・タイトルうみねこのなく頃に Episode3:Banquet of the golden witch
・本の概要
信じる心が、魔法の力。
当主になることは不可能だと諦めていた絵羽に、彼女の内より生まれた、在りし日の少女はこう囁く。
「右代宮絵羽は必ず当主になる。」と――
魔女幻想渦巻く第三章開幕。
・著者情報
竜騎士07(りゅうきしぜろなな)
生年月日 1973年11月19日
出身地 千葉県
職業 シナリオライター、イラストレーター、小説家、漫画原作者、同人作家
活動期間
2002年~
ジャンル
サスペンス、ミステリー、ホラー、サイエンス・フィクション、ファンタジー、アンチミステリー、ジュブナイル、ライトノベル
代表作
『ひぐらしのなく頃に』
『うみねこのなく頃に』
『彼岸花の咲く夜に』など
デビュー作
同人ゲーム脚本:『ひぐらしのなく頃に』
影響を受けた人
奈須きのこ
ゲーム・アニメ・漫画に興味があり、美術系専門学校へ進んだ後、同人誌などを制作。
専門学校時代は、漫画や小説を書くなど様々なことに挑戦したものの、「愛があっても技術がなければプロには通用しない」ことに気付かされる。
劇団の知り合いに会い、触発されて戯曲『雛見沢停留所』を書き上げ、コンテストに応募するも選考落ちする。
その後、「07th Expansion」を立ち上げる。
初期の頃はLeaf Fightのオリジナルカードを制作する。
その後、弟の八咫桜がゲームスクリプトを学び、『雛見沢停留所』を改稿して、同様に弟である時火らと共にサウンドノベル第1弾『ひぐらしのなく頃に』を制作開始。
「Leaf Fight」のオリジナルカードの絵柄を描いていた経験もあり、原画も自分自身で担当。
ペンネームである竜騎士07の「07」は、『ファイナルファンタジーV』のヒロインであるレナに由来。
「竜騎士」はファイナルファンタジーシリーズに登場するジョブ。
夏海ケイ
生年月日 1981年5月28日
出身地 新潟県五泉市
職業 漫画家・イラストレーター
受賞歴
第3回スクウェア・エニックスマンガ大賞準大賞、審査員特別賞『I'm あ 総理』
ドラゴンクエストVIII 4コママンガ劇場
王様の耳はオコノミミ
・点数 100点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
オリジナリティ🌟🌟☆☆☆
テンポ☆☆
熱中度🌟☆☆☆☆
・感想
このエピソードの主人公は絵羽叔母さんです。
譲治のお母さんですね!
このエピソードは今までの『うみねこ』とは一味違います。
何故なら、ベアトリーチェを継ぐ魔女が現れるからです。
碑文の謎を解き、師匠、ベアトに次いで無限の魔女の称号とベアトリーチェの名を正式に継承する者がいて、更に呪いとして望まずに継承させられる人物がいる。
ベアトリーチェのゲーム盤において初の生き残りが出て後日談がある。
殊勝なベアトが見れる貴重なエピソード。
ベアトリーチェ同士の戦いにおいて魔女の秘密の一端を垣間見ることができる。
そして、普通に読んだり、頭を使うだけでは十中八九騙されるであろう仕掛けが施されています。
まさに悪魔の所業。
ベアトリーチェが最も輝いたエピソードとも言えると思います。
あのベルンカステルも「この盤上は楽しかった」というぐらいですからね、ベアトリーチェファンは必読!と言っても過言ではないかと思います。
ベルンカステルの回想でこれまたひぐらしファン向けとも取れるキャラクターが一瞬ですが出ます。誰かは…読んでのお楽しみということで!
そして、前エピソードでの宣言通り、クライマックスシーンにて、ベルンカステルの差し金による乱入者が現れます。
この乱入者含め、エピソード3はかくし球満載なので、飽きさせない演出が豊富でした。
魔法少女っぽい絵柄になるのもこのエピソードの特徴の1つかもしれませんね!
次以降のエピソードに繋がるであろう乱入者や、ラムダとベアトの関係性、ラムダとベルンカステルの関係も気になる!って思わせる描き方でした。
総括すると、バラエティに富んだうみねこを見たければエピソード3で決まり!って感じですね!
うみねこのなく頃に Episode3 コミック 全5巻 完結セット
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