・タイトル
LIAR GAME 第19巻
・点数 80点
ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ⭐⭐☆☆☆
テンポ☆☆
熱中度☆☆☆☆
・本の概要
・不均衡
・魏と倭
・罠
・究極の選択
・危険水域
・作戦通り
・唯一の盲点
・均衡状態
・思い込み
・託した一手
・裏切り者
・ヨコヤノリヒコ
・LIAR GAME
・感想
不憫と言えば不憫だけど、仲良いわけでもないのに心酔しきってるのは問題あると思うし、同情は出来ないかな。
魏と倭は歴史の上では友好的だったと思うけど、ここでは敵対関係。
それも興味深いけど、どちらも委ねるという字が入ってて、鬼に委ねる魏と人に委ねる倭という秋山さんの発想面白いなぁ~
うん……やっぱり仮面の奴らうるさい。
仮面が言ってるルートになればナオちゃんが完全に空気になるからそれを上回る凄いことが起こると僕は思いました。
そうじゃないと、こんなところで結末明かしただけになってしまうので。
ロン毛の髭さん、ずっと感じ悪く見えたけど、素直(愚鈍?)でありつつ、「カンザキさん」と呼び、謝罪の意は伝える辺り、順番が違えば味方になれたんだろうなって思います。
どれが誰かは知らないけど、誰かがそれっぽく戦況を予想して、それに乗っかってるだけの奴らが自分達も今しがたまで騙されていたことを棚に置いてプレイヤーを小馬鹿にする発言腹立つなぁ~
こいつらがちょくちょく重要案件みたいに言う「我々の正体」は何となく分かっているつもりですが、それはこの愚鈍さがヒントになっているので、僕の望む仮面が黙秘だとノーヒントということなので、結局はこれが最適解ということなんだろうなぁ~
だとしても自己主張激しすぎて嫌悪感MAXですが。
(仮面達の話)優秀なのは基本1人で、状況をちゃんと見れてるのはその人だけかな。
もう他の人達黙ってていいよ、テンポ悪くなるし。
いや、1人の仮面が優秀というよりはアキヤマさんが暗躍しているモニターを見て得意気に語ってるだけの奴?
その可能性もありましたわ。
うわ~、冒頭の人に委ねる、鬼に委ねる、がここでもう一回来るとは……個人的に好きです。
そして、何より素晴らしいのは努力の甲斐も虚しく、ヨコヤさんの前に右往左往していた「カンザキナオ」を主人公に戻した技術。
作中では2回目ですね、好きです。
LIAR GAMEの終幕はまあ…普通?
嫌いではないどころかむしろ好きではありますが、仮面の正体は予想通りでしたし、まとめ方は綺麗なので、最初の想像と比べて思いの外普通という意味です。
ヨコヤさんをずっと見守っていたラブレーさん、カンザキ・アキヤマコンビをずっと見守っていたレロニラさんの正体は人によっては思うとこあるかな?って感じではあります。
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