・タイトル
ONE PIECE 第7巻
・点数 68点
ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆
・本の概要
僕の主観で分けると、
・鉄壁のパール
・ファイヤーパール
・サンジとゼフ
・海賊船隊 戦闘″総隊長″ギンの義
・クリークの戦法
・サンジvsギン
・MH5
・感想
捕捉しておくと、熱中度が低めなのは考える時間として間を開けて読みたくなったからです。
あ、扉絵は意気投合した?バギーとアルビダでした。
それはそうと、昔から気になってたことが1つあるんです。
サンジくんはよく『料理人は手が命だから戦闘で傷付ける訳にはいかない』と言ってました。
それは分かる。
でも……技によってはおもいっきり地面に手を着けてぐるぐる回るやん?それってどんなに気を付けても『突き指』の可能性あるくない?
まあ……彼に限ってそれはないのでしょう!
突っ込むだけ野暮ってモンだぜ、ボーイ!って子供の頃言われた(気がした)ので気にはなるけど、気にしないことにします!←言葉が矛盾している。
ところで、鉄壁のパールさん、嘘か本当かは分かりませんが、その強度は『軍艦の大砲でも正面から立ち向かえる』ほどだとか。
結構堅い。
でもパールさん、存在そのものがギャグっぽい。別に笑いはしないけど。
そんな中、オーナーことゼフがギンに人質に取られてしまいます。
オーナーを撃たれまいと無抵抗でパールの攻撃をまともに食らうサンジ。
サンジは言います。
『この店はそのジジイの宝だ!!!』
『おれはそのジジイから何もかも取り上げちまった男だ 力も!!!夢も!!!』
『だからおれはもう クソジジイには何も失ってほしくねェんだよ!!!』
オーナーゼフとサンジの関係が語られる回想シーンですが、ここは実際に読んでもらいたいところです。
若干アニメとは描写が異なります。
ちなみに回想が語られる回の扉絵は泣きながらバギーの葬式?を終えたバギー一味と、次期船長を決めるカバジvsモージです。
激闘12時間の泥試合は扉絵で十分かな(笑)
反撃も許されてないサンジが一方的に攻撃を食らう為だけにフラフラになりながらも立ち上がり続ける理由、それは
『一時でも長くここがレストランであるためさ』
この一言が全てを物語っています。
ルフィがサンジに言った言葉。
『死ぬことは恩返しじゃねえぞ!!!』
『そんなつもりで助けてくれたんじゃねェ!!!』
『生かしてもらって死ぬなんて弱ェ奴のやることだ!!!』
これはルフィの過去を知っていると重みがあります。
クリークの意思に反してでも『自らが感じる恩義』を優先したギンは格好いいですよね、その行動の良し悪しは別にして。
サンジは命の恩人だから……自分の手でやらせて欲しい。
ギンの言い分はこうです。
一見、正論のように見えますが、″目的の為に手段を選ばない″クリークの海賊団にとっては、ギンの独断で人質を解放したことも、サンジにトドメを刺しかけていたパールを一撃で倒したことも悪手としか言いようがありません。
それにしてもギンがパールを沈めるところを見ても、総隊長を貶されて?怒る辺り、ギンは相当のカリスマなんだろうなって思います。
クリークのこれも地味に格好いい。
『弱ェと言われてとりみだす奴ァ 自分で弱ェって認めてる証拠だ』
『強ェ奴は結果が決めるさ』
『おれがいるんだ ギャーギャー騒ぐんじゃねェよ』
まあ、その後に小物臭漂わせるんですがw
ルフィとのやり取りを含めてここ2ページのやり取りも実際に読んで楽しんでもらいたいところです!
クリークの騙し討ち戦法も個人的には好きです。
ルフィが納得しているのには驚きましたが(笑)
サンジとギンの戦いも見て欲しいので内容には触れません。
まとめ
この巻も直接読んで欲しい場面が多かったです。
余談ですが、ルフィがサンジを怒鳴るシーンは小説として現在読んでいるガンダムSEEDと少し重なる部分もあり、『戦闘』とは何か、『命を懸ける理由』の違いとは何かをより考えました。
合わせて読んで欲しいとまでは言いませんが、せっかく同じブログ内で紹介している作品なので少し触れました。
一応、リンクは貼っておくので興味のある方は是非。
ガンダムSEED① すれ違う翼 - 神黎の図書館
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