・タイトル
君に届け 第19巻
・点数 100点+++
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度⭐⭐⭐⭐☆
・本の概要
・大晦日
・宿題
・選択肢
・底にあるもの
・感想
風早くんの知られざる苦労と努力に泣いた。
KENTくんもケントガールズもいい子過ぎて好き。
最初からクライマックス!ってぐらい心は動かされてるけど、ちゃんと緩やかにだから緩急はしっかり付けられている。そこも素晴らしい。
でも、ちゃんと風早くんが持っていく。
周りをおざなりにせず、且つメインを立てるのって自然に全てをこなすのは難しいと思うから純粋に凄いって思う。
黒沼さんの愛情表現ってもしかしたら本当に重いのかもしれないけど、個人的にはすごく好き。
「幼馴染み」はお互いのことを子供の頃からよーく知ってるから恋愛関係にはなりづらい。とは言うけれど、「居心地のいい存在」、「家族に最も近い他人」というアイデンティティを崩したくないって無意識下で思ってるからそうならない。みたいなところはあるかもなぁ~って読んでて思いました。
難しいよね、本当に隣同士で同い年の幼馴染みの男女は。
「もう一回高校野球をやりたかった」は深いな。
プロになったら出来んもんなぁ~
これは……もしや、あやねちゃん主人公モードに突入か⁉️
安定はしてきてるけど、ある意味最も不安定なところだからなぁ~
気になるよね!
ピンが意外とちゃんと先生なのはもはや言うまでもないけど、そんなピン先生の進路面談が何だか好き。
突拍子のないことでも否定はしないし、わりとその人に合った対応をしているからやっぱり教師なんだな。って思う。
高校生の恋愛を描いた作品の中で自分がハマる作品の共通項の1つに「進路」で夢よりその場の私情を選ばない。があるんだけど、黒沼さんがどうするかは分からないけれど、風早くんはちゃんとしてたから改めて凄い子だと思った。
いっぱい考えていっぱい悩んで……ってのは本当に10代の特権だからその権利は使える内に使った方がいい。
これは大人になると常々思います。
確かに、実際には何も考えてないだけなのに、「今を生きる」って言うと格好いい気はする(笑)
ピンの予想通り、お父さんがやって来た風早くんの三者面談は波乱なのか⁉️嵐なのか⁉️
答えは次巻にて。
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