・タイトル
いぬやしき 第10巻
・点数 100点+++++
ストーリー☆☆☆☆☆
画力⭐⭐⭐⭐☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度⭐⭐☆☆☆
・本の概要
・自分にできること
・父死にたまふことなかれ
・アルマゲドンだったら
・それでも絶望に抗う
・なんでここに……?
・誰が為に。
・犬屋敷壱郎
・LAST HERO
・感想
むせび泣く麻里ちゃんがひたすら可愛い。って言うと人格疑われそうだけど、言い方とかそういうのがやっぱり子供っぽくて、お父さん大好きなのが伝わってきてほんと可愛い。
そんで、ハナコは犬だけど、多分この子も犬屋敷さんの子供なんですよね、付き合いは短いけど、そういう絆を何となく感じました。
うーん、やっぱり安堂くんはちょっとズルい気がする。
いや、役には立ってるから強くは責められないけれど。
隕石に立ち向かう犬屋敷さんの描写の画力凄っ。
なんというかその……絵画展を見てる気分でした。
謝っても遅ぇし、ごめんですまねぇよ、クソ安堂。
って正直思わなくもないけど、獅子神くんはそれで報われたっぽいし、許します。
ただ、こういう奴ほんと嫌い。
偶然あの場所に居合わせ、同じ能力を得て正義と悪の象徴として世間から評価されることになった2人。
そんなことはどうでもよくて。
誰かの為に命を投げ出せるのって凄いと思う。
普通出来ないから。
しかもその事実が民衆に伝わることはないのだから。
クライマックスの基本画だけで伝えるこだわり凄かったですよね、稚拙な表現しか出来なくて恐縮ですが、圧巻の一言でした。
そして、英雄は報われない。
特に平和ボケした日本では楽観的に生きてる人も多く、英雄則ち命の恩人の息子と知らずにいじめを繰り返す。変わらない日常に逆戻り。
英雄と関わりのあった人物達は自らの意思で変われたけれど……って感じで、これは救う価値のある人種なのかを問われてるのかもしれない?とさえ思ってしまった。
ちなみに推しキャラ麻里ちゃんは希望溢れる未来に走り出せそうで一安心でした。
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