・タイトル
賭博黙示録カイジ 第12巻
点数 100点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ⭐☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度⭐☆☆☆☆
・本の概要
・停止
・回避
・撃滅
・勝因
・謝罪
・執行
・灼熱
・憮然
・構造
・披瀝
・邪道
・抜剣
・強訴
・筋道
・感想
そうなんだよなー、心理戦=写し鏡。
結局は自分との戦いだからそういう結果になる。
心理戦を制するには自分を律して相手を信頼することが大事なのかもしれません。
不本意ながら、会長の言い分にも一理ある。
暴利とは言うが、最初に包み隠さず言い、了承した上での契約である以上、返す義務はあると思う。
それを、追い込まれた人間にここまで追い討ちかけるのか?と被害者ぶられるのも不愉快ではある。
大金を貸して返されなかったら誰でもそうなるわな……正直、ここで会長に対する怒りが勝る人は会長の言う、踏み倒した上に誠意も見せないタイプの人間だと思います。
大なり小なり人にお金を貸したことがある人なら会長の言い分も少しは分かると思います。
納得するかは別として……ね。
えげつないけど言ってることは一応分かる。
誠意を持って謝罪するなら身を削ることも厭わないはずだ。って論理ですよね、理屈そのものは間違ってはないと思う。
実際にやらせると鬼畜ですが。
まあ、鉄板焼き土下座なんて相当の根性と覚悟がないと出来ないけど、頭を下げて詫びる・土下座などの形だけの謝罪なら簡単に出来ますもんね、それだけ重みに違いがあること自体の意味は大きいので、単なる道楽とも言いきれない。
んで、利根川さんは格好いい。
この切り捨ては会長の愚行だと思う程に。
ティッシュ箱の構造なんて考えたことも見たこともなかったなぁ~、確かに。
いや、見たとして、知ってたとして、それが突破口には結び付かんし、これは何度も死線をくぐった経験者ならではの力なのかもしれません。
気持ちは分かるし、突破口も見付かって燃えるのは分かるけど、相変わらず穴がある必勝法だから過信は良くない。
でもカイジって意地だけは通すんだよなぁ~
試みとしては面白いけど。
というかこの場限りとはいえ、カイジのサポート役に巻き込まれながらも立派に右腕を勤めあげるゼッケン11番の男?って結構優秀じゃない?
きっかけあればやり直せそうな能力はありそう。
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