神黎の図書館

ゲーマーでもある僕が読んだ本について思ったことを書くブログです。

ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド

[まとめ買い] ジョジョの奇妙な冒険 第1部 モノクロ版(ジャンプコミックスDIGITAL)

・タイトル

ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド

サブタイトル

第一部 ジョナサン・ジョースター-その青春-

・本の概要
1888年のイギリスを舞台にしたJOJOの礎となる基盤のストーリー(始まりの物語)。
英国の青年貴族で強い正義感と勇気を持つ主人公、ジョナサン・ジョースターと下層階級の出身ながら類い稀なるカリスマ性と野望の持ち主、ディオ・ブランドーの2人による抗争劇。
「石仮面」と「波紋」、2つの要素を背景に、ジョナサン(ジョジョ)とディオの対立を描いた物語。

・著者情報
荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)
生誕 1960年6月7日 宮城県仙台市
職業 漫画家
活動期間 1980年 -
ジャンル
少年漫画、青年漫画、バトル漫画
代表作
ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ

受賞歴
1980年:第20回手塚賞準入選
2006年:日本のメディア芸術100選マンガ部門(『ジョジョの奇妙な冒険』)
2013年:第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞(『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』)

・点数 84点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆

・感想
最初に言っておきます、この作品における点数は所詮参考数値に過ぎません。
という訳で、高得点ではありますが、誰にでもオススメということではないです。
理由は後ほど説明します。

画力に定評のある荒木先生ですが、この1部に関しては(上手いけど)標準点ということにしました。
今後のシリーズの評価の時の基準にする為と いうのもありますが、後発のシリーズと比べると画のタッチが違います。(若干少年漫画寄り?)

これはシリーズを通して言えることですが、ジョジョは劇画タッチなのか?議論生まれますよね、漫画における劇画の定義って曖昧……
線が多くて描き込みがすごいということは劇画なのかな?
そんな訳で、カラー版が活きる作品だと感じました。

ジョジョ独特の世界観は魅力的ではありますが、至るところに仕掛けられた歴史がモチーフのギミックを見付けるのもこの作品の楽しみ方の1つだと思います!(キャラ名と洋楽の関係性もその1つ)
荒木先生は本当によく勉強してらっしゃる……そして、自分の漫画に活かせている……素晴らしい。

さて、ここからは1部のストーリーについての感想です。
単行本1巻~5巻(途中)までの内容が第1部になります。
今なお(令和になっても)続く長期連載になるというのをこの頃から狙ってたかは定かではないですが、サブタイトルにPart1とあるだけあってちゃんと基盤のストーリーがしっかり出来てました。

何よりディオが素晴らしい。
子供の頃から大人にかけて終始いい仕事をしているんですね、彼。
紛れもなく悪役な上に小物なのに憎めない……そうなるように計算してこのキャラクターを作り出した荒木先生すごい……って素直に思います。

幼い頃に義兄弟となり、お互いがお互いを快くなってないところから築き上げた関係性も良かったです。

他にもキャラクターは多数出てきますが、何名かは後のシリーズに影響を与える人物が登場します。

大きなネタバレにならないように書けばこんな感じなのですが……これ伝わったかな?w

もう少し言うと、ジョナサンとディオの因縁は思ったよりも深く、親の代まで遡る⁉
ディオが石仮面の能力を手に入れたのはジョナサンがきっかけだった⁉

ちなみに僕は何なら仕えたいぐらいディオが大好きなのでディオが出るだけで、いるだけで熱中度が自分の中で跳ね上がるので、冒頭に点数はあまり参考にならないと書いたのです。

でも、感想書きながら思いました。
盛られた熱中度を-1したとしても、あえて控えめにした画力を+1したとしたら点 数としては同じなので結果的にはわりと素直な点数だと気付きました。

話は逸れましたが、個人的にはジョースター家の一族の絆とそれと真逆の人生観を持つディオの対立する立場と渦巻く感情を上手く描いた物語がジョジョの奇妙な冒頭の第1部、ファントムブラッド編です。

今回は珍回答ならぬ珍感想でしたが、最後まで読んでくれた方々、ありがとうございましたm(__)m


モノクロ版

カラー版