神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

ハチミツとクローバー 第10巻

ハチミツとクローバー 10

・タイトル

ハチミツとクローバー 第10巻

・点数 100点++

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度⭐⭐⭐☆☆


・感想
はぐちゃんを巡るトライアングルがついに決着!

素の森田さんは意外と暴力的だった。
青空のもと、土手で若者が殴り合うのを風流だと捉えるのは前時代的というか、平成・令和の世の中ではもう近所で暴力事件として通報ですよね(笑)

「何を軸にして生きるか」で選ぶ人が変わるってのは深いね。
恋愛重視で選ぶか、やりたいこと・仕事重視で選ぶかで最適のパートナーは異なるから理屈の上では当たり前なんだけど、大学生の年齢で実際に決めちゃえるのは凄い。

実らなかった恋に意味はあるのか
消えてしまったものは初めからなかったものと同じなのか

この自問自答のような哲学的な問いいいなぁ~

野宮さんが気の毒過ぎて……でも気持ちは少し解る。
自由奔放とまではいかないけど、世間知らずの箱入り娘が報われない初恋をいつまで引き摺ってて、でもそんな子が愛しくてたまらなくて辛くなることもあって、でも見捨てられない感じ?ちょっと分かる気がするんです。

竹本くんの気持ちの持っていき方も少し分かる。
さよならは済ませたから声はかけない。けど、本当のさよならにしたくないという邪な気持ちも少しはある。みたいな。
初恋ってそういうところありますよね?

あ、泣きそうなのを堪えてたのが最後の最後で瓦解しそう……。
はぐちゃんそれはズルい。反則や。

番外編で将棋好きなのは伝わった気がします!
それにしても、真山くんって器用貧乏型の万能だよね?

恋愛ENDと友情ENDのどちらもあってよかったです!


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