・タイトル
リング
・点数 84点
ストーリー☆☆☆
演出☆☆☆☆☆
視覚的面白さ☆☆☆☆☆
聴覚的面白さ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆
・評価
原作にあるミステリー要素を根幹の設定以外はあえて捨て、ストーリー性よりもホラー映画としての魅せ方にこだわったのが実写版リングの1作目です。
僕の主観による項目別の評価も顕著な結果になってますが、それこそがこの作品だと思います。
ホラー映画としては◎
以下、商品リンクを挟んで、あらすじと、内容に触れた個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。
・あらすじ
それを見ると、1週間後に死ぬ。
巷で相次ぐ突然死に「呪いのビデオ」が関わっているとの噂を信じきれない女性テレビディレクター。
だが、姪の死をきっかけに、彼女はビデオに隠された謎を追い始める。
そんな中、協力者である元夫と彼女は、そのビデオ映像を見てしまう。
・感想
冒頭の会話シーンで何気に点いてるテレビからプロ野球の中継が!
巨人と中日かな?
あと、何気に若かりし頃の佐藤仁美さん。
地味~にまあまあ好きな女優さん。
と、一緒にいる昔の志田未来ちゃん感ある子は誰だろう?って思ったら、まさかの竹内結子さんでした。
子供というのは超感覚で霊的なものを感じ取ってしまうとこありますよね?
やはり、子供は全員ニュータイプなのか⁉️
ホラーとしての本番の恐怖の前に、犠牲者の死に顔の怖さに衝撃。
全く信じてないならまだしも、予感があったのに見たのは何でだろう?
嫌なんだけど、なんか分かんないけど、嫌な予感する。
浅川さん…って言うと語弊あるか、玲子さん結構ワガママだよね。
勝手にビデオ見て勝手に巻き込んで勝手に持ち込んで勝手に怒る……最悪じゃないか。
松嶋菜々子さんが綺麗なこと以外マイナス要因強めな印象です。
最後はオカルト的怖さというよりはリアルホラーって感じでした。
その選択は狂気……。
大きなネタバレなしで原作との相違点を挙げるなら、主人公やその子供の性別と設定になります。
変更の主な理由は、原作の持つ、謎解き(ミステリ要素)を省き、複雑な人間関係を簡略化させ、純粋にホラーに特化した結果です。
尺の都合も考慮した挑戦なので、個人的には高評価な考え方です。
デュアル・ホラームービーとして同キャスト・別監督により、同時制作された続編の「らせん」は逆に原作準拠し、ホラー要素よりもミステリ要素強めにしてますが、尺不足によ説明不足と評価される等、一長一短ですし、海外リメイク作品までいったのはホラー要素を強くしたからなのかな?と、勝手に思っています。
上述の事情もあり、テンポが早くてストーリーはおまけみたいな部分があります。
が、主人公の性別をわざわざ変えた意味はあったと思っています。
個人的にはそれを見出だせるかもお楽しみ要素でいいのでは?と感じました。
・まとめ
原作と比べてストーリー部分の是非を問わなければ、演出と音楽で終始ハラハラ感と一定の怖さを与えてくれるいいホラー映画だったと思います。
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