神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

ONE PIECE 第33巻

ONE PIECE 33 (ジャンプコミックス)

・タイトル

ONE PIECE 第33巻

・点数 88点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・本の概要
・海賊のゲーム
・ドーナツレース
・グロッキーリング
・コンバット

・感想
いきなりですが、扉絵のムササビルフィちょっと怖いwこれターちゃんのノリに近いかも?

デービーバックファイトとは何か?
それは、お互いの船長が合意の元で行う海賊のゲームです。

勝てば相手の船員を奪うことができ、奪われた仲間は速やかに相手の船長に忠誠を誓わなければいけません。
もしも欲しい船員がいなければ海賊の命でもある海賊旗の印(シンボル)を奪うことも出来ます。

賭けるものは『仲間』と『誇り
まさに海賊らしい『奪うこと』に特化した海賊同士の恐怖のゲームです。

第1回戦はドーナツレース。
オール2本、空ダル3個を使った手作りボートでのみ参加出来る妨害有りのボートレースです。
麦わらの一味からの参加者はナミ、ウソップ、ロビン。

ウソップの秘策(実験)のインパクトダイヤルで一発逆転の超加速が出来たのですが、その威力故にウソップの肉体は悲鳴を上げます。

しかし、ナミは「(ウソップの肩が)壊れたって構わない」とウソップに言います。
どこまでが本気か分からないですが、ナミのこういうとこは嫌いです。

ナミの何も信じない心が罠を破り、敵側が純粋に引っ掛かる……少年マンガとしては微妙な展開。

勝利目前、フォクシーの秘策『ノロノロビーム』がナミ達を襲います。

取られた仲間は……言わないほうがいいのかな?
とりあえず非戦闘員です!

このゾロ格好いい。このセリフから察する人は察すると思いますが……

『ガタガタぬかすな(名前)!!!見苦しいぞ!!!』

『お前が海に出たのはお前の責任!!!どこでどうくたばろうとお前の責任!!!誰にも非はねェ』

『海賊の世界でそんな涙に誰が同情するんだ!!?』

『勝負を黙って見届けろ!!!』

この容赦ない感じと感じられる覚悟……格好いいです!


第2回戦はグロッキーリング。
ルールはフィールド上にある2つのゴールに対してボールをリングに叩き込んだほうの勝ち。ただし、ボールは人間。
というものです。

ゾロが勝手にサンジをボールにします(笑)
サンジは当然、文句を言いますが、ナミに似合うと言われて引き受けます(笑)

パワー自慢のグロッキーモンスターズに対してパワーで対抗出来ちゃうのが麦わらの一味の戦闘員にしてルフィの右腕のゾロとサンジです。
相手の必勝コンボを寸前でかわします。

審判が『偶然見ていない』という理由から敵だけが凶器を使い、鉄のサポーターやトゲ付きの肩当てに直撃するゾロとサンジ。

倒れた2人が密かに交わした会話が熱い。

『……おいコック、10秒手ェ貸せ』

『……妥当な時間だな』


無刀流竜巻とか、片手で魚巨人(魚人と巨人のハーフ)の体を浮かせてリングに叩き込むとか、ゾロのパワーが規格外すぎてww

そしてサンジのその表情……完全に信じてたって顔してますね!!

ナミの悪魔の策略によって、オヤビンを取ってしまえば3回戦は不戦勝なんじゃないかと提案されますが、満場一致で「アレはいらない」と拒否られるオヤビン……可哀想。
ルフィ達は無事に仲間を取り戻します。


第3回戦はコンバット。
ルフィとフォクシーの一騎打ちですが……「ケンカとゲームは違う」と不敵に笑うフォクシー。

コンバットのルールは、鉄球が落ちた場所から半径50m(直径100m)の円内が戦場となり、円内のものなら武器も使用可能、相手をエリア外に出せば勝ちとなります。

仲間としてはいらなくてもフォクシーバッジを買うルフィとウソップは限定モノに弱いのかな?w

うん……サンジくんは格闘技観戦好きなんだろうね?w

フォクシーの何度食らって倒れても立ち上がるルフィ。

『俺の仲間は……誰一人……死んでもやらん!!!!』

一瞬格好いいと思ったけど、この勝負受けたのがルフィである以上別に格好よくなかった。

・まとめ
扉絵にあのうっかり神官出ますよ!

3つの対戦が入ってますが、それぞれが独立してて面白かったです!

個人的には空から実況してくれる人の煽り方というかキャラクター好きです!

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