神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

LIAR GAME 第3巻

LIAR GAME 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

・タイトル

LIAR GAME 第3巻

点数 100点++

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ⭐⭐⭐☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度⭐⭐☆☆☆

・本の概要
・敗者復活
・リストラゲーム
・誘導
・生贄
・戦略
・光と闇
・報告
・挽回
・支配
・高騰
・救済

・感想
救いようのないバカ正直者だなー、直ちゃんは。
秋山さんの過去を知り、尚且つ罪悪感もあるからLIAR GAMEの敗者復活戦に挑む……それはエゴだよ。

喚き散らすだけの雑魚うぜー。って思ってしまいます。
この期に及んで「話が違う」は頭悪すぎるでしょ。
だから敗者としてそこに立ってることをさっさと自覚したほうがいいのに。

そんなことより、リストラゲームはなかなか奥が深いですね。

参加者内で物々売買を自由に行えるのは昨今の流行りであるフリマアプリやどうぶつの森のアプリとかでお馴染みだと思うので、あえての説明は省きますが、面白いのは脱落者1人且つ、参加者がある程度任意で決められるところにあります。

あと、売買の際はお互いの合意とサインが必要で、不正は罰金(1億)の為、土壇場での商品の受け渡し拒否や不渡りは行えないところもなかなかいい。

1時間に1回、計10回の投票があるんですけど、1度の投票で名前を書く欄が5つある用紙を渡され、記入します。
その際、5人の名前を書いてもいいし、1人の名前を5回書いてもいい。

これは、好感度ゲームにもなり得るし、金で票を買うことも出来るのでは?というなかなか深いゲームだと思います。

フクナガは場を回す天才だね、基本的にフクナガ中心に場が回ることになるのだから。

僕が思い付いた事はフクナガさんも当然思い付く訳か、さすが。

対して1人じゃ何にも出来ないくせに出戻りしてきた奴は見ててイラつきます。
まあ、物語としては序盤の序盤なので、成長待ちということで我慢はしますけど、イラつくのはイラつくけど。

結婚の挨拶の常套句でもある(あった?)「娘さんを僕に下さい!」→「娘は物じゃない!」の逆版?
法に触れなければ持ち込み自由なルールだから人も助言も持ち物扱いにすればセーフ。
なるほどね、そういう道理か。

イライラからの逆転。
LIAR GAMEとは嘘つきが勝ち上がり、得をするゲームではなく、損得勘定を無視してそれでも正直者でいられるかを試すゲームだった?

これまでは異なる、そもそも運営に利益が生まれない敗者復活戦からLIAR GAMEの本質を問う主旨の発言に至るということはここからが真の見せ場ですかね?


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