・タイトル
幽麗塔 第1巻
・本の概要
・見栄
・テツオ
・疑惑
・点数 84点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆
熱中度☆☆☆☆
・感想
恐らく、黒岩涙香さんの作品をベースにリメイクした漫画だと思われます。
読んでてものすごく惹かれるものはありましたが、この手の作品は書けることが限られてるので難しいですね……
言ってしまえば、人生ドン底付近の男性が怪しいとは思いつつ、半信半疑で人生一発大逆転を狙うものです。
とは言え、リスクを極力負いたくない派の主人公。
ダメだこの人……
一時期世間を騒がせたとはいえ、終わったと思われていた事件が再び蘇る。
容疑者死亡で真相は謎のままの事件がまるで再現されたかのように起こります。
犯人は同一犯か、はたまた真犯人は別にいたのか?
その他にもドロドロしていたり、気になる人間関係の模様がたくさんあります。
読みながらちょっと息が止まったり、固唾を呑んだり、ハラハラでスリリングな展開も多少なりとも用意されています。
1巻読み終わった時点の感想ですが、これマジで面白いかも……です。
まだ何とも言えませんが。
とは言え、幽麗塔には原作と思われる小説があり、そちらの舞台はイギリスなのですが、江戸川乱歩さんによるリメイク版は舞台が日本になっているようなので、機会があれば読み比べをしたいものですね…
それにしても漫画で見ると死番虫怖いっていうか不気味っていうか禍々しいっていうか……存在感が凄いです。
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