・タイトル
君に届け 第20巻
・点数 100点++++
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度⭐⭐⭐⭐⭐
・本の概要
・好きにしろ
・提案
・それぞれのバレンタイン
・そんなかお
・感想
表紙的に不穏⁉️いや、ミスリードか⁉️
結論から言えば、ミスリードではなかった。
進路絡みの三者面談は親子喧嘩にも繋がるのか、そうなのか……でも、そりゃそうだよな。って思った。
どちらの言い分も分かるから見てる分にはちょっと苦しいけれど。
「好きにしろ」に対しての「やっぱ俺、超勝手」か……時系列の違うそれぞれの発言を繋げられる黒沼さんこそ、ちゃんと真剣に人を見てるいい子だよ、分かってはいたけれど。
だからこそ、ハッと気付かされる。
いやー、いいカップル過ぎるぜ、風早・黒沼カップル。
最初から現在までお互いをちゃんと見てて、でも若いから自分のことは見えてなくて。
でも、未熟だからこそ補い合える関係性がすごく素敵。
そんで、風早家って夕食は喧嘩しながらも一家団欒スタイルなんだね!それもよき。
さわこ先生って懐かれるか、さだこ先生って気味悪がられるかの二択の未来は……まあ、想像つくよね、悲しいけれど。
ちづちゃんに「あたしのどこが魅力的だと思う⁉️」
って聞かれて露骨に固まる風早くん可愛い(笑)
困ったんだろうねww
あやねちゃんはさすがよね(笑)
ちづのいいとこはアホなとこ。
うん、それは間違いないww
そんでもってほんとピンがいい先生過ぎる。
それなりに親しい人みんなに同じ質問してるちづちゃんのアホな質問にストレートに返したり、長所を説明した上で進路を提案したり。
結構真面目に理想の先生像の1つではあると思います。
普段がアレ過ぎて騙されてるのかもしれないけどw
風早くんのお父さんからしたらピンは少年野の球教え子。
龍やちづちゃんの父母からすればピンちゃん。
と距離が近い感じはするけど、他校から来たあやねちゃんのお母さんは「先生」って呼んでるからやっぱまともぶると先生なんだな!
カップル同士のバレンタインもなんかドキドキするね!!
「今渡す⁉️」
「今貰える⁉️」
みたいな緊張感は初々しくて可愛い。
バレンタインとかお構い無しにやたら仕事頼んでくる教師陣はあるあるなんだけど、教員サイドからしたら多忙や日々の蓄積疲労だったりでそれどころではなかったり、そもそもそんなイベントにかまけてる余裕もなく、気付かないパターンもありそうだなぁ~
ただ、校則厳しい学校だとそもそもバレンタインの生徒のチョコ持ち込みを取り締まるから教師としては先んじて手を打つ。という側面もあるのかもしれない。
いつ渡そうとか、今年も他の子からは貰わないかも……ではなく、雪が降らなければ、係の仕事がなければ……でもなく、とにかく早く渡せばよかった。彼女だからってあぐらかいてたのかも。みたいな考え方はわりと好き。
そして……くるみちゃんだぁぁぁ!!
久しぶり!元気だった??元気そうだね!よかった!!
くるみちゃんは性格悪くないよ!
ちょっと黒いとこもあったけど、根は真っ直ぐで可愛いんだから!!
くるみちゃんの成長が止まらんね!好きだ!!
でも悲しいけど彼女は前座だ。それは認めよう。
そして、真打ちである風早くんの成長も凄い。
本当に変わったよなぁ~、いい方向に。
それを受けて、恋人の風早くんと友達のくるみちゃんを見て、黒沼さんもゆっくりとしっかりと成長していく。それが素敵だ。
ここぞとばかりのキスシーンもねw悪くはないと思う!
バレンタインに気持ち伝える覚悟も断る気力も大変って話の余韻はなくなったけどね(笑)
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