・タイトル
グレンデル 第2巻
・本の概要
・魔法使い『ウヴリ』
・もう1匹の竜
・グレンデルの在り方
・竜の肉を食べた者
・点数 92点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・感想
高得点を付けましたが、ぶっちゃけ慣れも大きいと思います。
あと、元々良かった素材を上手く調理した的な。
前巻で説明不足も合わせて世界観に浸りにくいと書きましたが、2巻では解消されました。
冒頭から中盤にかけての流れでどういう世界観なのかもだいたい把握できました。
ストーリーとしても大きく進展しましたね!
新たに仲間?になった魔法使いが胡散臭いこと胡散臭いこと(笑)
僕はイメージCV宮本充さんにすることでウヴリがどういう立ち位置でも好意的に見れるようにしています。あえてね!
そして、宮本充さんは偉大だ(о´∀`о)
そして、そのウヴリ…地味に旅の主導権を握るというか目的地を次々決めちゃうんですね!
目的が謎い!
この先は物語に大きく関わるので詳細は割愛して流れだけ書きます。
まず、一行はウヴリの案内でもう一匹の竜に出会います。
そこでグレンデルは自分という存在、竜とは何なのかを知ります。
ここで保護される道もありましたが、グレンデルはそれを拒み、王の選択としてそれは尊重されました。
次に向かったのは物資調達も兼ねてウヴリの友人、竜を喰らった者のところでした。
当然、警戒しまくるカメリア。
竜喰らいにはちゃんとした理由があり、グレンデルは、人間が竜の肉を食べれば、望む望まないに関係なくその人の人生が大きく狂うことを忠告されます。
落ち込むグレンデルを見かねたカメリアがウヴリにグレンデルの気が晴れる楽しい場所はないか?と聞いたことから、一行は詮索はマナー違反の宿に向かいます。
絶対に安全なはずのその場所で事件は起こります…
突如襲撃された一行。
宿の客が続々と出てくる様に待ち伏せされたかと疑うカメリア。
しかし、敵は人間(獣人含む)を操れる奴でした。
ついにカメリアが倒れ、絶対絶命のピンチに…グレンデルはカメリアを救うためにほんの少し自分の血をカメリアに飲ませるのでした……
先輩達のありがたい助言や忠告を結果として無視する形となったグレンデル。
その判断は吉と出るか凶と出るか……
というなかなか興味深い内容になっています。
真の1巻はこっちなんじゃ!?って思うぐらい内容がしっかりしてて、続きが気になるワクワク感が残りました。
画力については慣れが大きいものの、動物系とかの線が細かい画のほうがこの作者さんの真骨頂っぽいのでそこをものすごく評価させてもらっての点数です。
やはりクセはあります。
そして読んでいて疲れる可能性もあります。
それでも読み進めるのは普通に作品が面白いからなんだろうなぁ~と思います。
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