・タイトル
黒子のバスケ 第25巻
・点数 92点
ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆
オリジナリティ⭐⭐☆☆☆
テンポ☆☆☆
熱中度⭐⭐☆☆☆
・本の概要
・せめて今だけでも
・ありがとうございます
・忘れちまった
・テツヤ
・僕らはもう
・……最低です
・…いいなあ
・何か用か?
・勝利ってなんですか?
・黒子はボクです
・感想
いきなりですが、黒子くんと緑間くんの関係っていいですよね!
わりと言いあえるし、お互い信じてるし、仲間って感じします。
不安はあるが、貴方がいれば大丈夫でしょう……ならば、その「貴方」がいなければ?
狂い始めた歯車は止まらない。狂った歯車は、 歪な音を奏で始めてやがて崩壊する……これは逃れられぬ運命なんですよね、狂った時点で。
そして、黒子の感謝と赤司の感謝はエモいけど、こっからがキツいんですよね……
青峰、紫原、そして緑間……次々と覚醒の予兆、片鱗が見え始めるキセキの世代。
これ、監督の立場が一番キツいかもね、虹村さんが引退してなかったら少しは変わったのか、それでも止められないのか……どっちだったんだろう?
これは監督の責任ではなく、学校側の責任なんだけど、それでも監督の発言が青峰にトドメを刺したのは間違いない。
いやほんと……難しいぜ、この問題。
そして、青峰を絶望に追いやると、必然的に黒子にも飛び火が来て……この台詞と表情はマジでキツい。
そしてそして、監督の発言を期に紫原と赤司も険悪ムードに……
1on1による対決で追い詰められ、人生で初めて完敗するかもしれない窮地に立たされた赤司は……ついに「降臨」する。
覚醒ではなく、降臨ですね、ヒントはオヤコロとエピソードタイトルのテツヤです。
ただ、1つ気になるのは直接戦った紫原は下の名前の敦。これは直接追い込んだからだと思うし、他の呼び名は黄瀬、緑間、青峰…なのに、黒子はテツヤ呼び。
黒子くんを仲間と認識する速さは共通項ってことなのかな?
緑間くんは熱さ全開だけど、黄瀬くんはクールですよね、本質的に冷めてる子だからなぁ~
この赤司の話も一理あるんですよね、強すぎる力が同じ場所に集まれば摩擦を生む訳だから、力を合わせるべきではない。初めからバラバラで「ただ同じ場所にいるだけ」ならぶつかることもない、それも事実だと思う。
チームだとか仲間という意識は必要なのか?っていう考え方の是非は置いといてね。
居心地いい間は文句言わないのに、居心地悪く感じると不満を漏らすのは確かによくない。
特に黒子は感情を内に秘めてこその職人なのにね、覚悟が足りないというのは確かにその通りですね、帝光の理念としては。
ん?もしかして火神って中学時代に黒子と出会ってた?アメリカから一時帰国してた?腐ってた時期?
中学時代の黒子が見た誠凛の試合これか、当たり前だけど、ちゃっかり花宮くんがいるの面白い。花宮くん汗かいてるからまだ主導権握れてないのが伝わるワンショットですね!
よかった頃の帝光バスケ部の思い出の写真みたいなやつに一応灰崎くんがいて一安心。
虹村先輩からしたらなんやかんや可愛い存在だったのかな?って思ったり。
赤司は常に正しいと思う。
そして、やはり誰よりも黒子を認めている気がします。
というか好きなのかな?終始一貫してテツヤ呼びだし。
本気で戦うためにあえて一回叩き潰したようにも思えます。
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