・タイトル
サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~ 第1巻
点数 76点
ストーリー☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆
・本の概要
・海崎千景の場合
・妨害大作戦
・僕らのスタンス
・立場の違い
・大人と子供
・相性
・友達の作り方
・謝罪の方法
・勘違い
・敵認定
・青天の霹靂
・とある日
未成年だからか口が悪い。
つまり、思念の攻撃性がかなり強めで見る人に不快さを与える可能性大です。
クズではないんですけどね、思春期なので一定の部分に目を瞑れば理解はしてあげられるかと。
サトラレが学校で官能小説を読むともはや事件だね⁉️
とばっちりを受けた子可哀想に……。
本部から派遣された新人の神内甚くんが初手からやらかしおった。
よっちんのフォローは流石の一言だけど、これはこれで怖いな、この子。
サトラレを特別甘やかす世界を作りたいのではなく、サトラレが普通に生活出来る世界にしたいっていうの素敵な考えですね、無理に合わせてないから時には衝突するけど、その分、心開かれてるんだろうなぁ~
賛否両論出そうな甚くんですが、個人的にはわりと好きです。
友達って自然になるものだから作ろうとすると拗れるのはそういうことかも?
でも、神内くんが嫌われすぎて思念が神内くんの嫌悪感のみになって他の生徒のストレスが軽減されてるなら一応役に立ってんじゃん?気の毒ではあるけど。
サトラレだと悟らせない為に我慢。それは最低限のルールかもしれない。
でも、それと、心に土足で上がり込んで踏み荒らされても黙ってるのは違うと思う。
そういう判断か、これ。
サトラレが成長する機会を全うに与える。
やるね、リーダー。
普通の読者には盲点であり、失念しがちな「サトラレに好んで近付く人はいない、近付くのは対策委員のみ」という事情から、人を傷付けたり、人に傷付けられたりのない人生を送っていたからこそのあの態度で、正面からぶつかってこられたら「自分が傷付けた」という事実に悩み、好き嫌いは関係なく、「謝れない人にはなりたくない」という発想に至れるのだから、根はいい子なんだと思います。
どっちも不器用で意外と純粋だからちょっとしたコメディみたいで面白かったけど、サトラレに「敵」って認定されるの怖いね、想像するだけでも相当な精神的負荷だ。
サトラレに喧嘩売るのは逮捕案件にはならないんだっけ?
バレなきゃいいのか、そこまで強いられたら大変だもんね、この世界の一般人。
甚くん目線だと全部新鮮に見えるし、原作の「サトラレ」を知ってるけど、こっちは初見の読者に近い感性の持ち主って感じで親近感沸きます。
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