・タイトル
賭博黙示録カイジ 第6巻
・点数 92点
ストーリー☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ⭐⭐☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・本の概要
・閉所
・絶望
・初歩
・転落
・狂宴
・襲撃
・落涙
・宣言
・無謀
・暗幕
・約束
・拍車
・感想
非情さ覚悟が違うってのはまあ、確かにそうだね、経験者だし。
限定じゃんけんの次は人間競馬……カイジ達はギャンブルする側ではなく、される側だった⁉️
人間競馬にお金を賭けてほくそ笑んでる奴等も競走馬ならぬ競走人にされたカイジ達も本質的には大して変わらない……か、お金の有無という点で雲泥の差はあるけれど、精神的な面でのクズさ、他人を蹴落として自分が悦しむ的な意味では近いかもね、確かに。
だんだん細くなる鉄骨は主催者側の性格の悪さ出てるよなぁ~
先行逃げ切りはさせないし、追い付かれたら突き落とされる不安も与え続けて尚且つバランスも取りづらくなるという……。
頭では分かっていても、理屈ではそうだとしても、前の人を突き落とすというのはそう簡単なものでもないだろう。
なんせここの連中は皆同類なのだから。
悪人になるならとことん悪を貫け。
カイジの考え方は嫌いじゃないですよー、なんやかんや甘いカイジに出来るかどうかは置いといて。
仮に渡りきったとして、約束を反故にされなら敵わない。
そもそも参加自体が任意で、報酬が破格だから圧倒的主催者側有利だよなぁ~
モラルはひとまず置いといて。
そして、主催者側の性格の悪さは相変わらずで、きっちりとルール決めてるくせに必要以上の説明はしない。
「子供じゃないんだから自分で聞け」と、「大人は都合の悪いことは自らは説明しない」の観点から見れば当然の態度ですけどね。
「金は命より重い」
利根川の代名詞でもあり、カイジシリーズの代名詞でもある有名なセリフですね、人道的かは置いといて、実際問題、1千万、2千万の金は軽くないってのも事実ですが。
前座と本番の説明を省いたのは性格悪いけどね!
客をもてなす余興とか言われたら、闘技場みたいなもんか、と納得せざるを得ない。
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