』から『ログが書き換えられる』に変更されています。

・単独行動を取って寒中水泳をしていたゾロが、フランキーと行動しています。

・ゾロとウソップが戦いの最中にドラムロックに来ます。


・まとめ
改めてまとめると結構違うもんだなぁ~って思いました。
これ、原作と原案の分かりやすいサンプルになるんじゃないかな?

DVD

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