神黎の図書館

主観によるグラフ+点数+感想を綴る読書感想文風書評ブログです。月間で読む漫画は150冊~200冊。小説や映像作品についてもちょこちょこと。

GetBackers

GET BACKERS-奪還屋- 全39巻完結(少年マガジンコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]


・タイトル

Getbackers

著者情報

原作 青樹佑夜、作画 綾峰欄人

青樹佑夜樹林伸の別名義。
単独はもちろん、ユニット等、様々な形で活動をしている作家です。

代表作は『金田一少年の事件簿』、『探偵学園Q』(天樹征丸名義)、
サイコメトラーEIJI』、『クニミツの政』、『シバトラ』(安童夕馬名義)、『エリアの騎士』(伊賀大晃名義)、『BLOODY MONDAY』(龍門諒名義)、『神の雫』(亜樹直名義)etc


綾峰 欄人(あやみね らんど)
生年月日 1974年2月17日
出身地 兵庫県

職業 漫画家、漫画原作者イラストレータ
活動期間 1999年~
ジャンル 少年漫画
代表作
GetBackers-奪還屋-』

高校卒業後は漫画家を目指し上京、東京アニメーター学院入学。
同校卒業後、4年半ほど藤沢とおるのアシスタントを務める。
1999年春、週刊少年マガジンで『GetBackers-奪還屋-』を連載デビュー。
その漫画の原作者である青樹佑夜が書く小説『サイコバスターズ』の挿絵も担当。

2008年より月刊少年ライバルで初の単独での連載作品『ホーリートーカー』を開始。
2010年に一旦休載し、週刊少年マガジンで再び青樹の原作で『鬼若と牛若 Edge of the World』を連載開始するも、体調を崩し6回で無期限休載に入り再開予定は不明。
その後は原作者としての活動が中心と なる。
休載の理由について綾峰は大きな鬱が出たため、と2010年6月8日に自身のブログで報告。

漫画賞受賞経験や読み切り作品発表経験無しでいきなり連載デビューするという異色の経歴を持つ。
基本的に睡眠時間は3時間。その生活により一度は体調を崩し連載を休止するまでに至った。
GetBackers-奪還屋-』内で描かれるお色気シーンは読者サービスではなく自分の趣味であると語っている。
また、お色気シーンが過激すぎて編集部の人に怒られた事もある。
東日本大震災の被災者の支援にも取り組んでおり、他の漫画家と共同で東日本大震災チャリティ同人誌「pray for Japan」で執筆。

・本の概要
「ジャスト1分だ。ユメは見れたかよ?」――
駐禁、罰金。空腹貧乏に泣く2人の若者、美堂蛮と天野銀次。
彼らこそが奪られたものを奪り還す奪還屋(GetBackers)だった。
プロ中のプロだけど、情にも厚い男たちが引き受ける依頼。
どんなに危険な相手でも、彼らが持つ不思議な能力と絆には敵わない!

・点数 76点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆

・感想
最初に一言、巻数多すぎ。
GetBackersという作品に最も言いたいことはこれです。
エピソードタイトルと巻数が一致してないと思いますし、無駄な描写もある。
ストーリーや設定は面白いとこあるのに画がそれを伝えきれてないのが残念。

小説にしたら5巻ぐらいで終わりそうなのでもっと短縮して描くことは出来なかったのでしょうか?っていう。

主人公2人組は邪眼使い(対象者に幻覚を見せる)や身体から電流を出す(大怪我も充電で回復する)という超能力を持ちます。

なら、ファンタジーなのか?というとそうではなく、読み進めれば全て理屈で説明がつく現象っていう。

次元の超越者だったり、観測者などやや複雑な設定もある程度の理系の知識があればわりと簡単に紐解けるというか、スッと入ってくると思います。
理系の人向きの作品か?と問われれば、それは違うと答えるので難しいところですけどね。

途中で散りばめられた数々の伏線というピースを拾い集めながら上手くパズルを埋めなければ最終巻で一気に置いていかれる可能性があります。
そういう性質の作品だと感じました。

長々やってるのは一言で言えば「絆を奪り戻す」戦いなので、作品を上手く捉えて理解出来れば一定の満足感は得られると思います。

クローンっていうのは結局は遺伝子が同じだけの他人っていうのは深い。
何故そこに至ったのか?そのプロセス、経緯を考えながら読んだ最終巻付近は(個人的に)面白かったです。

クライマックスの場面では読み手側も、幸福って何だろう?不幸って何だろう?っていう深いテーマで考えさせられる作品でもありました。
そこに辿り着くまでがとにかく長いというのが悩みどころですね、やはり。


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