神黎の図書館

主観によるグラフ+点数+感想を綴る読書感想文風書評ブログです。月間で読む漫画は150冊~200冊。小説や映像作品についてもちょこちょこと。

呪怨

呪怨 劇場版

・タイトル

呪怨

・点数 84点

ストーリー☆☆☆
演出☆☆☆☆☆
視覚的面白さ☆☆☆☆☆
聴覚的面白さ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆

・感想
子供の頃に見て、えげつない恐怖感とトラウマを与えられたこの作品に再チャレンジしてみました。

と言ってもリメイク版というか再映画化された呪怨は好きな俳優さんが出てた関係で、何年か前に見てますので、子供の頃の心理的トラウマは果たして克服されているのか?
というのも気になったので、この原初の呪怨を再度見るとこにしました。


という建前は半分嘘です。
本当は出演者の市川由衣さんに釣られました。
好きな女優さんの若かりし姿が見たくてホラー映画を見る……何とも僕らしい理由ですね!

市川由衣さん目当てで見ると大して出番はないですが、津田寬治さんや田中要次さんが若くて思わずはしゃいでしまいました。←え

森下能幸さんの立ち位置はあの頃から今も変わらずなんだなーと少しほっこりしました。


さて、そろそろ本編の話です。

オムニバス式のホラーの形なので、やや怖い。
素直な感想はこんな感じでした。

本筋は一本道なのに様々な人物の視点から物語を追う形なので、登場するキャラクターとは裏腹に、「そこにあるもの」が分かっていながらも見るという恐怖の形ということになります。

子供の頃のように目を伏せたり、覆ったり、逸らしたりはしなくなりましたが、ガン見してたら脳裏に焼き付きそうで怖い。
そんな演出してくるのが呪怨でした。

クライマックス場面は普通に「あ、来る」って分かってての「あれ」なので怖い。
ホラー映画として期待した一定の怖さを大人になっても味わえる作品とも言えます。

また、被害者となる人物の年齢層もバラバラなので、反応の違いも面白い?かと思いきや、そこは一定の反応なので、自らの理解を越えた人間の恐怖反応は大体同じと言えるかもしれません。

過去の凄惨な事件が絡んでいる怨鎖の関係か、被害者に女性が多いのも関係しているかもしれませんが……。

この作品における霊は呪縛霊の類いだと思うのですが、狙った獲物に対してどこまでも付け狙う感じと、消失させる演出?事実?があるのですが、そこが個人的には最大のホラー要素に感じました。
理屈が分からないので。

引っ越してはいけない。
仕事でも訪れてはいけない。
親が心配でも訪ねてはいけない。
狙われている人物と関わってはいけない?
調べてはいけない。
これらの禁忌を犯せば命の保証はない。
それが呪縛。

そして、当たり前のように終わらないのがこの作品の特徴とも言えます。

登場人物には知らされていない「狙われてしまう」上記のルールがある以上、終わらせることは不可能なのではないか?
というのが僕の個人的な見解です。


・まとめ
怪異とか怪奇現象というよりは比較的直接的なやり方で攻撃して来るというか、何なら人間として話しかけても来るので古い作品なのに演出は怖さを感じました。

好奇心で狙われるケースは仕方ないにしても、善意や不可抗力で狙われて命を落とすのは新たな怨嗟を生むのかもしれない?
それこそが呪怨の正体なのかもしれませんね?


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