・タイトル
ハチミツとクローバー 第7巻
・点数 100点++
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度⭐⭐⭐⭐☆
・感想
無計画自転車旅で思わず口ずさむ曲が「ガンダーラ」って渋いね、竹本くん(笑)
未亡人を被害者とも加害者とも捉えた
「夕暮れみたいに永遠につづく霧雨の国なのだ」
「まるで雨にぬれた花みたいに」
って表現するの凄い。
詩的で抽象的なのに案外的確。
山田さんは初対面だったはずなのに、感性が凄いなぁ~って思います。
安くてキツい……その実は?
日当4200円で実質的には16時間労働なら時給にすると300円は切るってことか~
でも、三食寝床付きなら劣悪環境とも言えないかな?
お金は貰えても他が酷いのとどっちがいいかだよね、そこら辺は。
早朝に朝昼の献立と実際に大人数分の食事を同時に作り置きするのは介護職とか病院とかもあるんだろうけど、若い働き盛りの男7人の14食っていうのがミソだよね💡
時給にするとあれだけど、日当だから月収はちゃんとした額貰えるから体力あって人付き合いもお節介も好きで手際いい人にはいい職場かもね!
子供が子供なのは、大人を何でもわかってると思ってるところって深いよなぁ~
確かに、大人になったからって特別なヒーローになれるわけではない。悲しいけどね。
答えを目指して走ってる若者に対して、答えなんて初めからない。とした上で、「自分で本当に気のすむまでやってみたか」って指針をくれる棟梁格好いい。
あと、不幸自慢の意味のなさも教えてくれたよね、それは僕も思う。
不幸って過去ですもんね、今と未来が充実すれば過去なんて関係ないもの。
うーんw森田さんは凄い人なのか凄くない人なのか分からんね(笑)
竹本くんの話よかったなぁ~
と同時に、はぐちゃんの話と間接的に繋がってる構成力に脱帽でした。
「辿りつきたい場所」をもったとき、無私の心で描く力を失った
無邪気というのは意識した時点で逸してしまう。
「好きなもの」を「楽しんで」という言葉は美しい
――でも、その 何と むずかしいことか
趣味と仕事のラインでわりと多くの人が苦しむラインでもあるので、結構共感される方も多いのではないでしょうか。
岩手と言えば、宮沢賢治。
懐かしい、その時代!
菊池雄星くんや大谷翔平くん、佐々木朗希くん等を輩出する前の時代はそうでしたね!
せっかくなんで、おまけに付けましょう。
宮沢賢治さんもさることながら、「天の川」も見事に結び付けて自然に繋がってるから凄い。
竹本くんの自分探しの旅は無計画な突拍子もないもののはずだったのにこんなに感動するなんて……ダイジェストなのに。
分かりやすく感情移入してました。自然とね。
夏祭りの型抜き!小学生の頃は好きでした!
中学生ぐらいで何が楽しいのか、同級生の男の子達があんなに群がってる理由がわからなくなりましたけど(笑)
竹本くんめっちゃ主人公してるし、竹本くんといる時の真山さんが一番好きかもしれないし、なんかもうハチクロだぁ~(*´ω`*)って感じなんですけど、竹本くんが成長し過ぎてサラッと告白して「⁉️」ってなったけど、はぐちゃんもサラッとしてた。
この苦さもまた、ハチクロだ。
番外編は意外な人物がピックアップされるのが見所だけど、まさかのローマイヤ先輩!
ローマイヤ!ローマイヤ!
確かにね、たまには何も考えずに童心に帰りたくなる気持ちも分かります。
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