神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

荒川アンダー ザ ブリッジ 第4巻

荒川アンダー ザ ブリッジ 4 (ヤングガンガンコミックス)

・タイトル

荒川アンダー ザ ブリッジ 第4巻

・本の概要

・正体
・親子対決⁉

・点数 60点

ストーリー☆☆☆
画力☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆

・感想
一言でまとめると、不器用な親子喧嘩です。
お父さんってリクが思ってるほど怖い人ではない気がします。
結構息子好きだよね、この人。

それはそれとして、あんまり知りたくなかった作品の闇の部分(正体)が見え隠れする1冊でもあります。

河川敷を集落のようにして暮らす一風変わった人々ってのは一般的な感覚としては分かりづらいと思いますが、名前含めた元の素性をその場では捨てて、人に気を使わずにありのままの自分をさらけ出せるもうひとつの生活の空間。
という意味ではSNSに近いかなって思います。

ここから先は偏った持論になるので僕の思うSNSの理想図は伏せますが、この4巻を読んでて一見理解しづらかった特殊空間もそういう捉え方が出きる。
そう捉えた瞬間に自分の中にスッと入ってくる、腑に落ちるものがありました。

ただ、親子喧嘩は親子喧嘩として終わらせて欲しかったので個人的にはつまらないというよりかは気に入らないのほうが正しい表現ですかね。
作品全体を通して見た場合の伏線だと思うので、まだ逆転もありえますが!

まあ、一番の減点ポイントはマリアの存在なんですけどね、ナチュラルにイラつく。


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